例 会 案 内
第55回ウォーク例会・開催要項 |
1.開催日時 平成27年4月4日(土) 9時~(15時) 3.コース等 大垣駅→大手門跡→本陣跡→俵町薬木公園→住吉燈台→奥の細道 5.その他 *雨天でも開催します。 *歩ける服装で、弁当、飲み物、雨具、敷物、筆記具等を持参してください。 *例会中の事故(けが)については、傷害保険の範囲内で対応致しますが、安全 健康管理は自己責任でお願いします。
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愛宕神社 |
掘抜井戸発祥の地 |
脇本陣跡 |
本町道標 |
本陣跡 |
住吉燈台 |
水門川 |
むすびの地記念館 |
八幡宮 |
大垣城 |
大垣公園 |
芭蕉・木因遺跡 |
塩田常夜灯 |
南一色公園 |
笠縫の里碑 |
JR大垣駅北駅広 |
主な見所の説明
◎掘り抜き井戸発祥の地 天明年間頃までは、生活用水として各町の裏通りを流れる用水を利用していたが、渇水期になると、大垣の三清水(西外側町、清水町、室町)まで汲みにいてっていた。天明2年こんにゃく屋文七が、川端に2メートル程の穴を掘りそこに5メートルの材木を打ち込み、その後へ節を抜いた青竹を力いっぱい打ち込んだ。すると、その竹の先からきれいな水が噴出した。それ以来どこの家でも、自噴の井戸が掘られるようになり「井戸槽(いどぶね)」とよんでいる。 ◎船町湊 水門川の川湊で、慶長年間(1596-1615年)から整備が始まり水運が発達した。この場所は松尾芭蕉が「奥の細道」の旅を終え、伊勢に向かって船出をした場所。付近には標識として、江戸時代後半に建てられた住吉燈台が残っているほか、現在は、水門川沿いが「四季の路」として整備されている。 ◎奥の細道むすびの地記念館 平成24年4月8日にオープン。記念館では、紀行文「奥の細道」の解説をはじめ、松尾芭蕉の人となりや旅に生きた人生を紹介する「芭蕉館」、大垣の歴史や文化・芸術を築き上げた幕末の先賢の偉業を紹介する「先賢館」、大垣市と西美濃地域の観光情報や全国の芭蕉関連施設を紹介する「観光・交流館」の3館と、大垣藩藩老・小原鉄心の別荘で、市指定文化財である「無何有荘大醒榭」から構成されている。 ◎八幡神社 中世には大井荘と呼ばれ東大寺領であったため、東大寺の鎮守を勧請して建てらた。大垣まつりは、江戸初期にまで遡る八幡神社の祭礼で、藩主より拝領の三輌軕と、町の持ち軕十輌が城下町を巡行し、提灯が輝く夜宮も別の趣があって賑わう。境内には自噴の井戸がある。 ◎大垣城 関ヶ原の戦いで、西軍・石田三成の本拠地となった。その後、戸田氏が十万石の城主となり、戸田氏の治世は明治維新まで続く。城内には天守のほか隅櫓、城門、武徳殿などがあり、また、館内では関ヶ原の戦いに関する展示や、展望室からの眺望を楽しむことができる。 ◎芭蕉・木因遺跡 正覚寺境内の奥に芭蕉その他の句碑が建ち並び、其の中央に「芭蕉翁」と刻した自然石の芭蕉追悼塚(尾花塚)がある。碑面の書は路通筆、如行ら大垣連衆によって建立された物で、日本最古の翁塚として世に知られている。また、ここには「木因墓」が翁塚と相語らう位置にあるので芭蕉木因遺跡といわれている。 ◎塩田の常夜灯 杭瀬川旧塩田橋の河畔にあり、この常夜燈は明治13年(1880年)の建立。この付近にはかつて塩田湊があり、生活物資や石灰などの運搬が頻繁に行われ賑わっていた。またこの常夜燈は伊勢神宮の遙拝所となっている。 ◎笠縫の輪中堤 市街地に残る数少ない輪中堤の1つであり、約 200本の桜がある。現在では笠縫堤遊歩道が整備されている。 ◎笠縫の里 鎌倉時代の建治3年(1277)京都より鎌倉幕府へ訴訟の旅に出かけた阿仏尼の「十六夜日記」にある里。古代から中世へかけて東山道赤坂より分かれ、墨俣を経て尾張の熱田で東海道に結ばれた鎌倉街道の宿駅として有名である。 |