例 会 案 内
第16回ウォーク例会・開催要項 |
1.開催日時 平成20年10月4日(土) 9時〜(15時) 4.参加費 300円(中学生以下無料、小学生以下は保護者同伴) 6.その他
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主な見所の紹介
佐屋川創郷公園 |
小酒井不木生誕地碑(創郷公園内) |
鹿島神社文学苑 |
文学散歩道 |
吉川英治句碑 |
蟹江排水機場 |
福田川河口排水機場 |
新茶屋川公園 |
サンビーチ日光川 |
日光川(左)と蟹江川(右)の合流付近
藤前干潟活動センター |
活動センター内部 |
活動センター前堤防 |
藤前干潟(後方はトリトン) |
国道23号庄内新川橋より下流を見る (左)庄内川(右)新川
稲永ビジターセンター |
主な見所の説明
◎小酒井不木 医学博士、探偵小説家。明治23年10月8日生まれ、新蟹江村(蟹江新田)出身。東京帝大医学部卒業後、留学先の英国ロンドンにおいて喀血。大正12年名古屋に居を移し、文筆活動に入る。ロンドン留学中、コナン・ドイルの作品に接して以来、豊富な医学知識を駆使し「疑問の黒枠」「紅色ダイヤ」などの探偵小説を発表。大人だけでなく、少年雑誌を通して少年たちからも支持を得た。患者の立場として執筆した「闘病記」は、当時の世相を反映し、ベストセラーになりました。また、江戸川乱歩の処女作「二銭銅貨」を絶賛、乱歩の文筆活動への援助など、探偵小説を目指す後輩の育成にも尽力した。 昭和4年4月1日、風邪から急性肺炎を併発し逝去、享年39才。 ◎鹿島神社文学苑 文学苑は鹿島神社境内にあり、昭和43年から18年の歳月をかけ、故黒川巳喜が私財を投じ、「東海の潮来」と言われる蟹江の水郷地帯の田園風景や、その風情を文学的遺産により後世に残したいと作った。黒川巳喜は建築家・黒川紀章の父で、自身も建築家であり、俳人でもある 山口誓子、水原秋桜子、山口青邨、中村汀女ら日本を代表する俳人や、地元文学者小酒井不木などが、この地を詠んだ句碑が26基ある。 舟入に青浮の草の繁るのみ 誓子 櫛月の鹿島の松に年暮るゝ 青邨 夕ざれば水より低き花菜添い 汀女 いつとんで来たか机に黄の一葉 不木 かきくらす雪より鴨の下りにけり 秋桜子 ◎吉川英治句碑 文豪吉川英治が昭和17年8月頃、この地に遊び、ある晩佐屋川畔にて「佐屋川の土手もみちかし月こよい」と詠んだ句碑。 黒川巳喜ら地元有志により、昭和39年、吉川英治が愛した佐屋川尻に建碑。 当時、英治は『新書太閤記』を執筆中であり、蟹江合戦も取り入れている。 ◎藤前干潟 伊勢湾に流れ込む庄内川、新川、日光川の河口に広がる砂・泥から成る干潟。さらに、庄内川河口干潟、新川河口干潟、そして藤前地先干潟の3つの干潟に分けられる。これら3つの干潟を含む323haの区域が2002年11月18日に「藤前干潟」としてラムサール条約に登録された。ラムサール条約登録湿地は、日本では1980年に初めて釧路湿原が登録され、藤前干潟は日本で12番目の登録湿地。 |