例 会 案 内

第71回ウォーク例会・開催要項



 
       
【史跡巡りシリーズ・名古屋編part10
                   11km

1.開催日時   平成29年12月2日(土) 9時~(15時)

2.集合場所   JR中央線 大曽根駅(北口)

3.コース等   大曽根駅→木ヶ崎公園→守山城址→白山神社→守山市役所跡→

        瓢箪山古墳→小幡城址→大永寺→川田公園→川島神社→小幡緑地公園

        →生玉神社→長慶寺→小幡駅

4.参加費    300円(中学生以下無料、小学生以下は保護者同伴)

            但し初参加の人及び誘って頂いた人は半額(150円)

5.その他

     *雨天でも開催します。

     *歩ける服装で、弁当、飲み物、雨具、敷物、筆記具等を持参してください。

   *例会中の事故(けが)については、傷害保険の範囲内で対応致しますが、安全

   健康管理は自己責任でお願いします。

            
傷害保険の内容     死亡・後遺障害保険  166万円
                             入院保険金(日額)   4000円
                             通院保険金        2000円


                               
主な見所の紹介

 
木ヶ崎公園
 
宝勝寺
 
守山城址

白山神社 
 
守山市役所跡
 
すいどうみち緑道
 
瓢箪山古墳
 
小幡城址
 
大永寺
 
牛牧遺跡
 
長慶寺

道標


主な見所の説明

◎長母寺(ちょうぼじ)
 矢田川南岸の、広い河川敷と木ヶ崎公園の緑につながる景勝の地にある。承久の乱に活躍した山田次郎重忠が治承3年 (1179)、母のために創建。開山堂の無住国師の等身大の木像、無住国師墨跡重文。石井垂穂の狂歌碑もあり、尾張万歳の発祥の地でもある。尾張漫才は、長母寺の住職であった無住国師が、仏教を説いて漫才を作り、弟子の徳若が節を付けたのが始まりと言われている。

◎瓢箪山古墳
 守山台地の縁に沿い長軸を南にした全長63m、前方部幅58m、高さ4m、後円部径36m、高さ5m、2段築造の前方後円墳。近年まで幅12m程の周濠が有ったが現在は埋められ一部公園となっている。墳丘部から川原石の葺き石、須恵器質の3突帯4段の大型円筒埴輪、水鳥形埴輪が出土。地域色の強い遺物の出土から当地の首長的被葬者が考えられる。昭和60(1985)年名古屋市史跡に指定された。

◎大永寺
 末寺12ケ寺の小本寺格の古刹で、本尊は伝恵心僧都作の釈迦如来。創建は建久元年(1190)山田重忠が小幡に建てた寿昌院。大永元年(1521)重忠の末裔岡田重頼が再興し大永寺と改めたが戦火で消失。元和3年(1617)岡田善同が名古屋城築城の残材で再建し現在地に移したが、鐘楼を除いて平成8年の改築により建築物は一新された。境内には岡田氏歴代の墓石が並んでいる。また、樹齢500年のラカンマキと樹齢400年のイヌマキがある。

◎牛牧遺跡
 庄内川と矢田川とに挟まれた熱田台地相当の守山面上にあり、庄内川に向って広がる台地縁辺部に位置している。昭和33年に発見され、縄文時代晩期の土器を主とし、竪穴住居跡も見付かった。その後の道路工事などでは、弥生式土器や古墳時代の須恵器などが多く、長期にわたって人々が住みついた重要な遺跡であることがわかった。段丘の上の方に新しい時期の遺物が出土、低いところに縄文時代の遺構がある。

◎長慶寺
 平安時代末期から鎌倉時代前期の武人で御家人の山田重忠が建てた寺のひとつとされる。母のための長母寺、父のための長父寺、兄のための長兄寺と言われている。長兄寺は字を変えて長慶寺に、長父寺は名を改めて大永寺になったという。