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一宮友歩会・第27回例会 
 【河川探訪シリーズ・庄内川編part2】


東枇杷島駅から新守山駅


 平成22年7月3日(土)、第17回例会を東枇杷島駅集合で行う。ここから庄内川に沿ってJR新守山駅まで上流向けて歩くのである。

 前日の天気予報では終日雨の予報。朝起きてみたらいつ降り出してもいい空模様。そんな中で参加者は46名となりました。
 駐車場を借りて出発式を行う。出発式途中からポツポツと降り出す。雨の用意をして出発である。


(白黒写真は平成22年3月13日の下下見、5月15日の下見時のものです)


出発してすぐに美濃路に出る。枇杷島の地名の元となった娘を祀る清音寺、
美濃路の記念地を見て枇杷島橋を渡り、右岸に出る。


清 音 寺

美濃路記念地


庄内川右岸の小段を利用した遊歩道を歩く。このころになると傘が必要になる。
雨を避けて、新名西橋の下で庄内川河川事務所の課長さんから話を聞く。


新名西橋橋下

パネル写真を使っての説明

説明される庄内川河川事務所の課長さん


堤防天端に出てから庄内緑地公園に入る。


庄内緑地公園は洪水時の遊水池である。そのため堤防の一部が下げられている。
そんな話を課長さんから公園の中でも聞く。


切り下げられた堤防(手前が公園)

説明を聞く参加者

公園の中の松林


庄内緑地公園の中を通り抜け、庄内川橋を渡り再び左岸に出でる。
名塚砦跡の白山神社を経て、庄内用水に出る。そして、
用水脇に作られた稲生ヶ原の合戦の死者を祀る庚申塚に寄る。


白山神社(名塚砦跡)

庄内用水

庚申塚(稲生ヶ原古戦場跡)


整備された庄内用水遊歩道を上流に向かって歩く。
下下見時の時は空であったが、今回はたっぷりとした水が流れていた。


平成22年3月13日の下下見時


用水脇の伊奴神社に寄る。境内には大相撲・伊勢ヶ浜部屋の
土俵が設けられていたが、来た時にはもう稽古は終わっていた。


更に上流に歩き、横断歩道橋を渡ると光音寺公園である。
ここで「庄内用水を環境用水にする会」の事務局長さんに迎えて頂いて、庄内用水や
この団体の活動などを聞きました。活動の結果、今後は通年通水になると言うことでした。


光音寺公園

事務局さんの話を聞く


まもなく国道41号に出て、北区スポーツセンターに行く。
光音寺公園で昼食予定であったが、雨のためスポーツセンターを借りての昼食である。


国道41号(高架は名高速)

北区スポーツセンター


昼食後はふれあい橋を渡って再び右岸に出て、まず西八龍社である。
更に護国院、味鋺神社に参拝する。


ふれあい橋

西八龍社

護  国  院

味鋺神社


今度は水分橋を渡って再び左岸である。橋の上流には庄内用水頭首工があり、
ここより庄内用水、堀川に水を取り入れている。人造石工法の元杁樋門を見学する。


水分橋と庄内用水頭首工

元杁樋門(後方)


樋門見学後30分ほどでJR中央線近くに来る。ここの堤防で解散式である。
このころには雨も上がる。そしてアサヒビール工場に向かう。


アサヒビール工場では約45分の工場見学後、試飲会場である。
疲れた体に美味しいビール、皆親しくなって大いに盛り上がった。


JR中央線新守山駅よりそれぞれ自宅に向かった。



寺さんのウォーク・トーク

◎私には6月28日に母が亡くなり、葬儀を終えたばかりの例会日となった。
もう1日葬儀が遅れていたら参加は難しかったろう。
何とか参加でき、それなりに運営を進められヤレヤレであった。

◎しかし、会始まって以来の最悪の天気模様であった。終日雨の予報に、
朝からいつ降り出してもおかしくない空模様。参加予定の多くの人が
欠席された。それでも46名の参加者はありがたかった。

◎一宮友歩会として初めてビール工場の見学を取り入れた。それだけに
多くの参加者を見込んでいたが、雨に見込みが狂ったのは残念であった。

◎終日降ったもののそれほどの強い降りではなく、庄内川河川事務所の
課長さんや「庄内用水を環境用水にする会」の事務局長さんなど、
有意義な話を聞かせて頂いて、参加者には喜んで頂いたと思う。


◎私はビール工場の見学は控えて帰ったが、参加された人には
多くの人と親交を深められよかったようである。
1年に1回位、こうした機会を設けられたらと思う。



川柳&ウォーク