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三 好 路 を歩こう

平成15年5月11日、三好町ウォーキング協会の例会に参加する。
いつ降り出すとも分からぬ天気の中、名鉄豊田線三好ヶ丘駅近くの
北井山公園に集合する。出発式後北方向に歩き始める。





街の中を抜け、少し森にかかるとニセアカシアが連続し、
今を盛りと白い花を咲かせていた。



草の茂った農道を上がっていき、突き当たると長田池であった。


長 田 池
古くから三河と尾張の国境を流れる川として知られる境川
(全長34km)の水源。境川は1561年に三河と尾張
の国境を定められた折には、作界川、界川ともいわれた。


愛知牧場の外側を大きく回りながら、東名高速度路をくぐり、愛知池に向かう。

愛知池は、岐阜県八百津町から愛知県美浜町までを結ぶ全長約112kmの
愛知用水の幹線水路のほぼ中央部に位置し、愛知県日進市・東郷町・三好町に
またがっている。昭和30年より6年の年月をかけて建設された。
この池は、水を有効に利用できるよう調整する重要な施設で、
胃袋のようにためておいて送り出すという働きをしている。湖面は全国有数の
漕艇競技場として、周辺はウォーキングなどに利用されている。


愛知池の池畔を行くウォーカー...................................................


愛知用水は農業・上水道・工業用水として利用されている。
そして、愛知池のすぐ西側には「愛知県尾張東部浄水場」がある。



愛知牧場にもどって、今度は入園し、昼食となる。

愛知牧場は昭和29年に(有)愛知兄弟社が設立し、大都市の近郊では珍しい
本格的な牧場である。敷地面積25ha、牛190頭を飼育し、年間原乳800tを生産している。
動物広場、パターゴルフ、バーベキュー、乗馬など楽しむことができる。



午後になると雨が降り出す。先を急ぎながらも予定コース通りに歩き、
黒笹27号窯」という登り窯の猿投古窯跡を見学する。

猿投窯は猿投山西南部の山麓一帯に広がり、5世紀から14世紀にかけ、
生活に密着した陶器を作った一大窯業地であった。この黒笹27号窯は
昭和63年に発掘され、当時の窯の状況を知る三好町内唯一の窯跡である。



2時15分、5時間16kmばかりのウォークを終え、ゴールの東海学園大学
着く頃にはかなりの雨になっていた。しかし、今日も無事ウォークを終え、
多くの人と語り、多くのことを学び、良い1日になった。
この例会は、”みんなで明るく!楽しく!元気に!あいちを歩こう”
キャッチフレーズのもと、愛知県ウォーキング協会とその支部で構成している
「愛知県ウォークシリーズ」に指定されていることもあっての参加であった。
そして、今日も「一宮七夕ウォーク」のPRをさせてもらった。


川柳&ウォーク