so259
     (せんりゅうつれづれそう)

         第259号(R5年7月)
ク レ マ チ ス の 章
  
    
      
          
         (科目)キンポウゲ科   (花言葉)精神の美、旅人の喜び、策略、 | 
      
      
        
        
          
            
               日本、ヨーロッパ、アジアなど北半球の広い地域を原産とされているつる性多年草。花びらに見える部分は「ガク」と呼ばれる部分で、花びらのない変わった花。ツルが細いわりにとても丈夫で、大きな花を咲かせてもしっかりと支えることができる。今ではたくさんの原種を元に、数え切れないほどたくさんの園芸品種が作られている。 
               
               退院してから1ヶ月が経ち、生活はほぼ以前に戻りました。畑や庭は草ぼうぼう、その退治にこの猛暑の中、毎朝数時間汗にまみれています。こんなことができるのも元気なればこそ、改めて健康の大切さを思ってます。 (★印は英人推奨句)  | 
             
          
         
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      課 題   「 抱 く 」 
      
      想い出を抱いて生きてく老いの日々   瑞希 
      想い出を抱きまた巡る夏花火    ★さくら 
      恋人のように朝日を抱いてみる   靖坊 
      変わらずに守られる父母亡き今も   ★橘 
      会えぬまま君への想い我が胸に   奈っ葉 
      青春に抱いた夢も夢となり    ペ天使 
      児を曳いて嬰児を抱くママにエール   ペ天使兄 
      いっぱいの思い出抱いて家を出た   ペ天使妹 
      暑過ぎて氷枕を抱く夜中    くまちゃん 
      ハグをする君の背中の広いこと   桃華 
      未だ抱く夢の成り行き見届けたい   英人 
       
       
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  「 日 常 」    菜っ葉
    ★記憶にも残らぬ日々を生きている
  玉ねぎの皮むきながらふと思う
連れ合いのコロナ感染受け止める
 隔離してポカリ届けて無事を知る
   熱下がり隔離を終えてお茶すする
「  文 月 」     橘
黙礼ですませる程度のおつきあい
還暦になっても母に背けずに
★逆上がりできないままの大人です
苦しいとつぶやく一人になれたから
言っておくはずの言葉を積もらせる
  
    
      
         
         (随想1) 「夕刊廃止」  橘 
                           
        
          
            
               購読していた新聞が、5月から朝刊のみになりました。最近はネット記事に押されて読者が減っているとは聞いていました。そういえば夕刊を配達するバイクも見かけませんし、廃品回収の日も玄関先に出している家が見当たりません。 
               子どもの頃のTV欄、スポーツ欄から始まり、長く愛読してきました。家事の合間に一息ついて座るたびに手に取り、一日で1時間以上は読んでいると思います。 
               記事だけでなく新聞紙そのものも、ものを包んだり、濡れた靴を乾かしたり、土のついたものを広げたり・・・最後まで役に立つと思うのですが。 
               
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「 始まる 」   くまちゃん
★テスト終えついに始まる夏休み
「カラオケ」    瑞希
飲んだ後なぜかよい声出る私
下手でよい人それぞれの味がある
外は雨カラオケルームは上天気
下手ですが十八番もあるの雪椿
★締めくくり母が歌った戦友を
  
    
      
          
        
        
          
            
                (随想2) 「カラオケの思い出」 瑞希 
               
               今日は、私の弟のお誘いで久しぶりにカラオケに行きました。 
               2001年6月19日、今は亡き母の誕生日に米寿のお祝いをしました。その後、みんなでカラオケに行こうと言う事になりました。すると母が私も連れて行ってとの事。みんな嬉しいびっくりで喜んで連れて行きました。 
               そして母がリクエストしたのが戦友と麦と兵隊でした。たった一人の弟を戦争で亡くした弟への追憶の歌でした。 
               その半年後、幸せな人生やったとの言葉を残し母は永遠の眠りにつきました。 
               あれから23年の月日が流れました。お母ちゃんみんなで歌います。戦友の歌を!聞いててね。 | 
             
          
         
         
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  「七夕曇天」    靖坊
星なんぞ見えずともよい酒を飲む
   笹はない短冊もない酒はある
星空にロマン求めた若き日よ
  ★この年でどんな願いを込めようか
願いなどとっくに捨ててひとり酒
  
    
      
          
        ・・・英人の20句抄・・・「 手 術 後 」 
         
        
        
  
              |        手術終え新たな世界始まりぬ | 
             
  
              |          始まると思っているのは気持ちだけ | 
             
  
              |            十分に直りきってない手術後 | 
             
  
              |              少々の痛みは耐えて成し遂げる | 
             
  
              |         最大に危惧したのは友歩例会 | 
             
  
              |       何とか無事乗り切って自信持つ | 
             
  
              |     ボウリング二百点出して我が奇跡 | 
             
  
              |    電車旅のんびり過ごし癒やされる | 
             
  
              |         夏休みのラジオ体操始まりぬ | 
             
  
              |         老若が寺院に集う三週間 | 
             
  
              |         三週間行う地区は今は稀 | 
             
  
              |         他地区に誇る事業と意欲持つ | 
             
  
              |             僕の身はラジオ体操の効果知る | 
             
  
              |             まとめるのは老人会が主体です | 
             
  
              |             差し入れは老人会が知恵を出す | 
             
  
              |             児童らと交流図るいい機会 | 
             
  
              |             久しぶり見る顔もあって安堵する | 
             
  
              |       真夏日が良い過ごし方で過ぎていく | 
             
  
              |         順調に過ごし明日の夢見るまでに | 
             
  
              |           月末に行く診察に期待する | 
             
 
         
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 「 七 夕 」    さくら
駅前の短冊眺め微笑んで
幼き日何を願って夢見たか
★願い事素直に書けぬ大人達
空見上げ星の出会いを見守って
天の川幾多の願い流れゆく
 
「 猛 暑 」    桃華
暑い日も畑仕事は待っている
猛暑なり歯車狂う時間帯
★無理しないいつか二人の合い言葉
暑い日に熱いコーヒー飲む余裕
夕方の散歩生きている風感じ
  
    
      
         
        ・・・ お 便 り 欄 ・・・ 
        句と共にいろいろなお便りを頂くので、皆さんに紹介したほうが良いと 
        思われるものについてはここに紹介していきます。ご承知下さい。 
         
        
          
            
              ◎靖坊 
               蒸し暑い日が多くなってきましたね。最近はやせ我慢せずにエアコンを使うようにしています。何事も無理は禁物ですね。 
               
              ◎橘 
               毎日のように激しい雷雨があります。先日は運転中に降りだし前が見えず怖い思いをしながら帰りました。熱中症とともにご用心下さいませ。 
               
               
              ◎さくら 
               最近、俳優の山田裕貴さんや赤楚衛二さん、元King & Princeの平野紫耀さんなど名古屋の方が話題ですね。昔住んでいた身としては、ご活躍がとても嬉しいです。 
               
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            (鑑賞文・感想文)  気ままに一言・・・  
         
         
        
          
            
              ・この年でどんな願いを込めようか(靖坊)   桃華 
  “願いなどとっくに捨てて”なんて寂しいことを言わないで!私は欲張りだから、大病を患ってもまだまだ生きるぞ、と願っている。人間死ぬまで生きねばならないから、どうせなら笑って楽しく行きましょう!一人酒でも二人酒でも楽しいことは大いにやってみてください。 
               
              ・連れ合いのコロナ感染受け止める(菜っ葉)   桃華 
                コロナ感染?、寝耳に水の話。どこで、誰からうつったのか・・・?全く分からない。私も陽性になりビックリ仰天?!。もう1年も前の話だけど・・・。その時は10日間隔離、濃厚接触者は1週間。夫婦して隔離生活を味わった。現在は感染者だけで済むようだけど、感染せぬよう注意して生活をしたいものです。 
               
              ・逆上がりできないままの大人です(橘)   英人 
                逆上がりができなくても大人になれるのだ、言われてみて気がついた。そして、私がそうです。できなくても大人になれた。子どもの頃は寂しい思いをしたが、今になってみれば大したことではない。未だ変な劣等感を持っていないだろうか。 
               
              ・願い事素直に書けぬ大人達(さくら)    英人 
                思ったことを素直に書けばいいものを、それが大人は人目をはばかってか、ありきたりのことや誰もが書くことを書く。折角の七夕である、ひそかな願いを書いてもいいのではないか。その点子どもは素直である。子どもに学ぶことも多い。 
               
              ・下手でよい人それぞれの味がある(瑞希)   英人 
                仲間が集まってのカラオケは、あまりに上手な人がいると座がしらけてしまう。下手でいい、下手がいい、そこにそれぞれの味が出ている。腹から思い切り大きな声を出す。長らくカラオケに行っていない、久しぶりに行ってみたいものである。 
               
              ・暑い日に熱いコーヒー飲む余裕(桃華)   靖坊 
                若い頃は真夏に綿入り半纏とセーターを着込んで、エアコンも扇風機もない部屋で鍋焼きうどんを食べ、どれだけ暑さを我慢できるか、なんてことをよくやったものです。さすがにこの年ではもうそんな無茶はできないですね。でも真夏の熱燗は結構好きでたまに飲んだりします。やっぱり夏には汗が似合いますね。 
 
 
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               「川柳連れ連れ草」への投稿案内 
                   次の要領で川柳及び感想文を募集します。 
       
        1)毎月15日までに自由句を7句程度、課題句を2句程度 
          メール(下記)で送付してください。自由句には題をつけて 
          ください。課題の題は2)の通りです。 
        2)2023年「課題」 
            (1月)白い (2月)瞳 (3月)明るい (4月)心 
            (5月)二人 (6月)飾る (7月)抱く (8月)ノート 
            (9月)貸す (10月)辛い (11月)泣く  
            (12月)励ます 
        3)「川柳連れ連れ草」を読んでいただいた人から感想文 
          (150字以内)も募集いたします。 
        4)発表は「川柳連れ連れ草」として本ホームページ上で行 
          います。感想文もその句のページに随時掲載します。 
          掲載方法は一任してください。 
        5)始めて投稿される方は「川柳観」をご一読下さい。 
       
                     川柳投稿  | 
      
    
  
 
川柳&ウォーク