例 会 案 内

第90回ウォーク例会・開催要項



 
     
【史跡巡りシリーズ・三重編part3
                   11km

1.開催日時   令和4年6月4日(土) 9時~(15時)

2.集合場所   近鉄(JR) 桑名駅(東口)

3.コース等   桑名駅→照源寺→大福田寺→諸戸水道遺構→増田神社→

        太夫の大楠→冷水庵→御膳水→走井山公園→(Sコース・益生駅)

        →有王塚→町屋橋跡→城南神社→神館神社→桑名


4.参加費   300円(中学生以下無料、小学生以下は保護者同伴)

           但し初参加の人及び誘って頂いた人は半額(150円)

5.その他

     *雨天でも開催します。

     *歩ける服装で、弁当、飲み物、雨具、敷物、筆記具等を持参してください。

   *例会中の事故(けが)については、傷害保険の範囲内で対応致しますが、安全

   健康管理は自己責任でお願いします。

            
傷害保険の内容     死亡・後遺障害保険  166万円
                             入院保険金(日額)   4000円
                             通院保険金        2000円


                               
主な見所の紹介

 
照源寺
 
大福田寺
 
諸戸水道遺構
 
太夫の大楠
 
冷水庵
 
御膳水
 
走井山公園
 
有王塚
 
町屋橋跡
 
神館神社


主な見所の説明

◎照源寺
 寛永元年(1624)桑名藩主松平定勝が死去したため、その子定行が創建した。定行は伊予松山へ移封したが、弟定綱が藩主を継いだので、松平家の菩提寺として存続した。「松平定綱及び一統之墓所」(県指定文化財)には藩主ら二十八基の墓石がある。境内には定綱が摂津の天台宗金龍寺から分植した金龍桜がある。

◎大福田寺
 聖徳太子創建と伝えられる真言宗のお寺。山門は江戸時代建立といわれている。毎年2月3日には節分祭、4月1日・2日には桑名聖天大祭が行われ、2日には伊勢太神楽の奉納が行われる。

◎諸戸水道遺構
 初代諸戸清六が私費を投じて建設した上水道。明治37年(1904)に東方丘陵地の地下水を集めた貯水池(東西約13.4m・南北約23.2m、深さ約3.6m)を築き、桑名町周辺に共用栓55ヶ所、消火栓24ヶ所を設置し、市民に無償提供した。貯水池の側壁と底面はコンクリート造、内壁は全て煉瓦積。近代的な一般上水道としては、国内7番目のもので、市営浄水場完成の昭和4年(1929)まで使用された。

◎増田神社
 伊勢神宮に参拝できない人のかわりに神楽を奉納する「伊勢太神楽」が、毎年12月24日に境内で行われる。「伊勢太神楽」は国の重要無形民俗文化財になっている。社宝に獅子頭があり、室町時代初期の作と推定されている。

◎有王塚・俊寛塚
 平家討伐の謀議が洩れて鬼界が島に流罪、没した俊寛僧都の遺骨を高野山に納めるために諸国を行脚していた侍童有王は、走井山近くにあったリン宗寺前で落命したと伝えられ、ここに有王の供養塚がある。また、俊寛僧都の遺骨を埋めたと伝える塚が建てられている。

◎神館神社(こうだてじんじゃ)
 古代に神宮鎮座の地を探して倭姫命が大和・伊勢を巡幸した時、ここに休憩所として館が建てられ、神宮が伊勢に定まった後、神領の神明社として館後に神館神社が創建されたといわれる。神宝として、永享7年(1435)の銘きものの草分け的存在である信行作で 貞享4年(1687)の銘のある鉄釉菊花文御神酒壷(市指定文化財)と宝永元年(1704)銘の狛犬、桑名の刀工村正の作で天正22年(1553)の銘のある剣と太刀(市指定文化財)など、貴重な文化財が納められている。