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一宮友歩会・第32回例会  
【河川探訪シリーズ・天白川編part1】

柴田駅から植田駅まで



平成23年6月4日、第32回例会は梅雨の最中ながら好天の日で迎えた。
名鉄柴田駅に61名が集まった。
出発式後、伊勢湾台風殉難碑を見ながら源兵衛公園に向かう。

(写真には平成23年1月23日の下下見、4月23日の下見時のものを含む)


柴田駅に集う参加者

伊勢湾台風殉難碑


源兵衛公園でトイレ休憩した後、すぐ隣の須佐之男神社に参拝する。
須佐之男神社は山口源兵衛が源兵衛新田を完成させた時建てたものである。


須佐之男神社を後にするとまもなく天白川右岸にでる。
そして、日本河川協会会員のY氏よりの話を聞く。


天白川(下流名古屋港方向を見る)

堤防上での説明

大星橋での説明

川辺で遊ぶ水鳥

頭上を越えていく飛行船


東海道新幹線をくぐり、旧鳴尾学校舎や永井星渚生誕地を見た後、西来寺を訪れる。
西来寺には永井星渚(せいしょ)の子孫である永井荷風の追墓碑が建っていた。


旧鳴尾学校舎

永井星渚生誕地

西来寺・永井荷風追墓碑を見る参加者


更に上流に歩き、人道橋を渡って左岸に出、浦里公園を訪ねる。この公園には
鳴海争議で活躍した法学博士・雉本朗造(きじもとときぞう)の像が立っている。


人道橋より下流を見る

人道橋より上流を見る

浦里公園・雉本朗造氏像


更に上流の中江公園で昼食である。暑いくらいの日になり木陰が気持ちいい。
今回から参加者の集合写真を撮ることになり、この公園で撮る。


中江公園

参加者の集合写真


この公園から上流の天白川緑道は広くなる。
落差工も美しい。桜並木が続く左岸のすげた緑道もいい。


落  差  工

すげた緑道


天白区役所を過ぎるとまもなく天白川に植田川が合流する。
合流地点のすぐ下流にある護床工は都市景観賞を受けたという優れもので、
このようなところまで美観に配慮したことに感心する。音もいい。


天白区役所

名古屋市都市景観大賞を受賞した馬蹄形の天白川天白護床工


天白川にかかる寄鷺橋を渡れば植田下水処理場である。
この処理場は上部が全面覆われ、庭園、芝生広場やスポーツ施設になっている。


寄鷺橋(ニールセンローゼ型の人道橋)

植田下水処理場


処理場を通り抜け、街中を少し歩けばゴールの地下鉄の植田駅である。
駅隣の公園で整理体操をし、解散したのは2時半であった。


天白川の広々とした流れとよく整備され緑道、好天に爽やかな風で
気持ちよく歩けた。名所等の見所はいつもより少なかったが、
Y氏から至るところで丁寧な説明を受け、いい学習になったと思う。
また、日進市のT氏からは資料提供を受け、配布した。こうした協力は
本当にありがたいものである。この場を借りて御礼申し上げます。


川柳&ウォーク