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一宮友歩会・第26回例会
【史跡巡りシリーズ・東尾張編part3】
小 牧 市 (西部) の 史 跡
平成22年6月5日、岩倉駅近くの神明生田神社(にぎわい広場)に、60名の方が集まる。
今年最高気温になる予報である。いつものように準備運動をして出発である。
岩倉団地の南側を歩き、矢戸川を渡ると小牧市である。(写真には下見時のものを含みます)
出発式 |
矢戸川(後方は岩倉団地) |
矢戸川沿いに設けられた緩衝緑地を歩いて五条川左岸浄化センターにはいる。
水処理施設の上部がグラウンド化されており、そのグラウンドで所長さんより説明を受ける。
更に所長さんの案内で場内を見て回る。30分以上の説明を受けた。
水処理施設上部のグラウンド |
水処理施設(最終沈殿池) |
コンポスト棟 |
管理本館 |
巾下川を渡ると後方には浄化センター、前方にはこれから行く日吉社のクスノキの大木が見える。
後方は浄化センター |
日吉社のクスノキ |
日吉社のクスノキ(市指定天然記念物) |
小木には3基の大型古墳があり小木古墳群と呼ばれる。浄音寺古墳を見た後
宇都宮神社古墳である。宇都宮神社には陸軍大将渡辺錠太郎の柏もあった。
浄音寺古墳 |
宇都宮神社 |
宇都宮神社古墳(県指定史跡) |
渡辺錠太郎お手植えの柏(株のみ) |
更に甲屋敷古墳を見た後は先を急ぎ、国道41号を渡りる。
甲屋敷古墳 |
国道41号 |
そして、日本では珍しいお乳のお寺の間々観音である。
間々観音・山門 |
手水舎 |
慈乳観世音 |
十三重之塔 |
小牧山にはちょうど12時の到着である。麓の公園で緑陰を選んで昼食をする。
小牧市歴史館(小牧城) |
歴史館内部 |
展望台から名古屋方面を見る |
小牧神明社を裏口より入る。すぐの大きな小牧祭山車格納庫がある。
市指定有形文化財の山車が5台格納されている。格納庫の大きさだけを見てもらつもりだったが、
係の人が見えていて、シャッターを上げ中を見せて頂くことができた。思わぬ幸運であった。
神明社・連理のクスノキ |
次は西町の稲荷堂である。元は名古屋市の建中寺にあったものを移築したもので、
これも市指定有形文化財である。更に東隣の西林寺に寄る。
ここには二・二六事件で散った陸軍大将・渡辺錠太郎の胸像が建っている。
西町の稲荷堂 |
西林寺・渡辺錠太郎の胸像が見える |
稲荷堂を少し南下し、左にはいると小牧御殿と蟹清水砦跡の碑がある。
蟹清水砦跡碑の前で砦にまつわる話を聞く。
道路を挟んで左・蟹清水砦跡、右・小牧御殿 |
小牧御殿 |
蟹清水砦跡 |
上街道(木曽街道)に入る。いろいろ見ながら小牧宿へ来る。
小牧宿説明板に隣接する岸田家を説明を頂きながら見学させてもらう。
高札場(啓運寺境内) |
福禄寿と小牧宿の説明板 |
岸田家(市指定有形民俗文化財) |
岸田家内部 |
後はゴールの小牧駅に急ぐだけである。小牧駅前のメロディーパークに着いたのは3時を過ぎていた。
桃花台線(廃線)・Uターン高架 |
メロディーパーク |
26回にわたる一宮友歩会例会で、最も短い歩行距離(約12km)だと思われるが、
6時間近くかかった。1カ所毎の説明、見学時間が長かったからであろう。
特に五条川左岸浄化センターの見学は普通にはなかなか機会がないだけに
好評であったようだ。小牧市歴史館もいつもと同じの会費で入場してもらった。
暑かったが、爽やかな風もあり、事故もなく良い例会ができたと思う。
川柳&ウォーク