例 会 案 内

第109回ウォーク例会・開催要項


 
     
【史跡巡りシリーズ・西三河編part1
                   10km

.開催日時   令和7年6月7日(土) 9時~(15時)

2.集合場所   名鉄本線 牛田駅(東口)

3.コース等   牛田駅→東海道松並木→知立城址→知立公園→業平塚→(Sコース:8km・

          三河八橋駅へ)→無量寿寺→来迎寺一里塚→牛田駅

4.参加費    300円(中学生以下無料、小学生以下は保護者同伴)

5.その他

    *雨天でも開催します(暴風警報発令時は中止)。

    *歩ける服装で、弁当、飲み物、雨具、敷物、筆記具等を持参してください。

  *例会中の事故(けが)については、傷害保険の範囲内で対応致しますが、

     安全健康管理は自己責任でお願いします。

          傷害保険の内容    死亡・後遺障害保険  166万円

                   入院保険金(日額)   4000円

                   通院保険金        2000円


                               
主な見所の紹介


 
東海道松並木
 
知立城址
 
知立公園
 
知立神社
 
業平塚
 
根上がり松
 
無量寿寺
 
来迎寺一里塚


主な見所の説明

◎東海道松並木
 知立市の東部山町から牛田町に至る約500m間に松並木があり、平成18年の調査では北側93本、南側88本松があった。この松並木は側道がついているのが特徴で、江戸時代に行われた馬市との関連が考えられている。

◎知立神社
 景行天皇の頃の創建と伝えられ、平安時代『延喜式』神名帳にその名が見える。三河国二宮として国司の祭祀を受け、江戸時代には東海道三社の一つに数えられた。東海道を往来する旅人には「まむし除け」のご神徳で知られる。社殿は、「尾張造り」と呼ばれる独特の社殿配置を形成していて、三河の地方に建つ尾張式の社殿群は珍しい。度々天災にみまわれ、現在の社殿は江戸後期から昭和にかけて造営されたもの。多宝塔は国重要文化財。明治初年の廃仏毀釈を免れた神社境内の多宝塔は全国的にもきわめて貴重。

◎業平塚
 平安時代の人物・在原業平の墓とも供養塔ともいわれる塚。無量寿寺によると、在原業平が亡くなった後に分骨し、寛平四年(892)にこの地に塚を築いたと言われる。業平塚のすぐ隣には在原業平朝臣墓所という石碑が建立されている。

◎無量寿寺
 室町時代の延文5年(1360年)臨済の僧恵玄が中興し、江戸時代の宝永8年(1711年)にいたり、同宗妙心寺派になった。文化9年(1812年)方巌売茶翁により再建が行われ、八橋かきつばた庭園はこのときに完成した。
 八橋かきつばた庭園は回遊式で、5月上旬には約3万本のかきつばたが咲く。古くからの名勝地で、『伊勢物語』の中で在原業平が「かきつばた」の5文字を句頭に入れて詠んだ「からころも きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる たびをしぞおもふ」の歌碑と業平像が建てられている。

◎来迎寺一里塚
 慶長9年(1604年)、徳川家康によって築かれた道標。岡崎宿と池鯉鮒宿の間に江戸から数えて84番目の一里塚として設けられたもの。大きさは、約9m四方、高さ約4mに土を盛り上げ、道の両側に作られている。現在は、北塚は原形を残しているが、南塚は一部が削られている。塚上の木は主として榎が植えられたが、来迎寺には松が植えられている。都道府県指定史跡。