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多治見市内巡り
愛知県ウォーキング協会の平成14年度11月例会は、
11月17日(日)に陶磁の街・多治見市内を巡るコースで実施された。
JR多治見駅から歩き始め、まず陶芸道場を訪問する。
虎渓窯陶芸道場 |
美濃は陶土・ゆ薬・原料など豊かに 資源に恵まれ桃山時代より志野・織 部・黄瀬戸などを生み出した。ろくろの 実演・説明なども受ける。 |
共栄公園で休憩した後、紅葉客でにぎわう永保寺を拝観する。
虎 渓 山 永 保 寺 臨済宗南禅寺派の古刹。650年前に夢想国師が開祖。観音堂は唐様と和洋折衷の 建築技法であり、開山堂は順唐様の室町時代の代表的建築で、共に国宝。起伏する 山水美は中国慮山の虎渓に似ているので名付けられた。 |
永保寺のイチョウの木 |
臥 竜 池 (観音堂前、橋は無際橋) |
永保寺近くの多治見市勤労青少年ホームで昼食を取った後に、
多治見修道院、岐阜県陶磁資料館と訪問する。
多治見修道院はドイツ人モール神父により、日本人司祭、
修道士の養成のために建築され、規模と美しさから日本三大
修道院の一つに数えられる。
多治見修道院 |
教会の内部に入り、修道院長のお話を聞く。 |
岐阜県陶磁資料館 「桃山展示室」「美濃焼千年の流れ展示室」など 美濃焼の貴重な資料を保存、展示。 やきものの たくみの道に ゆたかなる 光そそぎし さきがけのひと |
その後は多治見駅をめざして歩く。さすが焼き物の街らしく、
公園や路傍など至るところで面白い焼き物に出会う。
植木鉢を重ねて作った人形 |
子沢山な河童の焼き物 |
今年は11月がすっ飛んでいきなり12月のような寒い日が続いたが、
この日は久々の秋晴れに恵まれ、紅葉も真っ盛りで
気持ちの良い、15km、6時間のウォーキングができた。
参加者も200人を超える盛況であった。
今回も参加者の交通誘導の役をしたが、まずかったなと思う場面もあり、
なかなか難しく疲れるものである。まだまだである。