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JRさわやかウォーク・一宮友歩会協力員親睦ウォーク
紅葉の柏原宿と徳源院を訪ねて

平成20年11月23日、JRさわやかウォークに便乗して、一宮友歩会協力員親睦
ウォークを実施した。この日のさわやかウォークはJR柏原駅からの10.5kmであった。

柏原駅から中山道に出て東に進み、、まず照手姫傘地蔵によった。
この日はスタンプラリーも行われており、所々でスタンプを押しながら進んだ。


照手姫傘地蔵
照手姫が地蔵に笠を被せて小栗判官の
病気平癒を祈った、と言う伝説がある。


JRの線路を渡ると楓並木である。今が盛りと紅葉していた。


滋賀県と岐阜県の県境まで来る。寝物語の里である。水路をまたいで写真を撮っていた家族がいた。


左足は滋賀県、右足は岐阜県


折り返し地点へ来て、再び楓並木を通り、成菩提院に向かう。途中見る伊吹山の風景も素晴らしい。


伊  吹  山
成  菩  提  院
正式名称は寂照山円乗寺成菩提院。平安前期の815年、天台宗の開祖最澄がこの地を訪れた際に小さな
建物を建てたのが始まり。この地を治めていた京極氏が手厚く保護をして発展した。1395年、将軍足利義満が
比叡山の貞舜(じょうしゅん)に再建を命じ、現在のような形に整えられ、延暦寺の別院となった。
たくさんの名僧を出し、天海も関ヶ原の合戦のあと、しばらくこの寺の住職を勤めている(二十世)。


JRをくぐり、まもなく滋賀県指定自然記念物になっている古木の脇を通る。


清滝のイブキ(柏槇)
幹周4.9m、樹高10m、樹齢700年


古木を過ぎればすぐに紅葉の名所・徳源院である。

徳  源  院
霊通山清滝寺と号し、宗派は天台宗。京極氏初代の氏信(法号清滝寺殿)が開基と伝えられる。
寛文12年(1672)丸亀藩主京極高豊が散在していた歴代の墳墓を集め、不足を補うなどして
現在の京極家墓所を形成した。徳源院境内の墓塔(宝篋印塔)を含む墓所は国指定史跡。
また京極高豊の寄進した三重塔(柿葺・三間三重塔婆)は県指定文化財となっている。


その後は、石堂寺、清滝のため池などを通り、柏原の一里塚に来る。


そして南進し、名神高速道路をくぐり、王子古墳に来る。その一角に王子神社が建っている。


王 子 神 社


再び中山道・柏原宿に戻る。いろいろ見ながら駅近くのイベント会場にも寄る。


柏  原  宿

柏原宿歴史館

亀屋左京もぐさ店

柏原宿ウォークイベント会場


秋晴れの中、紅葉も素晴らしく、スランプラリーの抽選では13名中6名が
当たるという幸運もあった。久しぶりにのんびりしたウォークを楽しむことができた。


川柳&ウォーク