例 会 案 内

第53回ウォーク例会・開催要項



 
       
【史跡巡りシリーズ・名古屋編part4
                   12km

1.開催日時   平成26年12月6日(土) 9時~(15時)

2.集合場所   名鉄常滑線 大同町駅

3.コース等   大同町駅→宝生公園→大江川緑地→くつ塚→呼続神社→永井荷風追慕碑

        →(Sコース:本星崎駅へ)→星宮社→善住寺→星崎城址→笠寺一里塚

        →笠寺公園→笠寺観音→本笠寺駅


4.参加費    300円(中学生以下無料、小学生以下は保護者同伴)

5.その他

     *雨天でも開催します。

     *歩ける服装で、弁当、飲み物、雨具、敷物、筆記具等を持参してください。

   *例会中の事故(けが)については、傷害保険の範囲内で対応致しますが、安全

   健康管理は自己責任でお願いします。

            
傷害保険の内容     死亡・後遺障害保険  166万円
                             入院保険金(日額)   4000円
                             通院保険金        2000円


                               
主な見所の紹介


 
愛と力の筏像

阿千輪兼吉記念碑 
 
大江川緑地

くつ塚 
 
福井八左衛門記念碑
 
呼続神社
 
永井荷風追慕碑
 
蒼龍院

中井用水緑道 
 
星崎城址
 
粕畑貝塚

笠寺一里塚 

笠寺公園 
 
東光院
 
泉増院
 
笠寺観音


主な見所の説明

 ◎阿千輪兼吉
 笠寺漁業組合代表として明治40年、名古屋周辺および知多半島でのノリの養殖を始めた。「あゆち海苔」「愛知海苔」という名前で知られるようになり、南区を代表する産業のひとつとなった。

◎くつ塚
 昭和34年9月26日に日本に上陸した伊勢湾台風は各地に大きな被害をもたらし、南区でも1417人という多数の死者を出した。2週間後に水が引くと、流されてきた靴がアシの根元や田んぼに取り残されていた。しばらくすると、この場所に靴が集められ花や線香が供えられるようになった。それ以来、この場所は「くつ塚」と呼ばれるようになり、その翌年「伊勢湾台風殉難者慰霊之碑」が建てられた。

◎福井八左衛門
 南野村の庄屋で、瀬戸内海の製塩業が発達するのを見て、この地方での塩の生産に見切りをつけ、新田開拓に着手。田畑、塩屋を売却して資金を作り、正徳6年(1716)に八左衛門新田を開拓した。
 供養塔は新田開拓の遺徳をしのび、大正3年に弘心寺の境内に建てらた。

◎蒼龍寺
 浄土宗、本尊は薬師如来の寺院。本堂は明治5年に東区の建中寺の御霊屋の一部を譲り受け、御霊屋中の拝殿を外陣に、合の間を内陣に使用している。
 近隣の信徒で、毎月8日に八日薬師講の勤めをしている。

◎東光院
 笠覆寺十二坊の一つとして創建され、本堂は江戸中期に建立された。星崎城主山口重勝の所持品であった天満天神菅原道真の肖像画、別名「出世お神酒天神」が所蔵されている。
 また、宮本武蔵が南区に滞在した際に東光院で過ごしたという伝承が残っており、左右両腕で書き分けた「南無天満大自在天神」の掛軸、武蔵の「肖像画」、武蔵自作の「木刀」が所蔵されている。

◎泉増院
 真言宗智山派の寺院。泉増院第7世実道上人が夢のお告げを受け奉安したと言われる玉照姫の像が安置されている。玉照姫は、風雨にさらされていた観音様に自分の笠をかぶせてあげたことが縁で、藤原兼平の夫人になった女性。縁結びのご利益があると言われる。