現代川柳を味わおう
20年以上続けてきた川柳活動を紹介していきます。
平成13年までは「川柳東浦の会」の会報「ちたの風」に掲載
された句を中心に紹介してきましたが、その会が平成13年に
解散になり、平成14年から始めた「川柳連れ連れ草」の
活動を紹介していきます。
寺さんの雅号は「沢 英人」です。
「川柳連れ連れ草(つれづれそう)」の紹介
「川柳東浦の会」解散後、新たな川柳作品交流の
場として企画する。川柳を志向する同好の
友が連れだって、つれづれ(徒然)成るままに
歳月を積みかさね、豊かな人生の一助にしていきたい。
(発 足 平成14年1月)
「川柳連れ連れ草」への投稿案内 次の要領で川柳及び感想文を募集します。 1)毎月15日までに自由句を7句程度、課題句を2句程度 メール(下記)で送付してください。自由句には題をつけて ください。課題の題は2)の通りです。 2))2024年「課題」 (1月)くぐる (2月)仰ぐ (3月)夕焼け (4月)空 (5月)誰 (6月)好き (7月)歩く (8月)川 (9月)目 (10月)伏せる (11月)心 (12月)燃える 3)「川柳連れ連れ草」を読んでいただいた人から感想文 (150字以内)も募集いたします。 4)発表は「川柳連れ連れ草」として本ホームページ上で行 います。感想文もその句のページに随時掲載します。 掲載方法は一任してください。 5)始めて投稿される方は「川柳観」をご一読下さい。 川柳投稿 |
作成手法の意図
メール・ホームページの活用は、従来の紙媒体による
発表に比べ、投稿者・発行者双方に大きな労力の軽減ができ、
読者も幅広い方に鑑賞していただけると考える。
タイトルを付けることについては、句は本来1句完結で
あるが、それを守りながらもタイトルを付けることに
よって物語性の展開など発想や作句手法に広がりが
できると思う。いろいろな手法を試みていきたい。
投稿される方も鑑賞される方も川柳の新たな創造、
交流の場に活用していただければ幸甚である。
「川柳東浦の会」の紹介
昭和55年3月 愛知県知多郡東浦町において渡辺和尾氏を
主宰に発足する。以後毎月1回の例会を開催する。
平成13年11月 21年9ヶ月間、260回目の例会を
もって解散する。
又この間に合同句集を5巻発行する。
最終会員 18名 会長 沢 英人(名目のみ)
実質の運営は八重子、愛らが当たる。
英人およびその妻幸智子は会創立から
川柳作句を始め、解散まで会員で通す。
「ちたの風」の紹介
川柳東浦の会の会報。月1回発行。表紙を含めて12ページ。
平成13年11月第260号をもって最終号とする。
前月例会の入選句および随想等を掲載。
こころしずかな また もえるような そして やさしさにあふれた 十七音で 書いてみよう (「ちたの風」表紙より) |
川柳鑑賞について
川柳は5・7・5の17音字を基本とします。
川柳は生きている人間を読みます。
川柳の3要素は穿ち、軽み、笑いと言いますが、
現代川柳では特に作者の「心情、思い」を大切にします。
現在の川柳界は様々な思想で進められており、
上記以上に確立したものはないと感じています。
「雑詠」は特にテーマを定めず自由に、
「課題」はテーマを決めて
「席題」は句会の場で作句します。
「共選」は2人以上、時には出席者全員で選をし
多くの場合順位をつけます。