例 会 案 内

第27回ウォーク例会・開催要項



 
       
【河川探訪シリーズ・庄内川編part2】
                   13km

1.開催日時   平成22年7月3日(土) 9時〜(15時)〜(17時)

2.集合場所   名鉄本線 東枇杷島駅

3.コース等   東枇杷島駅→清音寺→庄内緑地公園→伊奴神社→(庄内用水)

         →西八龍社→護国院→元入樋門→アサヒビール名古屋工場

         JR中央線・新守山駅

4.参加費    300円(中学生以下無料、小学生以下は保護者同伴)

5.その他

     *雨天でも開催します。

     *歩ける服装で、弁当、飲み物、雨具、敷物、筆記具等を持参してください。

   *例会中の事故(けが)については、傷害保険の範囲内で対応致しますが、安全

   健康管理は自己責任でお願いします。

            
傷害保険の内容      死亡・後遺障害保険  166万円
                             入院保険金(日額)   4000円
                             通院保険金        2000円


                               
主な見所の紹介


清音寺

美濃路(説明板)

庄内川

庄内川

庄内緑地公園

庄内緑地公園

白山神社

伊奴神社

庄内用水

光音寺公園

西八龍社

護国院

庄内頭首工(水分橋)

元入樋門

勝川橋

アサヒビール名古屋工場


主な見所の説明

◎清音寺
 治承3年(1179)、当時の太政大臣藤原師長は、平清盛に尾張国井戸田(現在の瑞穂区妙音通駅付近)へと流された。師長は井戸田村の村長横江氏の娘を寵愛したのですが、後に清盛に許されて都に帰るとき、形見に薬師如来と白菊の琵琶を娘に残した。しかし娘は別れを悲しんで、庄内川に身を投じた。娘を弔うためにこの清音寺が建てられ、この地は琵琶島と呼ばれるようになった。寺号の清音寺は娘の法号清音院からとられている。

◎庄内緑地公園
 庄内川の小田井遊水地を利用した約40haの公園で、昭和43年12月の都市計画事業認可以来、「水と緑と太陽」をテーマに、野趣あふれる総合公園として整備されてきた。庄内緑地は、(1)高盛土地区にあるグリーンプラザ、(2)緑地部分(遊水地部分)とで構成されている。

◎名塚砦跡(名古屋市西区 白山神社)
 織田信長が、織田家の家督を継いだばかりの頃、信長より評判の良い弟・信勝が家督を継ぐべきと、有力な家臣である林道勝・光春兄弟、及び柴田勝家らに謀反の動きがあった。信長はこれらに対抗する為に、この砦を築き、佐久間盛重に守らせた。弘治2年(1556)8月24日に、信長本体と柴田・林連合軍(信勝方)の戦いがあり、信長方が勝利を得た(稲生ヶ原の合戦)。

◎西八龍社
 通称「かみなり神社」。古来から、雷除け・日乞いの神として有名。創建は、朱雀天皇の御代承平年間(921〜938)と伝えられる。現在の本殿は平成9年に新築されたものである。

◎味鋺(あじま)神社
 白山薮古墳出土の古鏡が神宝。寛治7年(1093)に競馬の神事が催されたのが始まりで、戦前は例年流鏑馬が行われたが、昭和13年が最後になった。境内に稲置街道の石橋(清正橋)が保存されている。

◎護国院(天永寺)
 真言宗智山派。天平年間(729〜749)僧行基の創建といわれ、薬師寺といった。天暦2年(948)の大洪水により衰微したが、天永2年(1111)西弥上人が再興し、今の寺号に改めた。絹本著色千手観音(国重要文化財)、絹本著色仏眼(市重要文化財)など多数の文化財がある。

◎庄内用水元杁樋門
 消石灰と土を混ぜ固めた人造石工法「たたき」により作られた取水口。明治43年(1910)築造。平成5年に名古屋市都市景観重要建築物等に指定された。
 取水された庄内川の水は庄内用水となり南西へ600m程行き暗渠にて矢田川を潜り黒川樋門(名古屋市北区)へと流れている。