so222
(せんりゅうつれづれそう)
第222号(R2年6月)
大山蓮華(おおやまれんげ)の章
(科目)モクレン科 (花言葉)変わらぬ愛、 落葉小高木。まれに深山に野生するほか、庭木として栽植される。幹は直立して、まばらに太い枝を分枝し、高さ4メートルくらいになる。葉は互生し、広倒卵形で先端は短く突出し、裏に白毛が密生する。初夏、芳香をもつ径5~7センチメートルになる白色の花が下向きに咲く。花びらは倒卵形で6~9枚あり、雄しべは鮮紅色、がくは淡紅色。みやまれんげ。 新型コロナウイルスによる自粛も緩められ、活動が少しずつ戻って来ました。私の進めているサロンや健康体操クラブも7月からの再開を段取りし、一宮友歩会の運営委員会も開きました。新たな気持ちで、楽しく元気に進めたいと思っています。川柳連れ連れ草は、さくらさんの希望のように、ずっと癒やしの場であるよう務めていきますので、皆さん方の協力をお願いします。 (★印は英人の推奨句) |
課 題 「 夢 」 青春は夢のかけらをさがす旅 夢さめて胸撫で下ろす昨日今日 ペ天使兄 夢多し夢のままなりあの夢も ペ天使妹 夢のため今日も明日も靴を履く ★野のはな 亡き人と同じ夢見て頑張った 語る夢いつしか無くし今日迎え 英人 |
「 マスク 」 野のはな
やっと来た曰くのマスク蒸し暑い
手作りのマスク楽しむ人が増え
急に来た自粛不自由不健康
元々はマスクしている花粉症
★何かしら奪われているこの時代
「 め が ね 」 ペ天使
百均ももブランド品もよく見える
お出かけはブランド品を連れて行く
探してためがねは額の定位置に
時々はポケットバックにかくれんぼ
★数えたら五つもあった老眼鏡
(随想1) 「 ありがとう 」 ペ天使
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「夏マスク」 靖坊
日本晴れマスク日焼けが気にかかる
蒸し暑い梅雨の季節にマスクとは
この夏は口にあせもができそうだ
買おうかな冷感素材の夏マスク
★マスクせず歩ける日常待ち望む
「 マスク 」 瑞希
カバンにも車の中も予備マスク
車から手を振ってたの誰だっけ
ファッションの一部となったマスクです
客が来たあわててマスク掛けました
★マスク取る爽やかな風吸い込んで
(随想2) 「今日が一番すてきな日」 瑞希
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「 水無月 」 橘
★また会うという約束の頼りなさ
去った子を思う時間を減らさねば
子の苦境わたしにできることがない
失敗は次の実りを膨らます
一本でないかも幸せへの道は
「新学期」 くまちゃん
★友達と自販機さがす新学期
・・・英人の20句抄・・・「メダカ飼う」
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「新しい生活様式」
お茶だけと友に誘われカフェテリア
丁寧なメイク楽しい五月晴れ
マスク下げコーヒーひと口味気なく
静けさの中に香りが笑顔生む
★瞳閉じ終わりを待とうゆっくりと
「 元気? 」 桃華
リズム崩し夏に入ってまた崩し
コロナ禍や大切なもの探している
元気?と確認のメールあちこちに
元気だとひと言聞けば安心で
★元気だよあじさいニコッと咲き始め
・・・ お 便 り 欄 ・・・ 句と共にいろいろなお便りを頂くので、皆さんに紹介したほうが良いと 思われるものについてはここに紹介していきます。ご承知下さい。
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(鑑賞文・感想文) 気ままに一言・・・ ・マスクせず歩ける日常待ち望む(靖坊) 桃華 外へ出るとどの人もマスク、マスク!!よく浸透していると感心するが、以前は マスクを付けている人は花粉症の人で気の毒に思ったものである。それが、人と 接触する度にマスクをかけねばならず、窮屈なことこの上ない。早く以前のような 日常が戻ってくるのを願ってやまない。失って知る普通の生活のありがたさである。 ・カバンにも車の中も予備マスク(瑞希) 桃華 私もあちこちに予備マスクを入れてあります。家にいるときはマスクは付けず、 いざ、買い物に出るとマスクを忘れ、しまった!?の繰り返しが多い。これではたま らんと予備マスク持参組となった次第。失敗を重ねると人間、少しは利口になり ますね。 ・夢を見た続き見たくてまた眠る(桃華) 靖坊 私の場合、特に多いのがご馳走をいただく寸前に目覚める夢。あんまり悔しい のでもう一度眠って食べようと思っても、現実の空腹感が眠るのを妨げるので、 結局起床して粗末な朝食をいただくことになります。夢の中でお腹いっぱい食べて みたいなあ。 ・青春は夢のかけらをさがす旅 青春は遠くなりにけり。しかし、夢を追いかけるのは別である。旅に出て青春の かけらを探すのもいい。夢はいつまでも追いかけたいものである。追いかける夢が あって生き甲斐もあるというものである。 ・夢で逢う約束をして床に入る(ペ天使) 英人 現実ではなかなか逢えない、それなら夢でと約束をする。叶うか、叶わないか、 それはやってみないと分からない。念ずるば通じる、いろいろやってみるもので ある。 ・夢多し夢のままなりあの夢も(ペ天使妹) 英人 夢が多いほど、果たせなかった夢も多いでしょう。また、果たせないから夢でも ある。夢がないのは味気ない。夢は多いほどいい。生涯を夢見る乙女で終わるの もありでしょう。 ・夢のため今日も明日も靴を履く(野のはな) 英人 靴を履くとは出かけることでしょう。夢のために出かけるとは、どんな夢なのでしょ う。探し人でしょうか?出会いでしょうか?それとも、果たせていなかった夢でしょう か?高齢になるほど出かけることは大切、コロナに配慮しながら出かけたいもの です。 投稿をお待ちしています。 |
「川柳連れ連れ草」への投稿案内 次の要領で川柳及び感想文を募集します。 1)毎月15日までに自由句を7句程度、課題句を2句程度 メール(下記)で送付してください。自由句には題をつけて ください。課題の題は2)の通りです。 2)2020年「課題」 (1月)誰 (2月)言う (3月)互い (4月)誓う (5月)忘れる (6月)夢 (7月)一筋 (8月)君 (9月)苦しむ (10月)別れ (11月)待つ (12月)命 3)「川柳連れ連れ草」を読んでいただいた人から感想文 (150字以内)も募集いたします。 4)発表は「川柳連れ連れ草」として本ホームページ上で行 います。感想文もその句のページに随時掲載します。 掲載方法は一任してください。 5)始めて投稿される方は「川柳観」をご一読下さい。 川柳投稿 |