so281
     (せんりゅうつれづれそう)

         第281号(R7年5月)
ゼ ニ ア オ イ 章
 
  
    
      
          
         (科目)アオイ科   (花言葉)初恋、母の愛、温厚、柔和、 | 
      
      
        
        
          
            
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                ヨーロッパ原産.の多年草。 江戸時代に渡来し、観賞用によく植えられているほか、野生化しているものもある。全体にほぼ無毛で、高さは60〜90cm。葉は掌状に浅く5〜7裂する。花は淡紫色で濃紫色のすじがあり、直径約3.5cm。花期は6〜8月。 
               
               ブログを借りて「話・話」 を綴って3800話を超えた。ところが借りていたブログが閉鎖されることになり、データの引っ越しを勧められた。初めてのことばかりであったが、無事引っ越せた。ありがたいと共に、こんなことがまだできる自分の自信にもなった。 (★印は英人推奨句)  
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      課 題   「 笑 顔 」 
       
      
      笑顔から想像すれば合格だ    ペ天使 
      隠してる笑顔の中の胸のうち   ★瑞希 
      鯉のぼり笑顔で泳ぐ澄んだ空    さくら 
       法事にていつまた会えるこの笑顔   奈っ葉 
       若い娘の笑顔に勝る化粧なし   ペ天使兄 
      幸せの連鎖始める児の笑顔   ペ天使妹 
      思ってた自分と違う記念写真    橘 
      窓の外笑顔が揺れる新入生    くまちゃん 
      その笑顔いくらで売ってくれますか   ★靖坊 
      満面の笑顔の遺影撮ってよね   桃華 
      老いたから笑顔振りまき村を行く   英人 
       
       
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  「五月の日々」   瑞希
連休も孫成長し帰省なし
  機械化で一家総出の田植えなし
    亡き夫の命日過ごす今日は雨
  ドライブで青葉若葉の癒し旅
     ★なに語る小川で鴨が向き合って
 
「 夏は来ぬ 」   ぺ天使兄
★髪の毛を短かく刈って夏は来ぬ
夏は来ぬそれでも冷える老いの足
さつき枝さっぱり整え夏は来ぬ
夏は来ぬ汗拭き欠かせぬウォーキング
肌着棚一枚長袖残しておき
  
「 故 郷 」    奈 っ 葉 
   ★玄関の匂い懐かし父母の家
   雨の中線香焚きぬ父母の墓
   ニョキニョキと生えるタケノコえぐみ無し
   蕗の根を堀って我が家のプランター
  
    
      
         
        (随想)   「 入 院 」   桃華 
        
        
          
            
               
               娘が入院した。改めて自分が入院した3年前を思った。コロナが流行し、入院中もマスクを着用。大部屋のカーテンは終始閉まり、必要な時のみ少し開けられた。だから隣の人の顔も知らない。時々隣の人のうるさいスマホの通話のみ。今もそんな状態だろうか。娘がゆっくり寝られるように個室を要望した。望むと望まぬに関わらず人間関係が希薄になりつつある現状が恨めしい。 
               
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「 衣替え 」   ペ天使
衣替え去年のブラウス窮屈で
 衣替え今年の流行Getした
 ★衣替え古い洋服捨てられぬ
   「風薫る季節」    さくら
   新緑のアーチを揺らす初夏の風
 出来たての香り爽やか柏餅
薔薇の花囲まれ気分貴婦人に
 照りつける陽射しに夏の覚悟決め
  ★麦わらの帽子探して夏を待つ
  
「 五 月 」     橘
いつだって笑顔で無理なことを言う
簡単に笑顔見せたら負けである
病得たことで笑顔のご縁にも
★眠るのは童話を一つ読んでから
春だから別れてばかり出会いなく
 
「 みどり 」  ぺ天使妹
松の芽の天に向かいて一直線
ヤツデの葉大きく開いて濃き緑
★右ひだり風に乱舞の若柳
キャラの木が若芽のマント纏いたり
  
    
      
          
        ・・英人の20句抄・・「カラオケ」 
         
        
        
  
    |     コロナ禍でそのまま終わったもの多し | 
   
  
    |     カラオケの会も音沙汰なくなって | 
   
  
    |     万博も始まりコロナは過去のこと | 
   
  
    |  カラオケに参加したのは十年前 | 
   
  
    |    世話人にそれとなく言う再会を | 
   
  
    |      同意して皆に声かけした世話人 | 
   
  
    |       参加者は半分程度の六人で | 
   
  
    |        この間に亡くなった人も数人 | 
   
  
    |          平均が八十五歳の晩春で | 
   
  
    |            行動を自粛しても歳は取る | 
   
  
    |             男性は我一人のとんでもなさ | 
   
  
    |        声を出すこれがすべての目的で | 
   
  
    |       歌うより話の花が咲く時間 | 
   
  
    |      歌うのは昔懐かしき青春歌 | 
   
  
    |     歌えれば皆で褒め合い皆楽し | 
   
  
    |         集まりは毎月となり驚愕し | 
   
  
    |         日程は僕の都合で決めるという | 
   
  
    |         高齢者何を起こすか分からない | 
   
  
    |         高齢者の得はしがらみ減ることで | 
   
  
    |         楽しんで楽しませて過ごすのみ | 
   
 
         
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「立夏子どもの日」    靖坊
酒やめてジュースで乾杯子どもの日
眺めているだけで晴れ晴れ初夏の空
思い出のこいのぼり今も空の奥
★童心は戻って来ないもう日暮れ
子を持たぬ人生なれど悔いはなし
 
 「 指 」   くまちゃん
★カレンダー次の連休さがす指
「 友 よ 」    桃華
急に逝きパニック障害起こす朝
友よまだ私の心取り乱し
ツバメ飛ぶ生あることを喜んで
失ったものは還らずカラス鳴く
★あの日にはやっぱり還れぬ墓参り
  
    
      
         
        ・・・ お 便 り 欄 ・・・ 
        句と共にいろいろなお便りを頂くので、皆さんに紹介したほうが良いと 
        思われるものについてはここに紹介していきます。ご承知下さい。 
         
        
          
            
              ◎靖坊 
               晴天のサイクリングが気持ちの良い季節になりました。やはり五月はいいですね。 
               
              ◎橘 
               パソコンの調子が戻ったようで、よかったですね。電話がつながること、遠隔で操作してもらえること、本当にありがたいです。私のパソコンも子どものお下がりで、時々フリーズするのをだましだまし使っています。 
               
              ◎さくら 
               令和7年5月8日は「令和の758(なごや)の日」というニュースを見ました。愛知万博から20年という事に、大変驚きました。モリゾウとキッコロは、今でも活躍しているようですね。とても嬉しく思いました。 
               
              ◎ペ天使兄 
               散歩に快適な時節になりました。しばらく低調でしたが少しペースを上げて歩いています。 
               
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            (鑑賞文・感想文)  気ままに一言・・・  
         
         
        
          
            
              ・衣替え去年のブラウス窮屈で(ペ天使)   瑞希 
                全く同感です。空気を吸っても目方はうなぎのぼりです。でも健康の証拠です。そう思いつつも、鏡に写る我が姿にため息まじりです。まあいいか。今さら嫁の貰い手があるわけじゃなし。 
               
              ・笑顔から想像すれば合格だ(ペ天使)   桃華 
                笑顔に会うと心がほっこりします。この句のように心の底から湧き上がる笑顔は真実を語り、嬉しいものです。オメデトウ!。 
                しかし笑顔といえどもいろいろあります。 
                  隠してる笑顔の中の胸のうち(瑞希) 
                少し痛々しいですが、笑顔は他の人をなごませることもあり、表面だけでも笑顔を作ることは必要かも知れません。 
               
              ・薔薇の花囲まれ気分貴婦人に(さくら)   桃華 
                何だか映画に出てくるような場面ですね。先日ローズガーデンでたくさんのバラを鑑賞してきました。見事なバラと彩りの美しさ、まさに天国にいるような心地でした。その陰に世話をする人達の努力が身に沁み、感謝のひとときにもなりました。 
               
              ・その笑顔いくらで売ってくれますか(靖坊)  英人 
                素晴らしい笑顔に出合う、思わずいくらでしょう、と聞いてしまう。笑顔に勝るものなし、本当にお金で買えるものなら買ってみたい。そうしてこういう笑顔ができる人はどんな人でしょうか。まずは心がけなのでしょう、そうありたいものです。 
               
              ・髪の毛を短かく刈って夏は来ぬ(ペ天使兄)   英人 
                私は普通でさえ髪の毛を短くしているのですが、夏は涼しく、夏になるともっと短くします。長髪がはやる時代に反対です。先日床屋さんで少し短くと言ったら、全く短く切られてしまった。私にはもう夏が来ています。 
               
              ・麦わらの帽子探して夏を待つ(さくら)   英人 
                ここにも夏を待つ人がいた。早めに麦わら帽子を買って夏を待つ。夏には、今ではいろいろな冷えるものが売り出されているが、昔ながら麦わら帽子が一番でしょうか? 
               
              ・眠るのは童話を一つ読んでから(橘)   英人 
                人にはいろいろな習慣がある。習慣通りにしないと何か落ち着かない。作者は寝る前に童話をひとつ読むと言われる。私の妻は床に入って、推理小説を少し読むのが習慣である。睡眠薬の役を果たしているのだろうか。 
               
              ・歌うより話の花が咲く時間(英人)   靖坊 
                人々の集いというのはお喋りのためにあるのだと思います。カラオケでも花見でも飲み会でも、誰とも話をせずに黙々と歌い、花を見て、酒を飲む、なんてことはあり得ないわけで、一番楽しいのはやはり会話をしている時でしょう。心置きなく話せる仲間を持てるのは幸せなことですね。 
               
               
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               「川柳連れ連れ草」への投稿案内 
                   次の要領で川柳及び感想文を募集します。 
       
        1)毎月15日までに自由句を7句程度、課題句を2句程度 
          メール(下記)で送付してください。自由句には題をつけて 
          ください。課題の題は2)の通りです。 
        2)2025年「課題」 
            (1月)苦労 (2月)幸せ (3月)読む (4月)いつも 
            (5月)笑顔 (6月)来る (7月)雨 (8月)寄せる 
            (9月)肩 (10月)うわさ (11月)背中 (12月)明日 
        3)「川柳連れ連れ草」を読んでいただいた人から感想文 
          (150字以内)も募集いたします。 
        4)発表は「川柳連れ連れ草」として本ホームページ上で行 
          います。感想文もその句のページに随時掲載します。 
          掲載方法は一任してください。 
        5)始めて投稿される方は「川柳観」をご一読下さい。 
       
                     川柳投稿  | 
      
    
  
 
川柳&ウォーク