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       第4回



名桜淡墨桜は樹齢1500年、継体天皇が
お手植えになったと伝えられている。
この継体天皇とゆかりのある一宮市の
真清田神社から根尾村の淡墨桜まで
60kmのウォーク。このコースをメインに
2日間に7コースが設けられている。

「wa010 淡墨桜'00」も併せてご覧ください。

 平成13年3月24日コース
・コース  (A・60kmコース) 
     真清田神社〜ツインタワー(御囲い堤)
     〜墨俣一夜城〜富有柿センター〜
     地震断層観察館〜淡墨桜
・距離  60km
・時間  9時間
・最寄り駅 (スタート)JR尾張一宮
       (ゴール)樽見鉄道樽見

 平成13年3月25日コース
・コース  (G・15kmコース)
     真清田神社〜ツインタワー(御囲い堤)
     〜北方代官所〜籠守勝手神社
・距離  15km
・時間  3.5時間
・最寄り駅 (スタート)JR尾張一宮
       (ゴール)名古屋鉄道木曽川 

(その他のコース説明)
  3月24日コース
・(B・35kmコース)JR穂積駅〜淡墨桜
・(C・25kmコース)本巣中央公民館〜淡墨桜
・(D・12kmコース)樽見鉄道高科駅〜淡墨桜
  3月25日コース
・(E・12kmBコース)樽見鉄道樽見駅〜樽見駅
・(F・20kmコース)樽見鉄道樽見駅〜谷汲口駅   
         Aコース略図

   
     出発式・真清田神社
 午前6時より出発式、6時半出発。挨拶されている
のは真清田神社の宮司さん。

      御 囲 い 堤
尾張徳川家が諸大名に造らせた堤。増水時にも
自国が被害にあわないように、岐阜県側より1m
高く造らせた。奥に東海北陸自動車道が見える。

                      根尾谷淡墨桜
  樹高 16.3m  幹囲目通り 9.9m  枝張り 東西27m、南北20m
  大正11年10月12日内務省指定天然記念物

       地震断層観察館      
明治24年10月28日に起きた濃尾地震に
よって最高6mもの断層が生じた。その断
層が観察できる。

  
    籠守勝手(こもりかって)神社
継体天皇の父・弘計王と叔父・億計王が真清
田神社へ逃げる途中に野宿した場所。

寺さんのウォーク・トーク
60kmを歩くのは第1回以来のこと、今回はゴール到着4時を目指す。
最後まで自分のペースで歩こうと決めて、先頭グループに入って
出発する。ツインタワーでは休憩もとらず、墨俣一夜城跡で出発して
丁度3時間、ここで5分の休憩をとる。糸貫富有柿センターに丁度5時間、
11時25分に到着、ここで15分の休憩をとり、昼食とする。暖かく風もなく、
汗が少し流れるくらいでウォーキングには最適の日である。
並んだ人と適度にいろいろな話をしながら歩く、これが気分を和らげ、
疲れも紛らしてくれる。しかし、50kmを過ぎるとさすが疲れが出てくる。
時折屈伸運動もし、後は根性あるのみ、最後の急坂を登り終えてゴール、
時計は3時20分を示していた。私は40kmを越えるような長距離を歩く
機会はあまりないので、少しばかり不安があった。それでも予定より早く、
正味8時間半、かなりトップクラスでゴールできたようである。
疲れはしたがよくやった、満足である。ゴールでの豚汁のおいしかったこと、
これで一息ついた。まだ開く気配のない淡墨桜を見学して帰宅の途につく。

第2日は小雨ながら家を出るときから雨、集まりはかなり少ない。
出発式で「」をとばす役を頼まれ、大声でやる。今日は写真を撮りながら
気楽に歩く。お囲い堤の桜はもうちらほら、タワーパークの花もいろいろ
咲いている、もう春だ。昨日の疲れは残っていないと感じていたが、
さすが後半になると疲れを感じる、3時間ちょっとでゴールの
籠守勝手神社に着く。スタート地点まで歩いていくという人に道を聞かれ、
歩いて案内することにする。6km・約1時間の追加ウォークである。

少し大げさな言い方であるが能力の限界への挑戦、いろいろな人との
語らい、自然に触れ、歴史を尋ねる、ウォーキングの魅力を満喫した。
いろいろなことを知り、いろいろな発見があった、良い2日間であった。

川柳&ウォーク