so294
     (せんりゅうつれづれそう)


        
 第294号(R8年6月)
ヒ メ ジ ョ オ ン
の 章

 (科目)キク科     (花言葉)素朴、清楚、

 草丈30~60cmの越年草。河原や空地、駐車場、庭や、道路脇、時にはアスファルトの裂け目からも伸びている。花は直径2cm程度、一重の菊のような花。繁殖力が強く、放っておくと増えてしまうため、雑草として扱われることがほとんど。近縁種にハルジオンという植物がある。

 橘さんの話の地域活動継続の困難さは、程度の差はあれ全国的なことでしょう。人は一人で生きていけるでしょうか? 今だけのことでなく、一生について考えてほしいと思います。それでも今のようなことになるのでしょうか? (★印は英人推奨句) 




課 題   「 離れる 」

手が離れ心が離れ今ひとり    靖坊
堂々と歩く背中の親離れ    ★さくら
話せないままに離れていきました   橘
離れてももしもしの声嬉しけり   奈っ葉
故郷を離れて久し増す望郷   ペ天使兄
 今回も彼女と意見離れてる   ★ペ天使妹
離れても追憶の火が消せません   瑞希
とりあえず離れの部屋を掃除する   桃華

宿命と離別受け入れ今日を行く   英人





  「梅雨入りシュレッダー」
              靖坊


雨の日はたまった書類処分する
  DMは開封せずにシュレッダー
    ★思い出とともに手紙を切り刻む
  シュレッダーしたい秘密は数知れず
回想も湿っぽくなる梅雨の候


 


「 年ごと 」   ぺ天使兄

  年ごとに朝日夕日の有難し
    ★年ごとに日々の重みが増してくる
  年ごとに人との出会い楽しくて
  年ごとに友の電話が途絶えがち
  年ごとに道端の花いとおしい



「  妹  」   奈っ葉

妹よ支えてくれてありがとう
お互いに歳を重ねて今がある
★辛いこと乗り越えた今楽しもう
たまに会いランチの会話至福なり


(随想1)  「ジャカランダ」  奈っ葉

 英人先生も2024年6月にジャカランダについてコメントされていました。私がこの名前を知ったのは若い頃、さだまさしの曲をよく聴いていて、~ジャカランダの花の咲く頃に~というフレーズが耳にずっと残っていて、ジャカランダってどんな花?いつか見てみたいな~と思っていました。
 調べてみると、ジャカランダは中南米が原産の世界3大花木の一つ。何年か前、私の住む市川にも1本咲いていると聞いて、早速見に行ってきました。念願叶ってようやく出会えたジャカランダの花。大きな木に淡い紫色の小さな花がたくさん咲いていてそれは見事でした。ところがその後、台風に直撃され、幹が折れて無惨な姿になってしまいました。
 6月はちょうどジャカランダの花の咲く季節。久しぶりにあの木に会いに行ってきました。枝は再生して高く伸びていましたが花芽は残念ながら付いていませんでした。来年こそは復活してあの青紫色の花をたくさん咲かせてくれることを願っています。




    「 水無月 」   瑞希

   水張った青田に語る元気だね
  ★ホタル舞う今宵は風も遠慮する
 しとしとと降る雨の声聞こえます
  鯉の群れ見とれて過ごす川端で
    風通し家も心も必要だ

 


「 水無月 」     橘

会うこともないけど元気でいてください
★またそっと取り出す潰えたはずの夢
恵まれているはずなのにまだ探す
試されていると思ってもう一度
嘘ついて傷つけたって欲しかった

 
(随想2)  「 地域活動 」  橘

 掲示板を拝見すると、英人さんらの尽力があり、そちらの地域はまだ地域のつながりが残っているように思われます。が、うちの町内では、町内会の来年の組長が決まりません。今の組長は次が決まらないままに延長して4年目です。お辛そうです。
 「町内会は退会します」という方が出てきています。子供会も活動休止になっています。今までのような町内会活動は継続困難な状況なのではと思います。
 今月末に話し合いをすることになっていますが、どうなるでしょう。




「夏の始まり」    さくら

ガーベラに元気をもらう散歩道
空見上げもう夏なのか問う五月
初物のすいか頬張る梅雨晴れ間
喜びと感謝で満ちる記念の日
★ひとくちで心やすらぐ里の味


 
・・・英人の20句抄・・・「認知症検査」

 寿命が伸び新たな病増え
  生きてれば病に罹るは自然です
    宿命と受け入れるのも生き方
     神のみぞ知る一秒先のこと
       避けられることは避けたい人なれば
          認知症認知症と騒がしい
          認知症避けたい病の代表なり
          認知症避ける工夫あるという
          脳トレとあの手この手と励んでる
              運転に認知症検査組み込まれ
            三度目の認知症検査通知来る
           勉強する検査でないと放っておく
    物覚えの悪さは天下一品で
    内心はドキドキして試験日へ
    試験終えできの悪さにうなだれる
      再検査それはないと思うけど
        通知までイライラして待つ長さ
          認知症なくしてほしいこの検査
            余生だから心穏やかに過ごしたい
              余生でも動けるうちに動きたい



「 朝の鳥 」    ぺ天使妹

★早起きの雀の声に起こされる
食卓の窓に小鳥の餌ねだり
パン食かそれともご飯鳥に聞く
餌待ちの雀が小枝を行き来する



「あじさい」   桃華

あじさいをゆっくりと這うカタツムリ
★躓いてしまうあじさい見つめてて
あじさいの花束もって墓参り
風鈴が鳴る救急車も鳴る忙しい日
もの忘れひとつふたつは当たり前


   


・・・ お 便 り 欄 ・・・
句と共にいろいろなお便りを頂くので、皆さんに紹介したほうが良いと
思われるものについてはここに紹介していきます。ご承知下さい。

 
◎靖坊
 東海地方もいよいよ梅雨入り。水不足にならないようほどほどに降ってほしいですね。


◎橘
 5月に暑かったので、今年も夏が早いと覚悟していましたが、朝晩はひんやりします。


◎さくら
 サッカーのワールドカップが始まりましたね。今朝の日本対オランダ戦は、私も家族も早起きして、テレビ観戦しました。先制されても追いつく日本チームの粘りが大変素晴らしい試合でした。これからの試合も日本チームの勝利を願って応援していきたいと思います。(6/15受け)

◎ペ天使兄
 梅雨も本格的になり、アジサイが今年ひときわ綺麗に感じます。

 




    (鑑賞文・感想文) 気ままに一言・・・ 

 

・思い出とともに手紙を切り刻む(靖坊)   桃華
  断捨離と言われ、私も整理せねばと思っているのですが、懐かしい人からの手紙はなかなか捨てる気にならず、困ったものです。思い出は心に残っていますから、思い切って手紙類は処理しましょうか、誰か私の背中を押して!!

・ホタル舞う今宵は風も遠慮する(瑞希)   桃華
  近辺でまだホタルが舞うのですね、羨ましい限りです。ズーッとズーッと昔、確かにホタルが舞っていたのを覚えていますが、近年はホタル生息地へ行かねば見ることができません。環境の変化でしょうか、風も遠慮するほどホタルの舞いは優雅で美しいのでしょうね。

・あじさいをゆっくりと這うカタツムリ(桃華)   靖坊
  矢のように過ぎていく日々の中で、ゆっくりと生きているかたつむりに出会うと、自分の心までのんびりしていくような気分になります。時が経つことなど気にせずあじさいを這うかたつむりを眺める……なんとも贅沢な時間の過ごし方ですよね。心に余裕を持って毎日を暮らしていきたいものです。

・恵まれているはずなのにまだ探す(橘)   瑞希
  人間の欲望にはきりがありません。物に恵まれ、人にも恵まれているのに尚、幸せを求め続ける、これが人間の常でしょうか。日常の生活に、もう充分は中々ありませんね。贅沢な事です。

・あじさいをゆっくりと這うカタツムリ(桃華)   瑞希
  七色の道をゆっくり這うカタツムリ。カタツムリには何が見えているのでしょうか。優雅に虹の色を楽しみながら進む梅雨のひととき素晴らしいカタツムリの散歩道です。

・年ごとに日々の重みが増してくる(ペ天使兄)   英人
  老いてきて余命を意識するようになれば、1日1日が貴重になります。今日と言う日は後何回あるのでしょう。おろそかにできません。ペ天使兄さんはそんな風に考えておられます。与えられた生、悔いの無いように過ごしたいものです。

・辛いこと乗り越えた今楽しもう(奈っ葉)    英人
  人生は山あり谷あり、いろいろなことがあったのでしょう。辛いことを乗り越え平穏となった日々、楽しんでください。最後良ければすべて良しとも言います。

・ 堂々と歩く背中の親離れ(さくら)   英人
  背中が堂々とみえますか? 立派に親離れができたのでしょう。次は子離れが必要です。これからは、子どもはそっと見ているだけにして、自分の人生をより豊かにする方法を見つけねばなりませんね。楽しくなりますよ。

・パン食かそれともご飯鳥に聞く(ペ天使妹)   英人
  鳥にもパン食かご飯食があるのでしょうか? それを聞いて用意されるのでしょうか? こういう生活も良いものですね。ところが野菜を作っている私にはそんな悠長さはありません。トウモロコシはほとんど食べられました。スイカはいつつつかれるかとヒヤヒヤです。鳥とは戦争状態です。


投稿をお待ちしています。


    
       「川柳連れ連れ草」への投稿案内

             次の要領で川柳及び感想文を募集します。

  1)毎月15日までに自由句を7句程度、課題句を2句程度
    メール(下記)で送付してください。自由句には題をつけて
    ください。課題の題は2)の通りです。
  
2)2026年「課題」
    (1月)赤い (2月)夕日 (3月)染める (4月)弾む
    (5月)声 (6月)離れる (7月)仲間 (8月)思う
    (9月)手 (10月)甘い (11月)匂う (12月)髪

  3)「川柳連れ連れ草」を読んでいただいた人から感想文
    (150字以内)も募集いたします。
  
4)発表は「川柳連れ連れ草」として本ホームページ上で行
    います。感想文もその句のページに随時掲載します。
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