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あおなみ線part5   中島コース


 
あおなみ線中島駅
    孫とのあおなみ線ウォークは、気にはしていたが2回分を残して中断していた。ところが一宮友歩会第36回例会で一番割観音堂を訪れることになり、この中島コースが番割観音堂を巡るコースだったことを思い出した。

 早速に孫を誘い平成23年12月18日(日)中島コースに出かけた。36回例会の下見は前日の17日だったので、2日続けてのウォークとなった。

 9時にあおなみ線中島駅に降り立つ。あおなみ線をくぐり東側を線路に沿って歩く。朝は冷えたが好天である。


まず駅近くの二十番割観音堂である。行きすぎて、尋ねて戻る。
正徳町一丁目神明社と隣り合わせである。


 神明社と20番割観音堂

 観音堂内部


あおなみ線ガードをくぐり西側に出て、この後は西に向けて庄内川まで歩くのである。
正徳町二丁目神明社を見た後二十一・二十二・二十三番割観音堂に来る。1ヶ所の観音堂に
3体が祀られているのである。ガラスがはめられていない箇所から撮った写真はぼけていた。

 ガラスがはめられていない箇所から覗き込む


荒子川を渡る。遊歩道が整備されていた。そして、二十五番割観音堂である。


荒子川水辺緑地(橋下流) 
 
橋上流
 
二十五番割観音堂
 


小碓神明社に来る。清掃に多くの人が集まっている。伊勢湾台風で折れた黒松が立っている。
近くにいた婦人に二十六・二十七・二十八番割観音堂の場所を聞く。
近くだから案内すると言われるのでついて行く。


小碓神明社 
 
頂部の折れた黒松


その婦人はこの観音堂にいた2人の婦人に「お二人さん案内!」と言って別れられた。
そして、2人の婦人に話しかけると「隣だから鍵を取ってきましょう」と言って鍵を持ってきて
中にあげてもらった。そして、毎日輪番制で供物をあげたり、清掃をしていること、
毎月第3日曜日に観音講があることなどの話を聞いた。今日はその観音講の日である。
この観音堂では午後1時くらいに参拝であるという。残念ながら少し早かった。

   
   

掲示してあったご詠歌 
 
掲示してあった当番の順序図


いろいろ話を聞いてほのぼのした気分になりながら二十四番割観音堂に向かう。
うっかり通り過ぎるところ、孫が「ここではない?」と言って教えてくれる。

   


そして最後の二十九・三十・三十一・三十二・三十三番割観音堂に着く。ここは神明社の裏である。
中を覗くと座布団が敷かれ、ご供養物がそえられ観音講の準備が終えられていた。

   
   


ここから庄内川まで百曲街道である。確かによく曲がっている。途中真新しい地蔵堂もあった。

   
   


そして庄内川の見覚えのある橋のたもとに出る。人道橋の正徳橋である。平成22年2月6日の
一宮友歩会第24回例会「河川探訪シリーズ・庄内川編part1」で渡っているのである。

 
正  徳  橋
 
庄内川・正徳橋より上流


少し上流に歩き国道1号線に出る。後はこの1号線をまっすぐに東へ歩けば中島駅である。
途中空雲寺による。立派な黒松に驚く。新田開発に大きな功績を残した鬼頭景義の墓があった。

   
   
 


公園で昼食を取り、約8kmのウォークを終え、ゴールの中島駅に着いたのは午後1時であった。

 
アメリカンドックのケチャップを付けた顔
 
左が中島駅、道路は国道1号線


久しぶりの孫とのウォークに、歩く強さ、興味の深さなどその成長ぶりに驚かされた。
一緒に行ってくれる期間は短い。来年はもっと多くの機会を作りたい。


 
(前後談)   「縁とはかくも・・・」

(1) 一宮友歩会の河川探訪シリーズでいつも説明などでお世話にっているY氏から「堀川編part1」で、一番割観音堂によって欲しい話しを受けた。

(2)平成23年12月17日の下見で一番割観音堂を訪ねた。そこで清掃をしているN婦人に出会い、平成24年2月4日の例会の話をした。そしたら「当日お堂を開けておきます」という嬉しい話をしていただいた。

(3)そして翌日、孫とのウォークになり、26〜28番割観音堂の話になる。ここで毎月第3日曜日に観音講があることを知る。ますます興味が深まる。

(4)帰って早速、番割観音や観音講をインターネットで調べてみる。番割観音はバラバラとはあるが一番から三十三番までまとめて紹介したホームページは見つからない。観音講について、熱田区役所のホームページに少し記してあったが、問い合わせ先までは載っていない。

(5)19日の月曜日、熱田区役所に電話をして問い合わせ先を尋ねる。調べて後ほど電話をするという回答に、30分ほどすると電話がかかってくる。了解も取ったからと言うことで、電話番号を教えてもらう。

(6)早速に電話をする。婦人の方が出られ、観音講に参加したい旨を伝える。そして、集合場所、持ち物や注意事項などを聞く。

(7)最後になって「一昨日見えた一宮友歩会の会長さんでしょうか」と言われる。なんとその婦人は土曜日に一番割観音でお会いしたN婦人であったのだ。何という縁であろうか、楽しく愉快な気分になってきた。縁とはかくも不思議なものである。

(8)こんな縁は大切に、できれば早い時期に、できれば孫を連れて参加したいと思っている。その前に、N婦人とは2月4日に会えるであろうか、これも楽しみである。 


川柳&ウォーク