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鎌倉街道(西三河)

平成16年1月10日、碧海・幡豆ウォーキング協会の例会に参加する。
平成16年の初歩きであり、この協会に参加するのも始めてである。
この例会は、例会としては珍しいツーデーである。
「新安城から鎌倉街道を通って熱田神宮初詣」と名を打って、
第1日目は新安城から前後駅までの16km、
第2日目は前後駅から熱田神宮までの19kmである。
私は第1日目だけの参加となる。名鉄新安城駅近くの「曙公園」に集合、
参加者は110名ばかり、天気は上々、9時15分出発となる。
このページでは西三河の鎌倉街道沿線の見所を紹介します。




まず20分ばかりで不乗森(のらずのもり)神社に到着する。
ここで「猿」の「神の使い」を見つけ、さいさき良い嬉しい気分である。
まもなく鎌倉街道にはいる。
鎌倉街道は1192年から1574年に至る間、京都と鎌倉を結ぶ
官道(国道)として利用された。そして、花の瀧伝承地碑である。


花の瀧伝承地碑
昔(1666年頃)、鎌倉街道沿いにあり、
池があり、滝があり、「八橋」の名と共に
名勝地として知られていた。


遠くに建設中の第二東名高速道路を見ながら「在原寺(ざいげんじ)」に来る。


在 原 寺 
在原業平没後892年、八橋川の辺に塚を築き
分骨を納めて菩提を弔うため、建立されたという

業平の竹
本堂前にあり、縁結びの竹といわれる


名鉄三河線の手前に奇妙な松が見える。「根上がりの松」である。
そこに「鎌倉街道之跡碑」も立っている。


鎌倉街道之跡碑


踏切を渡ると「八橋伝説地」の大きな碑が立っている。


 
「八橋伝説地」の
碑から、公園風の
中に入って行くと、
奥の高台になった
ところに、在原業
平墓所の碑が
右手に見える。
左手は
業平の塚である。


その後、竜ヶ根池で休憩をとり、祖母神社に着く。
ここで昼食である。


祖母神社境内に立つ
「鎌倉街道伝承地碑」

鎌倉街道跡と伝えられる境内の道


午後は境川を渡り、尾張の地に入り、名鉄本線前後駅に2時40分到着となる。
新年の挨拶を交わしながら鎌倉街道をゆったりした気分で歩いた。
それにしても、「鎌倉街道」を示す立派な碑が多いものだ。
何か街道に対する思いを感じる、初歩きとなった。

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