例 会 案 内

第77回ウォーク例会・開催要項



 
     
【史跡巡りシリーズ・名古屋編part12
                   11km

1.開催日時   平成30年12月1日(土) 9時~(15時)

2.集合場所   地下鉄線 平針駅

3.コース等   平針駅→慈眼寺→針名神社→農業センター→細口池→天白公園→

        植田八幡社→全久寺→稲葉山→塩釜口駅

4.参加費    300円(中学生以下無料、小学生以下は保護者同伴)

            但し初参加の人及び誘って頂いた人は半額(150円)

5.その他

     *雨天でも開催します。

     *歩ける服装で、弁当、飲み物、雨具、敷物、筆記具等を持参してください。

   *例会中の事故(けが)については、傷害保険の範囲内で対応致しますが、安全

   健康管理は自己責任でお願いします。

            
傷害保険の内容     死亡・後遺障害保険  166万円
                             入院保険金(日額)   4000円
                             通院保険金        2000円


                               
主な見所の紹介

 
慈眼寺
 
針名神社

名古屋市農業センター
 
細口池
 
天白公園
 
天白川
 
植田八幡社
 
全久寺
 
稲葉山
 
稲葉山からの眺望(栄久寺)


主な見所の説明

◎秋葉山慈眼寺
 大同4年(809)、京都御所炎上のとき、遠州の三尺坊尊が火災を鎮めるため京へ上り、その帰路当地に立ち寄り「鎮防火燭」の直筆を残した。これによって創建され、その後、永禄3年(1560)織田信長が桶狭間の合戦の折、この山に祈願して勝利を得たので、三尺坊の尊像を奉納した。現在も、神仏混合の珍しいお寺で、神仏の行事が修行されている。参道には、藤棚としだれ梅、ぼたん桜の並木がある。なお、毎年12月16日に火渡り神事が行われる。

◎針名神社
 秋葉山麓にあるこの神社は、延喜式内社で尾治(張)氏の末えい尾治の針名根連の命を祀る。針名根の命は、当時の尾張の国を支配した。併神として、大巳貴命、少彦名命を祀っている。なお、応神天皇の八幡社を明治42年に合祀している。創建は、延喜年間(900年頃)作成の『延喜神名帳』に従三位針名天神と記載されているところから、それ以前と思われる。その後、慶長年間(1612年頃)に、約800m北の元郷から部落と共に移された。また、ちょうちんともしの行事が、昭和57年、50年ぶりに復活した。因みに、犬山市の針綱神社は、針名根の命とその父君の尾綱根の命を祀っている。

◎名古屋市農業センター
 緑ゆたかな名古屋市東部に位置する名古屋市農業センターは、昭和40年に開設され、主に農業技術の研究と指導を行い、また、農業に親しむことができる施設として市民に利用されている。名古屋コーチンをはじめ乳牛・羊・豚などの飼育、野菜・花などの栽培が行われており、四季を通じて花が咲いている。ベゴニアを中心にした温室、約700本のしだれ梅、ゆったりと遊べる芝生広場などがある。園内では、搾りたての牛乳やアイスクリームなどを販売している。

◎植田八幡宮
 祭神は応神天皇。創建不詳。天正8年(1580)植田城主横地権蔵秀住の家臣室賀久太夫によって修造された。境内には、大正天皇が皇太子のとき明治41年に陸軍大演習を観覧された折、愛馬「藤園」に御乗馬になった跡の記念碑が建っている。なお、神社境内にあった古墳は、約1500年前の古墳時代中期ものものである。その古墳は、昭和49年に八幡宮が大改修された際、後円の下部のみ残し大部分が削りとられて原形をとどめていない。

◎全久寺
 曹洞宗。福田山と号し、文明3年(1471)将軍足利義政の命により、遠州横地城から植田城主となった横地秀綱が建立。当初は、現在の飯田街道南側に建っていたが、天白川の洪水の被害から逃れるため、寛政4年(1792)頃現在の地に移された。昭和48年RC造りに改築。