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京都・義経を訪ねる


平成17年のNHKテレビの大河ドラマは「義経」である。
これにちなんで、京都府ウォーキング協会は平成17年4月24日に
義経(牛若丸)ウォークを実施した。好天の中幸いに参加することができた。


京都駅に全国から450人も集まり、9時15分出発となる。
まず西本願寺近くの源氏館跡いわれる左女牛井(さめがい)跡に寄る。


左女牛井跡
六条堀川館(源氏館)は義経が静御前と過ごした邸宅という。


次は、義経と弁慶が初めて対決しといわれる五条天神宮である。


国道1号線に出て五条大橋に来る。


中央分離帯に立つ「弁慶と牛若丸の像」


現在の五条大橋の上流に架かる松原橋を渡る。

義経と弁慶が対決したのは松原橋付近といわれ、現在の五条大橋の箇所に橋はまだなかった。

五条大橋

松原橋


その後、六波羅蜜寺、清水寺、八坂の塔、庚申堂などを見ながら御射山公園で昼食となる。


六波羅蜜寺(平清盛像)

清水寺(弁慶の鉄下駄)

八坂の塔

庚申堂(日本最古)


静御前が雨乞いの舞を踊り、義経と初めて会ったという神泉苑に来る。


二条城を過ぎて、まもなく首途(かどで)八幡宮である。

1174年、義経は金売吉次の屋敷で落ち合い、屋敷近くにあった内野八幡宮に道中安全の
祈願をして奥州平泉に出立した。この由緒により「首途(かどで)八幡宮」と呼ぶようになった。


さらに常磐井、弁慶腰掛石と見ていく。


常 盤 井
常盤御前が化粧に用いた井戸といわれる。

米穀店の内庭にある弁慶腰掛石


義経産湯井跡、牛若丸誕生井跡などもある


義経産湯井跡碑
源義朝の別邸があり常盤が住んでいたところで、義経
誕生の時、この井戸水を産湯に使ったと伝えられる。

牛若丸誕生井跡碑


さらに常磐御前にちなむ光念寺、常徳寺などにも寄る。


光 念 寺
常盤御前の守り本尊である「腹帯
地蔵」が本堂に安置されている。

常 徳 寺
常盤が安産を祈願したと伝わる
「常盤地蔵」が安置されている。


ゴールの京都植物園、地下鉄北山駅に15時半に着く。
こうして、24km、学習ずくめのウォークを楽しく終えた。

それにしてもいろいろあるものだ。そして、よく残しているものだ。

川柳&ウォーク