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春日井の緑道を歩く


  平成17年8月21日、愛知県ウォー
 キング協会の例会が春日井市内を
 歩くコースで行われた。

  コースはJR神領駅→密蔵院→落合
 公園→ふれあい緑道→朝宮公園→
 尾張広域緑道→松河戸緑道→道風
 公園→アサヒビール(→JR新守山)の
 16kmである。

  いつ降り出すとも分からぬ天気の
 中、JR中央線神領駅に160名が
 集まった。


神領駅から南西方向に、高御堂古墳を経て、密蔵院に来る。

医王山薬師寺 密蔵院
1328年慈妙上人によって開山された尾張の国の天台宗本山。寺運盛んな時代には全国に
700余りの末寺を有し、寺域には塔頭三十六坊、3,000人を超える修行学侶がいたという。
しかし、今では往時の隆盛を偲ばせる建物は、室町時代初期に建立された多宝塔しか残っていない。

多宝塔

境内にある華道・茶道塚


そして、Uターンするように北上し、3km先の落合公園に向かう。
途中から強い雨にあう。屋根の下で休めるということで、ここで早い昼食となる。

落 合 公 園
平成元年7月には、「日本の都市公園100選」の1つに選定された、春日井市の
メイン公園で面積24haの総合公園。 公園内には、七色の夜間照明を備えた噴水、
大芝生広場、子供の釣池、日本式庭園などがある。また、平成5年度に
市政50周年を記念して建設された赤い「フォリー・水の塔」が目をひく。

フォリー・水の塔

管理棟


落合公園を北側にでると、ふれあい緑道にはいる。途中、あまりの土砂降りに
一時歩行を中断したりしながら、朝宮公園までふれあい緑道を約3kmを歩く。

ふれあい緑道
春日井市西部の二子山公園から朝宮公園、落合公園を経て東部の潮見坂平和公園を結ぶ
全長9.2kmの散策路。この4つの公園を八田川・生地川で結ぶ緑のネットワークとして市民に
親しまれている。万葉歌碑の万葉の道、二子山古墳にちなんだハニワの道、
結婚、出産、入学などの記念植樹をした思い出の森などが続く。

万葉の道

ハニワの道

思い出の森


八田川にかかる赤い橋を渡ると朝宮公園である。



朝 宮 公 園
春日井市の西部に位置し、南に八田川、西に木津用水が流れる緑豊かで静穏な県営都市公園。
昭和49年度から整備を行い昭和62年3月に完成、供用面積は12.5ha。野球場、競技場、
テニスコート、水泳場があり、特に全長36mのジャンボスライダーは子供に人気がある。

自由広場モニュメント


朝宮公園を出て、まもなく尾張広域緑道(すいどうみち)に入り、約3kmを南下する。

尾 張 広 域 緑 道
犬山、大口、扶桑、小牧、春日井の3市2町を通る名古屋市上水道の導水管敷地用地を利用したもの。
総延長は19.5km。昭和61年10月1日、建設省から「昭和天皇御在位60年記念健康運動公園」の
指定を受け、愛知県21世紀計画の「水と緑の潤いネットワーク作り」の主要施設として昭和62年より
整備推進している。この緑道の近く住む人々の散策や遊戯などに利用しているほか、自転車道として
ジョギングやサイクリングなどに利用して、健康つくり、体力つくりにも役立つ多目的な緑道となっている。


尾張広域緑道から道風公園に向かう。この間も緑道(松河戸緑道)が整備されていた。


道風公園は小野道風の誕生地であり、道風記念館も建てられている。


道風公園

公園内にある柳と蛙像
春日井市道風記念館
三跡の一人、小野道風の偉業をたたえ、道風生誕の地と伝えられる松河戸町に昭和56年に開設したもの。
  全国でも数少ない書道専門美術館で、全国の有名書道家から寄せられた数百点の作品が収蔵されている  


庄内川の松川橋を渡れば、ゴールのアサヒビール名古屋工場は目の前である。


アサヒビ−ルでは工場を見学し、しこたまビールの試飲をして、解散となる。


工場の説明を受ける


時折強く雨の降る中、5時間半のウォークを終える。
緑道をうまくつないだコースで、天気がよかったらさらに素晴らしかったと思う。
そして、熱中症で倒れる人もあって、改めて気をつけねばならないと思った。


川柳&ウォーク