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一宮友歩会・第30回例会  
【史跡巡りシリーズ・西尾張編part8】

旧甚目寺町から大治町史跡巡り

平成23年一宮友歩会最初の例会は2月5日(土)、名鉄本線須ヶ口駅に集合して
開催しました。ちょうど30回目の例会になりました。2月に入って寒さも和らぎ、
例会当日は穏やかな日になりました。そのお陰か70名近い参加がありました。

(白黒写真は平成22年10月23日の下下見、12月18日の下見時のものである)


須ヶ口駅前での出発式

五条川の法界門橋を渡って南下する


法界門橋を渡るとあま市甚目寺である。まもなく萱津合戦跡碑に来る。
碑には「いにしへの萱津ヶ原に名をとどむもののふどもの夢のまた夢」とある。


そして平成21年4月11日の「(第19回例会)河川探訪・五条川編part1」で訪れたことのある萱津神社である。


ここからは鎌倉街道を南下し、街道沿いにある実成寺(じつじょうじ)を訪れる。
本堂にあげて頂き、住職さんより20分ほど寺の歴史などの話を聞く。


実成寺山門

本   堂

釈迦涅槃像

住職さんの話を聞く


更に南下して三宮社神社に来る。ここの銀杏には一遍上人の御杖銀杏の言い伝えがある。


三宮社神社

御杖銀杏


大治スポーツセンターでトイレ休憩をした後、明眼院に来る。城愛好家の方より詳しい説明を聞く。


仁王像

配置図

明  眼  院
延暦21年(802)に最澄の弟子聖円によって開創されたと伝えられている。永正15年
(1518)に後柏原天皇の眼病を、ついで寛永9年(1632)には後水尾天皇の皇子の眼病を
治癒させたということで、明眼院の寺号を賜るとともに勅願所に列せられた。


キリシタン灯籠

大 日 堂

昭 光 門

小堀遠州の庭園

下下見(10月23日)時の庭園


昼食はすぐ西隣の馬島社で取る。そして、トイレはそのまた西の大治町公民館を
使わせてもらう。大治町公民館では吊し雛の展示がなされていた。


午後は馬嶋明眼院道を通って佐屋街道に出る。その後は佐屋街道を東へ、
名古屋に向けて歩く。自性院、国学者の栗田直政碑による。


馬嶋明眼院道碑(大治南小学校東門付近)

馬嶋明眼院道と佐屋街道分岐

自  性  院

栗田直政碑


新川橋に架かる砂子橋を渡ると、まもなく万場宿に入る。
光円寺、国玉神社などを見ながら庄内川に出る。


砂子橋(新川)

光  円  寺

国玉神社

万場宿跡説明板


庄内川に架かる万場大橋を渡って、すぐに七所社で休憩である。七所社は昨年の
2月例会でも来たところであり、昨年は雪が舞っていたが今年は穏やかな日であった。


万場大橋(庄内川・上部は名古屋高速道)

七  所  社


そして岩塚宿である。岩塚宿と万場宿は庄内川を挟んでひとつの宿である。
ここから近鉄烏森駅まで、佐屋街道は一直線である。


岩  塚  宿

佐屋街道の路面表示


3時に無事烏森駅到着である。いつものように解散式をして別れる。
今回もいろいろな人に協力してもらいながら良い例会ができた。
天候もこの例会日の5日を挟んだ数日が穏やかであったのみで、
その前後は風もあり寒かった。この点も含めて幸運であった。


川柳&ウォーク