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高浜鬼のみちと吉浜人形小路
平成23年1月9日、小学4年の孫と名鉄電車主催のウォークに出かける。
この孫との平成23年の初歩きである。高浜鬼のみちを歩くのは平成17年以来である。
家から1時間半、高浜港駅に9時半近くに到着。地図をもらって出発する。
鬼のみちはここが出発点である。至るところに鬼瓦が置いてある。
| 高浜港駅・出発風景 | ニコニコ鬼広場(駅前) | 
| 土留め壁にも瓦が設置されている | 浜 地 蔵 | 
20分ほどで森前公園である。園内のかわら美術館では巨大なシャチが迎えてくれる。
入園料を払って入館する。高浜市の産業、瓦をテーマにした珍しい美術館である。
森前公園から階段を登って観音寺にもよる。青空に陶製の観音像がくっきりとそびえ立つ。
| かわら美術館 | 
| 美術館2階より公園・観音像を見る | 観音寺・観音像(陶製では日本一の高さ) | 
道祖神や馬頭観音などを見ながら春日神社に向かう。
「おまんと祭り」で知られる春日神社である。狛犬も陶菅製である。境内には旧町内の
氏神様13社が遷されている。境内を取り囲む大山緑地を通り抜け中部公園に向かう。
| 春日神社 | 陶菅製の狛犬 | 
| 服部天満宮 | 大山緑地 | 
途中コンビニで肉まんを買い、行儀が悪いが食べながら歩く。これが何となく楽しい。
中部公園は初めてである。広い。ここで出発地点から6km、食事を取っている人もある。
そして、3kmで吉浜である。この地区の名産は「吉浜細工人形」である。
人形の町らしい雰囲気にはいる。先に吉浜駅でゴール受付をした後、人形小路の散策に入る。
| 吉浜駅・ゴール風景 | 人形小路の案内板(吉浜駅前) | 
人形小路一番館でマップをもらい、それにスタンプを押しながら歩くことになる。
| 人形小路一番館 | 秀吉の栄華(一番館) | 
| 車 引 | 
| 貝殻が模様をなす | 
吉浜ふれあいプラザや寄席・仲平座ののれんなども見ながら進む。
徳川三代の人形もある。今年の大河ドラマで人気を浴びるだろうか。
| 吉浜ふれあいプラザ | 寄席・仲平座 | 
| 竹や貝の細工が見える | 
柳池院と宝満寺に行く。この2つの寺で催される春の催事に、
村中総出で飾ったのが現在に残る細工人形であると言うことである。
伝承工房に寄って最後の人形を見てこの人形小路の散策を終了した。
8つの展示場で12個のスタンプを押した。
| 柳池院 | 細工人形製作過程説明図 | 
| 宝満寺 | 
| 「吉浜細工人形」は愛知県無形文化財に指定されており、竹などで作った骨組みの上に、自然物 (貝殻や種子、木竹の皮)などを飾り付け、歌舞伎や伝説、縁起物などの場面が製作される。 展示内容は時折変わるようであるが、今回は次のようなものであった。 (1)秀吉の栄華 (2)射放弓 (3)篤姫 (4)車引 (5)吉浜音頭 (6)竜馬伝 (7)一休さん (8)花咲爺さん (9)水戸黄門 (10)徳川三代 (11)鞍馬天狗 (12)風林火山 | 
その後コンビニで昼食を買い、吉浜駅近くの丸畑公園で食べ、電車に乗って帰った。
こうして約10kmのウォークを終えた。朝方は冷えたが、歩いている間は穏やかな好天、
思いがけなく知り合いにも一人ならず会い、楽しいウォークであった。
 川柳&ウォーク
川柳&ウォーク