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あおなみ線part3
荒子・南荒子コース
平成22年2月21日(日)、孫との3回目のあおなみ線沿線ウォークに出かける。
出かけに当たって、一宮友歩会に参加している中学校の同級生に声をかけたら、
4名が来た。一人は小学2年の孫さんも連れて来た。更に、この沿線に住む
知人も参加して、都合8名のウォークになった。荒子駅から歩き始める。
好天である。荒子駅前に立つ前田利家の像の前で記念撮影である。
そしてコース図に従い歩くと、若宮八幡社、part1でも来た西生寺、
そして浄福寺、高畑神明社、三狐神社、八王子神社と神社仏閣が続く。
浄福寺 |
高畑神明社 |
三狐神社 |
八王子神社 |
更に七松庵とも名古屋の苔寺とも言われる龍潭寺(りゅうたんじ)である。
龍潭寺(りゅうたんじ) 曹洞宗、山号は医王山。康正元年(1455)錦溪大和尚が創建した。市の文化財に指定されている 典型的な唐様式の須弥壇には、本尊の釈迦牟尼仏と文殊菩薩・普賢菩薩が安置されている。 江戸時代には立派な松が7本もしげり、別名「七松庵」とも言われた。現在は名古屋市の保存樹として 2本が残っている。また、庭一面には約10種類のコケ類が広がり、「名古屋の苔寺」ともいわれる。 |
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名古屋市保存樹の松 |
仏足石 |
神明社、雨宮神社を経て宝珠院である。境内も広く、よく整備されている。
近くの名古屋でまだまだ知らない立派な寺があることに驚かされる。
宝 珠 院 開基は奈良時代、加賀白山を開創した泰澄(越の大徳)と伝えられ真言宗智山派の古刹。 名古屋三弘法の第1番、また、名古屋二十一大師の第11番札所、東海三十六不動尊の 第13番札所でもある。本尊に大黒天を祀る。毎月21・28日に厄除け祈祷が行われる。 庭には巨石・奇石が並ぶ。境内は名古屋市の緑地保存特別指定地区に指定されている。 |
寝弘法像 |
山門の仁王像 |
亀甲竹 |
荒子公園で昼食を取り、午後の最初は公園の前に建つ荒子観音寺である。
裏門から入り、境内を通り抜ける。新しい建物と古い建物が併存している。
荒子観音寺 奈良時代の天平元年(729)の創建と伝えられている天台宗の古刹。前田利家によって天正4年 (1576)に再興された。江戸時代には度々火災に遭うが焼失するたびに再建された。最近では 本堂が1994年に焼失、3年後に再建されている。天文5年 (1536) に再建された多宝塔は、市内 最古の木造建築物で国の重要文化財に指定されている。1200体余りの円空仏も保存している。 |
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多宝塔 |
山 門 |
そして、近くの富士大権現天満天神宮である。荒子城址でもある。
前田利家卿誕生之遺址碑 |
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荒子城跡 天文年間(1532〜55)前田利昌の築城と伝えられている。その子利久、同じく利家、 利家の子利長が相継いで居城した。天正三年(1575)利家が越前国府中(福井県府中市)に、 同9年利家も同地に移るにおよび廃城となったとされている。『尾陽雑記』『古城志』などによると、 この城は東西約68m南北約50mあり、一重堀を巡らしていたとある。(現地説明板より) |
津島神社、八剱社なども見ながらあおなみ線南荒子駅にたどり着く。
あおなみ線西側に沿っては山塩緑道が整備されている。
津島神社 |
八剱社 |
山塩緑道 |
山塩緑道と南荒子駅 |
こうして荒子コースと南荒子コース(一部省略)約10kmを楽しく歩いた。
女性が混じると賑やかであり、親睦にも良いウォークとなった。
また、ウォークらしいウォークは初めてという小学2年の子も無事完歩した。
野外のことにいろいろ興味を示すその姿を見ていると、
子供を外に連れ出す大切さを皆感じたと思う。
川柳&ウォーク