wa133
一宮友歩会・第19回例会
【河川探訪シリーズ・五条川編part1】
河口から岩倉まで
* | 河川探訪シリーズも木曽川、日光川と歩き、今回から五条川に入った。五条川編part1は、平成21年4月11日、一宮友歩会第19回例会として河口から岩倉まで、約20kmのウォークである。 名鉄本線須ヶ口駅に集合、駅前の公園で出発式を行った。いろいろ行事が重なる中、53名の参加者があった。 天気は上々、朝から半袖姿で十分である。桜花がまだ残っていることを期待しながら出発である。 |
須ヶ口駅からは少し下流に向けて歩き、御鷹野橋を渡り、
新川に流れ込む五条川を確認して、右岸を上流に向けて歩く。
御鷹野橋を渡る |
御鷹野橋から合流点を望む |
まず堤防脇の萱津神社に寄る。宮司さんから神社にまつわる話を聞く。
萱津神社 |
本 殿 |
鹿屋野比売神像の前で宮司さんの説明 |
香物殿の前でも宮司さんの説明 |
法界門堰を横目にしながら進み、名鉄津島線、名鉄名古屋
本線を渡ると、桜並木である。清洲公園で休憩である。
前方は名鉄名古屋本線 |
清洲公園 |
連なり流し鯉のぼり(前方はJR東海道新幹線) |
清 洲 城 |
清洲城石垣(川中で見つかったものを復元) |
はるひ夢の森公園で昼食、ここで(社)日本河川協会会員の方から
河川を中心にこの地域の地勢の話を聞いた後、午後の出発である。
まもなくまた連なり流し鯉のぼりである。
連なり流し鯉のぼり(春日役場付近) |
稲春橋でショートコースの方はJR稲沢駅に向かってもらうが、数名であった。
そして最終ゴールの岩倉まで向かう人はこの橋で左岸に渡る。
入鹿大水無縁仏供養塔 |
青木川が五条川に合流 |
五条川改修記念碑(一宮市伝法寺) |
五条川改修記念碑(岩倉市川井町) |
国道22号を過ぎると再び右岸を歩く。そして、岩倉市の「希望の家」を過ぎると、
五条川堤防は尾北自然歩道に指定されている。両岸桜並木である。
花筏(川鵜が飛び立つ) |
五条川大回り付近での説明 |
五条川改良竣工顕彰碑(岩倉市曾野町) |
濃尾平野発祥の地碑(岩倉市曾野町) |
尾北自然歩道は桜吹雪である。散った花びらが水面に
浮かぶ花筏を見ながら、また散った花びらを踏みしめながら歩く。
まもなくゴールの生田神明神社(岩倉にぎわい広場)である。
整理運動をし、約20kmウォークの完歩を称えながら解散する。
寺さんのウォーク・トーク ◎ウォークの楽しさを左右するのは何といってもまず天気である。雨が降るか降らないかがまず第一問題である。そして降らないとき、曇り空か晴天か、風が強いか適当かといろいろな状況が問題となってくる。その点この例会は全く良かった。非のつけようがない位の好天であった。人間ではどうしようもないことだけにありがたいことであった。 ◎今年の桜の開花は早かった。例会時は葉桜であろうとあきらめていたが、その後冷えたおかげであろうか。よく耐えてくれたと思いたい位、まだ残っていてくれた。十分に見ごたえがあった。その上、桜吹雪である。花びらを頬に当てながら、また散った花びらを踏みしめながら歩く。また眺める川面は花筏である。至極の時間である。五条川は桜の名所だけにありがたいことであった。 ◎萱津神社では青木宮司さんから、境内を移動しながら丁寧なお話を聞くことができた。過去ウォークで何度もこの神社を訪れているが、宮司さんの話を聞くのは初めてである。これは、いつも参加される方の口添えがあってお頼みしたことである。参加される人からこのように支援して頂けることは何ともありがたいことである。 ◎(社)日本河川協会会員の方の話は、深い知識に裏付けされた話だけに、また要領を得た話し方にいつも好評である。今回は幾度も話をお願いした。いやな顔もせずに応じて頂けたこともありがたいことである。 ◎いつも話を頂く城跡愛好家の方にも、今回突然話をお願いした。一宮友歩会は歩くだけではなく、史跡等を見ながら話が聞けることが大きな特色、魅力となっている。こうした人に支えられながら会が運営できることは何ともありがたいことである。 ◎運営委員の皆さんにも交通誘導やストレッチなど頑張って頂いているが、旗手やアンカーはいつも参加者の中から突然お願いしている。いやな顔もせず、応じて頂けるのはこれもありがたいことである。みんなで作り上げていく会に近づいている気がする。 |