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第5回 出逢い・ふれあい
’04一宮七夕まつりツーデーウォーク
一宮歩こう会の最大の行事である「出会い・ふれあい 一宮七夕まつり ツーデーウォーク」を、2004年も7月24・25日の両日開催した。 もう第5回の記念大会となり、新たな趣向を取り入れた開催となった。 最大の趣向は23日に「前日せっかくウォーク」を、 26日に「翌日せっかくウォーク」を組んだことであろうか。 また昨年から始めた「5kmエンジョイコース」を24・25日両日の 開催することにしたこともあろう。私はこのエンジョイコースを担当したので、 このコースの状況を紹介することで七夕まつりウォークの紹介としたい。 |
参加募集に「ファミリーで歩きませんか!お子さまと歩いて、ゴールでクイズや ゲームを楽しめる5kmの“エンジョイコース”を24・25日の両日に設けました。 公認指導員がウォーキングの指導もします」と掲載された。昨年はただ5kmを歩く だけであったが、今年はクイズやゲーム、更にウォーキングの指導も盛り込まれた。 24日は一宮駅周辺の小公園を巡る5kmである。 お髭の摩夢さん、あしながおばさん、あしなが育英会の学生6名と私で担当した。 参加者は子供連れ、老夫婦、女性連れ、若くみえる人もあって40名ほどである。 |
出発式風景
長距離が出発した後、9時45分から尾張一宮駅前特設ステージで出発式を行った。 まず一宮歩こう会の会長から挨拶をしてもらい、その後私が簡単な準備体操をして 出発となった。他のコースは自由歩行であるが、唯一このコースは団体歩行である。 七夕飾りのメイン会場である本町通を一団となって通り、真清田神社にはいる。 この境内にある服織(はとり)神社に参拝した後、その脇に設けられたステージを 利用して、一宮民話「織姫の恋」をあしながおばさんが朗読した。 そして、私がウォーキングの効用などウォーキングに関する話をした。 ウォーキング教室風景 |
ここから、できるだけ知らない人同士で組み、2列で歩いてもらうことにした。
タイトル通り「出会い・ふれあい」を体感してもらおうというわけである。
どんな話がされたであろうか、興味あるところである。
野黒公園を通り抜け、JR東海道線・名鉄本線をまたぐ濃尾跨線橋を渡って
一色公園に来る。ここで小休憩である。子供らは休憩する間もなく遊具で遊ぶ。
名鉄本線に沿って少し南へ歩けば稲荷公園である。ここで思いがけないことが 始まった。お髭の摩夢さんが皆を大きな円形に並ばせた。担いできたカセット ラジオから「七夕さま」の音楽が流れる。摩夢さん創作のフォークダンスの 指導が始まった。大人も子供もまじめに取り組んだ。何十年ぶりに踊ったという 人もあったろう。私の知るお髭さんからは考えられない姿である。その後、 あしながの学生さんも踊りを指導した。歩くより疲れるダンスであった。 |
一時を楽しんだ後、再び歩き始める。一宮駅の西側を通り、久古見公園、
そして、JR東海道線と名鉄本線に囲まれた三角地に、高架完成を記念
して造られた梅が枝公園に来る。ここでは皆さんに短冊に願い事を
書いてもらって、竹笹に吊した。あしなが育英会の学生の発案である。
ここから完成した竹笹2本を 学生が持って歩いた。まさしく 七夕さまの行進である。地蔵寺を 通り抜け、再び七夕飾りの本町通を 七夕の笹飾りを持って歩き、 ゴールの一宮市役所に到着する。 完歩賞と共に笹飾りを 持って帰ってもらった。 こうして24日のエンジョイ コースを終える。 |
翌25日も5kmコースを担当した。今日は138タワーパークから薬博物館までである。この日はあしなが育英会の手伝いはなく、摩夢さんと担当した。24日も5kmコースの一部の人が他のコースと共に早く出発するという手違いがあったが、この日は大半が早く出発してしまった。このコースに60名以上の申し込みがあったのに、10時出発に集まってくれたのはわずか11名であった。でも少ないだけに出発までの時間、車座になってウォーキングについていろいろ話ができた。3歳5歳の幼児を含む雀の行列よろしく、1時間半をかけて5kmを歩いた。結構話が弾んでおり、皆楽しそうであった。51歳の若人が24日の5kmコースは大変楽しかった、と話されたのにはびっくりすると共に嬉しかった。疲れた2日間であったが、多くの人に参加していただいてまずは良かったと思う。
(平成16年7月27日)
寺さんのウォーク・トーク ・第1日目は本当に真夏の暑い天気、第2日目は少し雷雨模様の不安定な 天気ながら、大半の方にはほとんど濡れることなく2日間を終えることができた。 ・全国38都道府県から、第1日目は1119名、第2日目は815名、23日・26日の 「せっかくウォーク」を含めると延べ2107名の方に参加していただいた。 愛知県、岐阜県は当然多いが、兵庫県、神奈川県、 大阪府からはそれぞれ50名以上の方に来ていただいた。 ・昨年までの反省を加えながら、かなり周到な準備をして開催に望んだ つもりだが、結果的には手違いが結構多い大会でもあった。 ・その原因は、スタッフの人数の割に内容が多種多様になっていること、 スタッフ全員が集まれることがほとんどなく、幹部の意図が なかなか全員に伝わらないことがあると思う。 ・それでも主催者の実情を知る私には、自己満足してはいけないが、 よくここまでできたという感想を持っている。 ・多くの人の参加していただいて本当にありがたいことであるが、今回も一部 ウォーカーの甘え、横暴、マナーの悪さには全く考えさせられるところである。 ・特に大会誌やマップ等はよく読んで大会に臨むことが重要と自戒を含めて思う。 それをおろそかにすることは、スタッフや地元民に大きな迷惑や 負担をかけることになり、見どこを見落とすことになる。 (記・平成16年8月12日) |