so218
(せんりゅうつれづれそう)
第218号(R2年2月)
大岩団扇(おおいわうちわ)の章
(科目)ユキノシタ科 (花言葉)秘めた感情、順応、 ヒマラヤ山脈周辺の地域に分布する常緑性多年草。一般にはヒマラヤ雪の下と言う。花期は 2月~4月。葉の間から茎を伸ばして花序を出し、花径1~3㎝程度の花を多数咲かせる。地面 を這うように広がりグラウンドカバーとしても利用される。耐寒性が高く、半日蔭でもよく育つ。 情報の多さ早さに、遠いところの話と思いながらも、何か身近になってきた新型肺炎。日本中が世界中が慌てふためいている。これも横柄になった人間への警 鐘であろうか。人間は生かされているもの、その自覚が足りないかも知れない。 (★印は英人の推奨句) |
課 題 「 言 う 」 先生が男子にばかり小言言う |
「サクラサク」
朝の陽に吸い込まれてく十二歳
たくさんの親子が同じ思い抱き
親はただ祈るしかない待ち時間
結果より過程が大事と言い聞かせ
★合格の二文字で春がやってくる
「 幸 せ 」 ペ天使
孫たちのオメデトウはピカイチだ
腕の中幸せな夢見てるかな
陽を受けて幸せの道ウォーキング
★リボン付け幸せぶっている子犬
天秤にかけた幸せ重かった
(随想1) 「 蕗 の 薹 」 ペ天使妹
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「立春寒波」 靖坊
北風の音が心を寒くする
熱燗を飲ませたいのか朝の冷え
マスクして歩けばみんなマスク顔
スーパーのマスクは一人二箱まで
★寒風の中で感じる春の気配
「老人会総会」 瑞希
金一封八十五才皆元気
総会の席だけ出会う人もいる
飲めるのよ女性はジュース決めないで
このなかでまだまだ若い部類です
★仲良しの席はいつでも決まってる
(随想2) 「 春 探 し 」 瑞希
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「楽しみ」 くまちゃん
★遠足の国会議事堂楽しみだ
「 如 月 」 橘
嫌いでもうまくこなせばそれでよし
新聞を読むほど怖くなり閉じる
★いつもならとばす占い欄を読む
幸せは足に湯たんぽ胸に猫
パソコンが壊れて本に手を伸ばす
・・・英人の20句抄・・・「如月騒動」
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「 如 月 」
まだ暗い部屋にほんのり桃の花
★行き先を決めて玄関開けていく
プチ家出しても5時には台所
いい妻でいい母さんでこれからも
付き合いの悪い妻です悪しからず
「 雲 」 桃華
寒い日にまさかまさかの訃報来る
行き先は誰も分からぬ雲気まま
どこへ行く雲かな噂まで乗せて
★やさしさも悲しさもまた運ぶ雲
いつの日も悔いのみ残す別れかな
・・・ お 便 り 欄 ・・・ 句と共にいろいろなお便りを頂くので、皆さんに紹介したほうが良いと 思われるものについてはここに紹介していきます。ご承知下さい。
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(鑑賞文・感想文) 気ままに一言・・・ ・合格の二文字で春がやってくる(さくら) 桃華 おめでとう!よかったね、合格できて!中学受験、大変だったでしょうね。友の孫も お受験で毎日ピリピリだったと言っていました。家族みんなで勝ち取った喜び、大いに 楽しんで下さい。これからの成長が楽しみです。サクラがサクのはどんなときでも良 いものです。川柳も楽しみにしています。 ・老々の言った聞かぬの多くなり(ペ天使妹) 桃華 漫才みたいな老夫婦。もう私たちもそんな年代。確かに伝えたのにと言えば、いや 聞いていないと吠える人。けんかまでにはいかないけれど、こんな日々が多くなる。 それでも長年連れ添った夫婦。あうんの呼吸でまたまた続くでしょうか。 ・青空が今日旅立てと言っている(靖坊) 英人 青空、まさに旅立ちの日でしょう。こんな日に発てなくては発つときはないでしょう。 誰にもチャンスは訪れるもの、それを掴むか逃がすか、これで人生大きく違ってきま す。老いて減ったといえども、まだいろいろなことが訪れるでしょう。チャンスはものに したいものです。 ・陽を受けて幸せの道ウォーキング(ペ天使) 英人 陽を受けてウォーキングをすればそれはいつも楽しいもの、幸せな気分になるで しょう。また、いろいろ悩んでいるときでも、外を歩けばまぎれるもの、幸せな道にな るというものです。私は若いときからウォーキングを始め、今も続けている。私の 誇れるもの、本当によかったと思っています。 ・悪口を言うと自分の気が滅入る 悪口を言うというのは、気分を晴らすためでしょう。ところが言ってしまうと、晴れる どころか、返って気が滅入ることは度々あることです。こんな時、自分の愚かさを改 めて知ることになる。気をつけたい一つです。 ・いつもならとばす占い欄を読む(橘) 英人 信じもしない占い欄を読む、今日は何があるのでしょう?よほど気になることがある のでしょう。人間というのは本当に面白いもの、分からないものです。また弱いもの です。でも、悪いことでない限り、自分に引きつけ、味方にすればいいのだと思います。 ・歳だから言い訳にする言葉増え(英人) 靖坊 確かに増えました。「もう歳だからなあ」というぼやきが。頭も体も若い頃に比べて 衰えているのは間違いないのですが、まだやれることですら「もう歳なので」の一言で 逃げているような気がします。たまには「年寄りの冷や水」的なことにチャレンジして みるのもいいかもしれませんね。 投稿をお待ちしています。 |
「川柳連れ連れ草」への投稿案内 次の要領で川柳及び感想文を募集します。 1)毎月15日までに自由句を7句程度、課題句を2句程度 メール(下記)で送付してください。自由句には題をつけて ください。課題の題は2)の通りです。 2)2020年「課題」 (1月)誰 (2月)言う (3月)互い (4月)誓う (5月)忘れる (6月)夢 (7月)一筋 (8月)君 (9月)苦しむ (10月)別れ (11月)待つ (12月)命 3)「川柳連れ連れ草」を読んでいただいた人から感想文 (150字以内)も募集いたします。 4)発表は「川柳連れ連れ草」として本ホームページ上で行 います。感想文もその句のページに随時掲載します。 掲載方法は一任してください。 5)始めて投稿される方は「川柳観」をご一読下さい。 川柳投稿 |