例 会 案 内

第26回ウォーク例会・開催要項



 
       
【史跡巡りシリーズ・東尾張編part3】
                   13km

1.開催日時   平成22年6月5日(土) 9時〜(15時)

2.集合場所   名鉄犬山線 岩倉駅(神明生田神社)

3.コース等   神明生田神社→五条川左岸浄化センター→宇都宮神社→甲屋敷古墳

         →間々観音→小牧山歴史館→西町稲荷堂(Sコース:小牧駅10km)

         →上街道(木曽街道)→岸田家→小牧駅

4.参加費    300円 (小牧山歴史館入場料を含む)

             (中学生以下無料、小学生以下は保護者同伴)

5.その他

     *雨天でも開催します。

     *歩ける服装で、弁当、飲み物、雨具、敷物、筆記具等を持参してください。

   *例会中の事故(けが)については、傷害保険の範囲内で対応致しますが、安全

   健康管理は自己責任でお願いします。

            
傷害保険の内容      死亡・後遺障害保険  166万円
                             入院保険金(日額)   4000円
                             通院保険金        2000円


                               
主な見所の紹介


出発式会場・生田神明神社(にぎわい広場)

五条川

緩衝緑地

五条川左岸浄化センター

日吉神社・クスノキ

宇都宮神社

宇都宮神社古墳

甲屋敷古墳

間々観音

間々観音境内

史跡小牧山

小牧山山頂・小牧市歴史館

西町の稲荷堂

西林寺・渡辺錠太郎胸像

蟹清水砦跡

木戸高札場跡

岸田家

メロディーパーク・小牧駅


主な見所の説明

◎宇都宮神社古墳 (県指定史跡・昭和62年9月9目指定)
 小木古墳群の中で最も保存状態が良く、中心的存在で、全長59m、後円(方)部直径34m、高さ6.5mを計測する前方後円(方)墳。後円(方)部頂上には社殿が建ち、昭和初期の社殿建設の際に竪穴式石室から三角縁獣文帯三神三獣鏡(県指定有形文化財)が出土した。

◎甲屋敷古墳 (市指定史跡・平成4年8月15日指定)
 宇都宮神社の北西約250m にあり、竹薮の中にある。高さ5m、直径30mの円墳。出土した三角縁神獣鏡(市指定有形文化財)は現在小牧市歴史館に展示されている。

◎間々観音(龍音寺)
 小牧山の北西にあり、かつては小牧山にあった観音様を移したものと伝えられている。間々観音の山門は、尾張徳川家の菩提寺・建中寺から移築されたものである。観音堂には千手観音像が安置されている。かつて、この観音像には婦人の授乳と病馬快復の霊験があるとされていたが、現在では授乳信仰のみが残り、日本では珍しいお乳のお寺(通称間々乳観音)となった。

◎小牧神明社
 永禄年間に織田信長が清須から小牧山へ居城を移した際、清須にあった御園神明を守護神としてこの地に移し駒来神社と名付けたのが始まりという。小牧祭(毎年4月第2日曜日)、秋葉祭(毎年8月第3土・日曜日)の舞台となる。

◎西町の稲荷堂 (市指定有形文化財・昭和53年3月25日指定)
 元は名古屋市の建中寺(尾張徳川家の菩提寺)にあったものを、明治の初めにこの地に移築した。稲荷堂は、明治34年に豊川稲荷を祀るようにしたため、一部改造されているが、内部の装飾などは華麗で当初の姿をよく残し、霊廟建築、権現造の建物として貴重な存在である。

◎蟹清水砦跡
 小牧・長久手の合戦時に徳川方の砦が築かれた。昭和20年代までは堀跡などが残り、清水が湧き出ていたが、現在ではその様子は見られなくなっている。江戸時代にはこの場所に尾張藩の御殿が設けられ、藩士の宿泊や休憩所として利用された。また、天明2年(1782)には小牧御殿の一角に小牧代官所が設けられた。

◎小牧宿
 名古屋と中山道を結ぶ尾張藩の上街道(木曽街道)沿いにつくられた宿場町で、『小牧宿絵図』から、下町・中町・本町・横町・上之町に区割りされていたことがわかる。また、この街道の東側には東馬場町、西側には西馬場町も形成されていた。小牧宿は、他の宿場町同様、間口が狭く奥行きの深い町屋形式とよばれる地割りとなっていた。町の南端には木戸があり、木戸の南西に高札場があった。

        *小牧市教育委員会発行の「小牧の文化財散歩」を参考にしました。