so210
(せんりゅうつれづれそう)
第210号(R1年6月)
花手毬(はなてまり)の章
(科目)クマツヅラ科 (花言葉)家族との和合、一意団結、勤勉、 バーベナ属の耐寒性宿根草。草丈は20~40cm、株張りは40~60cm。開花期は4~11月。花房 が大きく、花の密度が高く、しかも早生品種なので春早くから楽しめる。サントリーの商標登録。 雑草はどうしてこれほどに強いのこか、それに比べ野菜の何と弱いこと。と、一瞬 思うのだが、所詮雑草は抜かれる運命。野菜は大事に育てられながら人の役に 立つ。どちらが良いか、考えるまでもない。果たして自分は野菜であり得たか? (★印は英人の推奨句) |
課 題 「 ふるさと 」 ふるさとは心の中の母の顔 ★瑞希 転勤でふるさとの良さ倍になる ペ天使 ふるさとを真綿にくるみ異郷の地 ★ペ天使兄 ふるさとの友と語れば国訛り ペ天使妹 若いころ故郷の良さ気付かない 今頃は私を忘れている生家 中抜けはあったけど同じ土地に住む 英人 |
「 六月の 」 野のはな
六月の気温ではない日が続き
六月は草の青々して眩し
六月の雨だれはまだ生易し
★六月の雨が流してくれる憂さ
祭日のない厳格なカレンダー
「冬服夏服入れ替え」 靖坊
根こそぎにしたいタンスの肥やしたち
体育の授業のジャージまだ着てる
破れてもゴムが伸びてもお気に入り
★愛着が湧いて断捨離挫折する
顧みれば我が身も社会の肥やしかも
(随想) 「初めての梅酒造り」 靖坊
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「水無月」 橘
子のマスカラちょいと拝借同窓会
それなりの大人になった私たち
大先生より若先生が察しよく
★幸せの形私と子で違う
この首相あの大統領にも慣れている
「曜変天目」
★憧れの天目茶碗会えました
人の群人気の高さ認識し
素晴らしい山に調和のミュージアム
ミュージアム天目招く価値はある
輝いて不思議な光さすがです
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「息子の運動会」
ほどほどの頑張りで良し太陽よ
小学校最後の走り見届けて
★気がつけば周り気にせず応援を
組み体操なんて立派な6年生
ありがとう子の成長に感謝する
「徒競走」 くまちゃん
★徒競走いっしょに走る友速い
・・・英人の20句抄・・・「同窓会」
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「 時 」 ペ天使
守ろうよせめて時の記念日は
待ち合わせ時間に遅れた君の息
★あの時の祝辞はお世辞だったかも
真夜中に時差ある国に電話する
時が経ち父母語るあねいもうと
「 梅 雨 」 桃華
梅雨半ば心はどっぷり梅雨最中
同病を語れる友がまたできて
★私を捨てる ゴミ箱いっぱいに
夏空は勇気と悔恨入りまじり
今日もまた元気だったと夕陽見た
・・・ お 便 り 欄 ・・・ 句と共にいろいろなお便りを頂くので、皆さんに紹介したほうが良いと 思われるものについてはここに紹介していきます。ご承知下さい。
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(鑑賞文・感想文) 気ままに一言・・・ ・愛着が湧いて断捨離挫折する(靖坊) 桃華 断捨離しなくてはならないことが山ほどあるのに、なかなか手がつけられない。 愛着が湧いて挫折するのはまだかわいいかも。私はその前に面倒くさくなって あきらめてしまう人。本当に困った人である。 ・ 今頃は私を忘れている生家 何年もふる里に帰っていないと景色はすっかり変わっています。そこにあった思い 出も消えてしまったようで淋しい限りですが、時代の流れには逆らえないようです。 私の生家ももうすぐなくなります。悲しいけど、仕方がないことですね。 ・ 若いころ故郷の良さ気付かない 日々の生活に一生懸命の時、ふるさとや父母や、少し遠くなったことにはなか なか目が行かないもの。その良さや大切さにを気付いたとき、まだ間に合えば いいが・・・後悔の多い人生になるか、ここも人生の分かれ目。最近の世の中に 流れには少し憂いを感じる。 ・ふるさとは心の中の母の顔(瑞希) 英人 ふる里はどこにある? それはいつまでも忘れられない母の顔だった。もう心の 中でしかあり得ないが、それが私のふる里だ。母は何物にも代えがたい。 ・あの時の祝辞はお世辞だったかも(ペ天使) 英人 祝辞であればまずお世辞でしょう。でも、お世辞と分かっても嬉しいもの。どこまで 信用するかは二人の関係。上手に活用したいものです。 ・ありがとう子の成長に感謝する(さくら) 英人 本当に子どもは親に喜びを与えてくれますね。成長を見ればますます嬉しいもの。 しかし、反抗期など難しい時代がやってきます。その時に試されるの親でしょう。 冷静に対応したいものです。 ・ 今日もまた元気だったと夕陽見た(桃華) 靖坊 夕陽ってのは不思議なもので、全然いいことがなかったツイてない日でも、夕陽を 見ているだけで「まあいいか。明日ガンバロー!」という気持ちになってしまうので すよね。終わり良ければ全て良し。一日の最後に夕陽を見れば、それで全てが 元気になってしまう感じです。 投稿をお待ちしています。 |
「川柳連れ連れ草」への投稿案内 次の要領で川柳及び感想文を募集します。 1)毎月15日までに自由句を7句程度、課題句を2句程度 メール(下記)で送付してください。自由句には題をつけて ください。課題の題は2)の通りです。 2)2019年「課題」 (1月)名 (2月)知る (3月)遠い (4月)実 (5月)ひとつ (6月)ふるさと (7月)岸 (8月)茂る (9月)旅 (10月)胸 (11月)取る (12月)思う 3)「川柳連れ連れ草」を読んでいただいた人から感想文 (150字以内)も募集いたします。 4)発表は「川柳連れ連れ草」として本ホームページ上で行 います。感想文もその句のページに随時掲載します。 掲載方法は一任してください。 5)始めて投稿される方は「川柳観」をご一読下さい。 川柳投稿 |