so257
(せんりゅうつれづれそう)
第257号(R5年5月)
ゼ ラ ニ ウ ム の 章
(科目)フウロソウ科 (花言葉)尊敬、信頼、真の通常、 |
やや多肉質の茎をもち、乾燥には強い反面、過湿には弱い性質をもっている。四季咲き性で、温度が適していれば一年中開花する。花は一重咲きから八重咲きまであり、星形やカップ状の小花がボール状に多数集まって、長い花茎の先端につく。
この数ヶ月いろいろな能力測定を受ける機会があり、その結果、実年齢より随分若い結果が出てきました。良いことは真に受け、次に向けて新たなことを始めたい気持ちが湧いてきました。もう一踏ん張りします。 (★印は英人推奨句) |
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課 題 「 二 人 」
二人して越えた坂道幾度か ★瑞希
もうひとり居ても寂しいままだろう 靖坊
ざまあみろ私がいなけりゃ暮らせまい 橘
海望む景色懐かし二人席 さくら
二人前うな丼食べる夢をみる くまちゃん
これからは二人で一人寄り添って 奈っ葉
冥土まで漕いで行きたい二人乗り ペ天使兄
二人なら成せると祝辞述べたのに ★ペ天使妹
二人して嬉しいことを探す日々 桃華
今あるは二人三脚の成果です 英人
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「 五 月 」 橘
目の合った猫目を合わせたまま逃げる
見せられて喜ばされて買わされる
病気とは言えぬ不調とぼちぼちと
二人なら楽しく辛く世を渡る
★五月雨に思い出したくないことも
「 前 髪 」 くまちゃん
★テスト前必ず前髪長くなる
「鯉のぼり」 ぺ天使兄
百均で買ったベランダ鯉のぼり
青空に大口並べ泳ぐ鯉
菓子に挿す鯉はま横に泳いでる
★青嵐幟の鯉を悶えさす
箪笥から出て大空へ鯉幟
(随想) 「鯉のぼり」 ペ天使兄
鯉のぼりの季節は終わったが、この時期、よく思い出すのは叔父のことである。遥か昔、私の初節句のために叔父は遠くまで出かけて行って竹を切り、何人かで担いで帰って鯉のぼりを立てた。このことを何度も得意げに語っていた。当然、その鯉を私は全く覚えていない。
ところで、最近♪屋根より高い鯉のぼり♪ を見る事がなくなった。かわって、川岸に渡したロープに横並びの鯉の映像をよく見掛ける。近くの公園広場では、高く張られたロープに数十匹の鯉が、五月晴れの空、強い風をはらんで元気に泳いでいた。時代の変化を感じるが、これはこれ、心晴れ晴れ爽快な気分を充分に満喫した。
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「久しぶりの東京」 さくら
街中が新陳代謝繰り返し
異国の地訪ねたような歌舞伎町
★大好きなドラマロケ地で浸る春
五月晴れスカイツリーに鯉泳ぐ
久々の記録更新万歩計
「連休夏日」 靖坊
規制緩和イベント再開ありがたい
お出掛けをせぬのは惜しいこの陽気
観光地混雑予想に嫌気さす
結局は家でゴロ寝が最適解
★何もせずただ心だけ遊ばせる
「 5 月 」 菜っ葉
愛犬よ君の名はメイ出会いの日
ツツジの香蜜を吸いたる幼き日
★縁側で庭を眺むる父恋し
田植え済み水面に映る山青し
饅頭を二人で分け合い茶をすする
・・・英人の20句抄・・・「FMラジオ出演 」
依頼受けFMラジオに出演し |
事前にはメールで質問受けたのみ |
時間です録音室に招かれる |
挨拶は自己紹介で済まします |
語るのはウオーキングの魅力です |
質問は想定通りに来ないもの |
心がけは思いをゆっくり話すこと |
友歩会の運営方針語りたい |
こんなことできる幸せ伝えてる |
時間が来たと言われ唖然とし |
最後には思いの丈をまくし立て |
十五分こんなに短いものと知る |
語りたいことの半分したろうか |
終えてすぐどうだったかと問いかける |
CDをもらって帰ってすぐに聴く |
不満もあるが自分はこの程度 |
その後に聞く評価に安堵する |
このCD機会があれば使っていこう |
良い機会与えられて意欲持つ |
良いことも悪いこともあって暮れていく |
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「畑仕事と長男」 瑞希
畑仕事その気にさせる五月晴れ
長男の慣れぬ手つきについ笑い
★任せます言いつつ手足出す私
母親のうるさい指示に負けもせず
退職後仕事は決めた畑仕事
「 初 夏 」 桃華
涼しげな初夏を運んでくる孫ら
★雨上がり涼風が吹きチョウが飛び
アジサイとたわむれているカタツムリ
玉ねぎを吊す仕事が待っている
紫外線強くて初夏は厚化粧
・・・ お 便 り 欄 ・・・
句と共にいろいろなお便りを頂くので、皆さんに紹介したほうが良いと
思われるものについてはここに紹介していきます。ご承知下さい。
◎靖坊
今年のゴールデンウィークはまずまずのお天気でしたが、遠出することなく終わりました。やはり我家が一番です。
◎橘
わが家がここに来たのは25年程前で、周りは田畑ばかりだったのがどんどん家やアパートが建ちすっかり変わりました。赤ん坊だった下の子が社会人になっているので、時の流れを実感します。
◎ペ天使兄
寒、暖、雨、晴れ、ついて行くのが少ししんどいですが、木々の緑は落ち着いてきたように思います。
◎さくら
私は久しぶりに東京の混んでそうな場所に繰り出しました。新しく出来た歌舞伎町タワー、東京スカイツリー、昨年話題になったドラマロケ地などです。まだコロナも2類の時でしたが、どこも賑わっていて活気がありました。まだマスクを外すのを躊躇していますが、一歩前進した気持ちでいます。
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(鑑賞文・感想文) 気ままに一言・・・
・二人前うな丼食べる夢をみる(くまちゃん) 桃華
おいしいもの、腹いっぱい食べたいですね。うな丼2人前食べられたらと思ったら、夢にまで出てきた。現実はなかなかそうは行かないだろうけど、夢で楽しめたのだから、幸せだったのでしょうね。
・任せます言いつつ手足出す私(瑞希) 桃華
親馬鹿はいくつになっても続きますね。十分大人なのに、親から見ればいつまでも子供。ついつい昔のくせが出てしまい、手を出し、口を出し、煙たがられ・・・。困った親です。反省・・・!!。
・ざまあみろ私がいなけりゃ暮らせまい(橘) 桃華
痛快な句。世の夫君に伝えたいよ。家事仕事を馬鹿にしているけど、いざやってみるがいい、どんなに大変か思い知るがよい、と!。掃除、洗濯、子育て、近所との付き合い等、主婦の仕事はいっぱいある。ごみの出し方、分かりますか?洗濯はできますか?お隣さん、分かりますか?私の存在、分かりましたか?!。
・お出掛けをせぬのは惜しいこの陽気(靖坊) 英人
いい陽気の期間は身近い。家に閉じこもるのはもったいない。遠くの観光地でなくてもいい。近場でいい。私なら畑でもいい。太陽の陽をいっぱいに浴びて、健康な心身に務めよう。人生は短いようで長い、長いようで短い。
・海望む景色懐かし二人席(さくら) 英人
広々とした海を眺める。世界は二人のためにある、そんな思いで並んで座った席。懐かしい思い出です。サア、もう一度出かけよう。青春よ再びである。人生は長いようで短い、短いようで長い。
・これからは二人で一人寄り添って(奈っ葉) 英人
今まで一人でできたことができない。でも嘆くことではない。もう一人がいるのである。これからこそが本領発揮である。二人でいる意味がより味わえる。
・百均で買ったベランダ鯉のぼり(ペ天使兄) 英人
この頃は何でも百均ですね。ベランダの鯉のぼりでは少し寂しいが、時代でしょうか。家も2階建てになり、本当に屋根より高い鯉のぼりは見かけません。歌の意味も分からないでしょう。私たちの時代は遠くなり、ですか。
・二人なら成せると祝辞述べたのに(ペ天使妹) 英人
サア、大変だ!どうなったのでしょう。二人なら大丈夫と思ったのに。人生は長い、山あり谷ありである。でもほとんどの夫婦は生涯寄り添うもの。いや、今の時代そうとは言えないようだ。離婚の増えていること、私たちには驚くばかりである。
・今あるは二人三脚の成果です(英人) 靖坊
もし自分に伴侶がいたらどんな人生だったのだろう、とたまに考えたりします。二人なら楽しみが増える分、苦労も増えるような気がして、結局一人が一番気楽だという結論に落ち着いてしまいます。とは言っても二人三脚の人生にちょっとだけ羨望を感じたりもしています。
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投稿をお待ちしています。
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「川柳連れ連れ草」への投稿案内
次の要領で川柳及び感想文を募集します。
1)毎月15日までに自由句を7句程度、課題句を2句程度
メール(下記)で送付してください。自由句には題をつけて
ください。課題の題は2)の通りです。
2)2023年「課題」
(1月)白い (2月)瞳 (3月)明るい (4月)心
(5月)二人 (6月)飾る (7月)抱く (8月)ノート
(9月)貸す (10月)辛い (11月)泣く
(12月)励ます
3)「川柳連れ連れ草」を読んでいただいた人から感想文
(150字以内)も募集いたします。
4)発表は「川柳連れ連れ草」として本ホームページ上で行
います。感想文もその句のページに随時掲載します。
掲載方法は一任してください。
5)始めて投稿される方は「川柳観」をご一読下さい。
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