例 会 案 内

第89回ウォーク例会・開催要項



 
     
【史跡巡りシリーズ・知多編part5
                   11km

1.開催日時   令和4年4月2日(土) 9時~(15時)

2.集合場所   JR東海道本線 大府駅(西口)

3.コース等   大府駅→村木砦→村木神社→入海神社→善導寺→乾坤院→

        於大公園→うのはな館→於大の道→緒川城址→地蔵院→緒川駅

4.参加費    300円(中学生以下無料、小学生以下は保護者同伴)

            但し初参加の人及び誘って頂いた人は半額(150円)

5.その他

     *雨天でも開催します。

     *歩ける服装で、弁当、飲み物、雨具、敷物、筆記具等を持参してください。

   *例会中の事故(けが)については、傷害保険の範囲内で対応致しますが、安全

   健康管理は自己責任でお願いします。

         
傷害保険の内容     死亡・後遺障害保険  166万円

                          入院保険金(日額)   4000円

                          通院保険金        2000円


                               
主な見所の紹介

 
大府駅(西口)
 
村木砦址
 
村木神社
 
入海神社(入海貝塚)
 
越境寺(キリシタン灯篭)
 
善導寺

乾坤院 
 
於大公園
 
うのはな館

於大の道 

緒川城址
 
於大出生の地碑
 
地蔵院
 
緒川駅


主な見所の説明

◎村木砦の戦い
 村木砦はJR武豊線尾張森岡駅北の八靭神社北西一帯で、この辺りを取手という。境内には東浦一という大松が聳えていたが、枯死し倒れた根元から古銭が入った古壺が出土。明治十八年の武豊線開通で線路が城跡中央を横切る。この際に建物の柱石、矢鍍刀剣などが発見された。
 今川氏が水野氏の緒川城を攻略するのが戦いの始めで、織田信長が初めて戦で鉄砲を使い今川義元に勝利した。織田信長軍本陣の天王社は現在の村木神社である。信長が大勝利で祝宴を催した地は飯喰場(いくいば)の地名に残る。

◎入海貝塚 (いりみかいづか)
 入海神社境内に所在し、神社の拝殿・本殿東の段丘崖に沿って幅約10m、長さ約80mの貝層が弧を描くように分布している。縄文時代早期末(約7000年前)の貝塚で、貝塚からは縄文土器を中心に、石器・骨角器などが出土した。縄文土器は尖底で砲弾型をしており、口縁下に数条の突帯をめぐらし、突帯にヘラなどで刻みを入れているのが特徴で「入海式土器」と呼ばれ、東海地方の縄文時代早期末の基準土器となっている。上層には弥生式土器の散布もみられる。昭和28年に国の文化財史跡に指定された。
また神社境内には、昔、緒川城にあって、夜になると犬の遠吠えのように鳴いたと言われる夜啼き石がある。

◎於大公園
 2003年(平成15年)3月に開園。緒川水野氏の菩提寺でもある乾坤院の東隣に位置する。敷地面積は12.1ha。園内には桜や梅、花菖蒲などが植えられており、四季折々の花を楽しむ事が出来る。園内にはこのはな館、薬木薬草園(約60種の薬草と約100種の薬木が植栽されている)、遊びの広場、オニバス池( 町内で採取されたオニバスの他、南米原産のオオオニバスやパラグアイオニバスも栽培されている)、おもしろサイクル広場、マレットゴルフ場などがある。

◎於大のみち
 東浦町の中央部を東西に流れる明徳寺川沿いにある散策道。同地で生まれた徳川家康の生母「於大の方」をモチーフに、彼女の生涯を象徴する広場がある他、散策道に於大の方の夜着をイメージした模様をほどこしている。桜スポットとしても知られ、明徳寺川の両岸約2kmに約400本あまりのヤエザクラなどが続く。

◎うのはな館(東浦町郷土資料館)
 郷土の歴史や文化財を紹介する施設として、また、埋蔵文化財や歴史資料の調査・研究の拠点として、1999年(平成11年)11月に開館。町内に所在する貝塚や古窯などからの出土遺物や、古文書、民具などの資料を収集・保管し、それらを展示・公開している。

◎地蔵院
 曹洞宗、創建は不詳。本尊の木造地蔵菩薩は、大昔近くの海岸に漂着し、かき殻が付いていたので「かきがら地蔵」と呼ばれた。境内に水野家家紋ゆかりの「沢潟の井戸」と、いぶきの大木(樹齢約300年の古木・東浦町指定文化財)、うなり石がある。