wa165
一宮友歩会・第38回例会  
【史跡巡りシリーズ・西尾張編part9】

扶桑町から犬山市


第38回例会「史跡巡りシリーズ・西尾張編part9」は平成24年6月2日(土)、名鉄犬山線
柏森駅集合で行いました。柏森駅がきれいになったことに驚きました。駅前広場で出発式です。

(写真には平成23年11月6日の下下見、平成24年4月28日の下見時のもを含みます) 

 
柏  森  駅
 


まず柏森駅近くの専修院です。この寺院の東門は犬山城の矢来門を買い取ったものです。


専修院・東門
 


次は、車の少ない安全な道を選んで3km近く歩き悟渓屋敷です。悟渓屋敷は
禅僧悟渓宗頓出生の地と言われています。ここも扶桑町指定文化財になっています。
境内には立派なしだれ桜があり、今では青葉が見事に繁っていました。


悟渓屋敷 

悟渓屋敷のしだれ桜 


そして木曽川河川敷の扶桑緑地公園に出ました。まず般若用水元杁跡を見ました。
ここで日本河川協会会員の方から説明を受けました。


 般若用水元杁跡
 


扶桑緑地公園の中を歩き、小淵の渡し址碑などを見たのち、尾関朱傘製作所をめざしました。

   


尾関朱傘製作所は扶桑町の無形文化財工芸技術に指定されていて、
儀典用端折長柄傘を製作されています。もう日本に数軒しかない技術で、14代目当主の方から
説明と工場を見学させていただきました。貴重な勉強ができ、皆さんに喜ばれました。


庭で当主の方からの説明 
 
工場内部


再び扶桑緑地公園をめざします。途中に扶桑町の特産・守口大根のモニュメントが立っていました。
守口大根の栽培されている畑の中を通り抜け、扶桑緑地公園、続いて木曽川犬山緑地です。
犬山緑地で昼食です。午後の出発前に参加者の集合写真も撮りました。

 
守口大根モニュメント
 
 
守口大根の栽培地
 
木曽川犬山緑地での昼食

参加者集合写真(木曽川犬山緑地) 


午後は最初に先聖寺です。住職の方から楽しく20分ばかりの法話を聞かせていただきました。


先聖寺山門 

本殿前の木魚と柱(石製)の彫刻 

法話をされる住職 

龍の天井画 


針綱神社元宮跡を見て犬山市本町を歩きました。電線地中化や町おこしで様子がすっかり変わりました。
昔の雰囲気が蘇り大変な人出です。日曜日には歩行者天国をされているようです。
黄門さんの姿をした人を見かけたので、来てもらって一緒に写真を撮りました。

 
針綱神社元宮跡碑
 
歩行者天国案内板
 
本町の風景
 
黄門さんと一緒に


その後は名鉄犬山線を東に越え、郷瀬川、新郷瀬川沿いに歩きます。
そして延々と緩い坂を登りひばりヶ丘公園へ向かいました。竹林の中も歩きました。

   


ひばりヶ丘公園からは広い愛知県犬山浄水場が一望できました。公園内を通り抜けます。


ひばりヶ丘公園・後方は愛知県犬山浄水場 
 


日本一大きい木製トラス橋と書かれた木精橋を渡ると小野洞砂防公園です。
ここで愛知県建設部の砂防課長さんから説明を受けました。
その後、砂防施設を見ながらゆっくり公園内を下りました。

 
木  精  橋
 
小野洞砂防公園

説明される砂防課長さん 

公園内を下る 


名鉄広見線の富岡前駅にちょうど3時半に着きました。雨の心配もない曇り空で
晴れて暑くもなく、この時期として歩きやすく、事故もなく例会を終えることができました。
今回も説明等多くの方の協力をいただき、この場を借りて御礼申し上げます。


川柳&ウォーク