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美濃三不動巡り
(山中不動・迫間不動・日の出不動)

愛知県ウォーキング協会の平成14年度5月例会は
、5月19日(日)名鉄各務原線苧ヶ瀬駅を下車し、
歩いて15分くらいの苧ヶ瀬池に集合する。

(このページの写真は3月10日のコース下見時のものがかなり含まれています)


苧ヶ瀬池の睡蓮

不動明王は五大明王の中心的存在で、大日如来の使者となり、
悪を断じ、善を修し、真言行者を守護する役割を担っている。

苧ヶ瀬池より30分ほどで、山中不動に着く。薄暗い参道を
登っていくと、今回も堂守に会う。ほとんど毎日愛知県の
木曽川町から通ってきて一人堂を守っていると言われる。


車道を避けて裏道や畦道を通って迫間(はざま)不動に向かう。

 
カキツバタと黄ショウブ    

迫間不動尊は嵯峨天皇の御代(平安時代、西暦810〜820年)に
智証大師が諸国修行の遍歴中、霊夢によりこの深山に滝あり、
岩窟ある霊地を発見し、不動明王を敬刻、建立したと言われている。



不動明王は蓮華を頭にいただき、弁髪を
左肩にたれ、猛炎を背負い、憤怒の形相
をして、右手に利剣、左手に絹索を持つ。

県立各務原公園で昼食をした後、日の出不動と、
その隣の車折神社に参拝する

            日の出不動はこの後参詣した大安寺の笑堂和尚がこの地で
             修行し、不動尊に祈ったのが始まりと言われている。

 車折(くるまさき)神社の御
祭神は平安時代の学者清
原頼業公。天皇の御召車が
頼業の墓前を通った時、車
の軸が折れたことにとり「車
折大明神」の神号を賜った
と伝えられる。学問の神様。
 社前に高くもられた御石神
は、神社にある神石1個を
拝借して自己の心願を込め
て自家に持ち帰り神棚に祀
る。願い成就の上は自家の
付近の川原などで拾った石
1個を添えて神前に奉納す
る。


木曽川にかかる犬山橋を渡ると愛知県犬山市である。



ツインブリッジ(愛称)
右側のトラス橋は大正14年11月に完成した日本でも珍しい
道路と鉄道の併用橋であった。左側の新橋が道路専用橋として
平成12年3月に完成して、旧橋は鉄道専用橋となった。
ツインブリッジとは「新旧二つの橋」、「愛知県と岐阜県」、
「古き歴史と新しい未来の出会う橋」などの意味が込められている。

成田山別院を経て名鉄犬山駅で
解散となる。14km、6時間30分。


このコースは愛知県ウォーキング協会役員として始めて下見に参加し、
当日はコースアンカーをつとめ、事故もなく役目を終えることができた。

川柳&ウォーク