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一宮友歩会・第35回例会
【河川探訪シリーズ・天白川編part2】
植田駅から黒笹駅
平成23年最後の例会は12月3日(土)、「天白川編part2」として、part1のゴール・地下鉄植田駅集合で開催しました。 前々から雨の予報、そして予報通り夜中から雨です。そして予想通り、参加者は通常の約半分でした。 雨の中、傘を差しながら出発式も簡単に済ませます。歩き始めてまもなく天白川に出て上流に向かいます。堤防の紅葉も盛りで、好天ならさらによかろうが残念です。 (写真には平成23年1月30日下下見、10月15日の下見のもを含みます) |
前方は名古屋第二環状自動車道 |
右岸を歩いたり左岸を歩いたりしながら、自動車道を過ぎればまもなく
中部電力変電所です。ここには昭和11年に建設されて防空壕が残っています。
このようなところにコンクリート製の防空壕が残っていようとは驚きです。
この頃にはもう傘は必要なくなっていました。
防空壕入り口 |
変電所の南側には赤池城の址碑が立っています。ここでいつもの城愛好家の
方から第1回目の説明を受けました。自作の図を用いての説明です。
歩き始めて1時間くらいで龍淵寺へ着きました。ここには赤池城主の墓や赤池の地名
発祥の碑や樹齢400年以上のツブラジイなど見所の多い寺です。ゆっくり見学しました。
ツブラジイ |
赤池の地名発祥の地碑 |
マニ車(経車) |
赤池城主の墓 |
次には龍淵寺近くの天地社へ寄りました。この神社の旧本殿は日進市内最古の
建造物で、市指定文化財です。保護覆屋が設置されています。
ここでは元日進市職員の方が参加されていたので、説明をお願いしました。
いい人に参加していてもらったものです。
天地社・旧本殿 |
説明する元日進市職員 |
しばらく天白川から離れていましたが、再び天白川へ戻ります。
そして、いつもの日本河川協会会員の方から説明を受けました。
天白川に岩崎川が合流する地点からは岩崎川を歩き、白山宮へ向かいます。
白山宮にはちょうど12時の到着です。ここで集会場へあげていただいて昼食です。
外は濡れているので本当に助かりました。この神社には足の神様が祀られている
足王社が併設されており、痛みとり石などもあります。足の健康を祈って参拝しました。
前方の小高い森の中腹に白山宮がある |
白山宮本殿 |
集会場での昼食 |
本殿の前で集合写真 |
足王社と痛み取り石 |
階段を下りて次へ向かいます |
午後は白山宮近くの藤島城址碑をまず見ました。ここでも城愛好家の方から、
自ら地形を図り、自ら書いた地図を用いて説明を受けました。また説明資料には
自ら撮影した昭和41年当時写真の添付されていました。皆さん感嘆、感銘です。
藤島城址碑・裏面説明 |
再び天白川堤防を歩き、米野木城址碑が立つ日進市東部福祉会館に寄りました。
主目的はトイレをお借りすることです。コース作りで最も気を使うことはトイレの間隔です。
この付近でトイレが欲しくて苦労して探し、お願いすることができ全く助かりました。
いろいろ気づかいもしていただき、ありがとうございました。
日進市東部福祉会館 |
福祉会館内に立つ米ノ木城址碑 |
その後は天白川を淡々と歩き、また河川協会個人会員の方から所々で説明を
受けながら歩き、南山エピックという高級住宅地を通り抜け、愛知牧場へ向かいました。
後方は愛知用水 |
住宅地南山エピック |
東名高速道をが見えるとまもなく愛知牧場も見えてきます。牧場内で解散式です。
その後は自由に過ごしていただき、名鉄黒笹駅からそれぞれ帰宅に着きました。
雨上がりの紅葉は結構よく、見所も多く、説明は6ヶ所でしてもらいました。
もう3〜4時間早く雨が上がっていたら参加者数もかなり違っていたろうと思うと、
いい例会だっただけにより残念さが募ります。