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愛・地球博地域連携プロジェクト事業
岡崎・豊田・安城3市を歩く

岡崎ウォーキング会の平成16年1月例会は
「愛・地球博地域連携プロジェクト事業」として、
抽選会等各種催しを入れて開催された。
上天気の中、20km自由歩行コースに参加した。



岡崎公園を9時30分に出発し、まず八丁味噌の見学である。
工場、資料館を見学し、赤出し八丁味噌を土産にいただく。
ここまでは団体歩行であった。

家康生誕の岡崎城より西へ八丁はなれた八丁村で、久右ヱ門勝久が味噌の
仕込みを始めたのが、八丁味噌と伝えられている。この地方は、
良質の大豆を産出し、花こう岩質の地盤から良質の天然水が
湧き出し、矢作川の水運により、吉良地方の塩も入手し易く、
味噌づくりにとって三拍子揃った立地条件だった。 

カクキュウ本社ビル(大正末期建造)

資料館内「仕込みの場」

資料館内「樽コーナー」


その後、矢作川河川敷を歩き、日名橋より橋目交差点を通って、北野廃寺跡に来る。
三河地方最古の大寺院跡と言われ、始めて来たが、その広さに驚く。


矢作川西岸約2qに位置し,
境内は東西126.5m,南北
146mに及ぶ。伽藍配置は,
中央に南から塔,金堂,講
堂,中門,南大門,僧房が
南北一直線に並ぶ飛鳥時
代後期の四天王寺式であった。



愛知環状鉄道をくぐると豊田市である。柳川瀬公園で
サイコロ転がしのゲームをした後、柳川瀬緑道1.4kmを歩く。
住宅団地に沿って、遊歩道とせせらぎが整備されている。


上郷コミュニティセンターでちょうど12時、昼食である。
そして、午後は豊田安城自転車道に入り、一路南下することになる。

豊田安城自転車道は愛知県及び安城市と豊田市により、市街地を
南北に縦貫している枝下・明治用水路の管路化に伴い、その上部を
有効利用して自転車道を整備したものである。豊田市東梅坪町地内
から安城市藤井町地内まで、36.3kmある。


明治緑道・水車公園に来る。水車を保存し、公園化している。
そして自転車道の途中から安城市にはいる。

明治用水の水を汲み上げる三連水車


明治川神社に来ると、ゴールの安城北部福祉センターはもう間近である。

明治川神社は、明治18年(1885)4月1日の創建で、以前は水神社といった。
明治用水開さくの関係者(都築弥厚、伊与田与八郎、岡本兵松等)が用水の
守護神として合祀されている。例祭は毎年4月18日に行われる。

安城北部福祉センターでは万国博入場券などが当たる
抽選会が行われ、2時半過ぎ解散となった。


岡崎ウォーキング会は愛知県の支部として最大の会員を擁し、
ウォーキング教室の開催など市と連携し活発な会である。
感心することばかりである。


川柳&ウォーク