so201
(せんりゅうつれづれそう)
第201号(30年9月)
梅 花 藻 (ばいかも) の 章
(科目)キンポウゲ科 (花言葉)幸せになります、 花の形が梅の花に似ている藻であることからこの名がある。初夏から初秋にかけ花を咲かせ る水中花。花弁は5枚。大きさは1〜1.5cm。雄しべ雌しべが多数あるので、水中で結実する ことができる。葉は濃緑色で細長く、水温が14℃前後の清流にしか生息できない貴重な植物。 昨年5月から始めた健康体操クラブでは、口腔衛生士が口と顔の体操をしっかり 指導してくれる。こんな体操が必要とは思ってもいなかった。皆さん、笑顔が増え たろうか。シワが増えても笑顔を心がけたいものだ。男性参加者は私一人です。 (★印は英人の推奨句) |
課 題 「 笑 う 」 ほどほどの暮らし笑いの種もある 思い切り泣けばスッキリして笑う 靖坊 笑ったらシワとエクボが重なった ペ天使 この笑い笑いの意味を測りかね ペ天使兄 いいお顔 言えば笑顔のはじけた子 ペ天使妹 笑い声溢れる庭に花が咲く 金曜日テレビの前で大笑い 笑われる覚悟が楽になる秘訣 笑い声幸せ運ぶ薬です 瑞希 この先も笑っていける力あり 桃華 笑うほど憂さが退き明日は良し 英人 |
「久しぶりの帰省」
お土産をあれこれ悩みまだ東京
駅弁を食べる通路に人が立ち
富士山が見えてなんだかいい気分
あと少し故郷近づき眠気くる
★駅降りて懐かし空気ほっとする
「貴女と私」 ペ天使
あの頃の貴女と私細かった
おそろいの洋服着ればふたごです
ジャンケンでランチの店を決めたよネ
愛情のこもった言葉で支え合う
★この私あなたにとって誰ですか
(随想1) 「川柳と出合って」 ペ天使 十年をいくつ越えたでしょうか。 誘われて深い考えもなく参加させて頂いた!。 何となく私に合うようで続いている。 今は教室も先生も変わったけれど、 続けたい気持ちが一層強くなり、今がある。 先生に感謝です。 |
「つまみ食い」 靖坊
堂々とつまみ食いする独り者
料理中ひとつ摘んでひとつ足す
出来立てが一番ウマイつまみ食い
いつまでも食われぬままの奴もいる
★つまみ食いされぬ人生また楽し
「 長 月 」 橘
子は合宿ぜんぜん淋しくならなくて
母なんていつか捨て去られればいい
表情に出さず笑っているオトナ
長き夜思い出してはダメなこと
★不幸自慢ばかりの手紙書き直す
・・・英人の20句抄・・・「 西国巡礼 」
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「 釣 り 」 くまちゃん
★浜名湖でまた釣れたのはふぐ二匹
「秋が来たよ」
逝く夏に声高らかに蝉が鳴く
★思い出す母と稲穂を刈った日を
亡き夫に話しかけてる今日もまた
人の影長くなって秋見っけた
香り来る金木犀に足止める
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「 九 月 」
酷い夏過ぎて体重落ちていた
責任があるので寝てはいられない
★深呼吸しないと呼吸忘れてる
なまけものになろうあなたもわたくしも
ちびまるこあの賑やかな夕餉かな
「この夏は」 桃華
小さな傷が大きくなってしまった夏
青空が弱い心を吹き飛ばし
★挑戦する力はいまも持っている
この時期が過ぎればきっと風が吹く
蝶が舞う秋風待っていたように
・・・ お 便 り 欄 ・・・ 句と共にいろいろなお便りを頂くので、皆さんに紹介したほうが良いと 思われるものについてはここに紹介していきます。ご承知下さい。
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(鑑賞文・感想文) 気ままに一言・・・ ・ 金曜日テレビの前で大笑い どうして金曜日かな?明日から学校がお休みなので、金曜日はゆっくりテレビが 見られるのかな。大笑いしてたっぷり楽しむ一家団欒の姿が目に浮かびます。 ・なまけものになろうあなたもわたくしも(野のはな) 桃華 赤ちゃんのお世話は休む暇もなく大変ですね。可愛いことは可愛いけど・・・・と、 “?”つけたくなりますね。私も親の介護で一生懸命やればやるほどキリがなく、疲 れてしまいました。なまけ者と言われようが、いいのです。休んで下さい。休むと 笑顔も出てきます。これが赤ちゃんにも家族にも一番いい薬だと私は思います。 ・この私あなたにとって誰ですか(ペ天使) 英人 自分が相手にとってどのように思われているのか、どのような存在か、気になる ものです。単なる友達なのか、親友なのか・・・これが恋人なのかとなるとまた大変 です。ただ我が思う道を行く、これに徹しられれば楽ですが、そうもいかないのが 人間のようです。 ・人の影長くなって秋見っけた(瑞希) 英人 あれほど暑かった夏もいつの間にか終わり、涼しさを感じる秋となりました。その 秋を影の長さで覚えるとは、また何という感性でしょう。この感性を大切にしたい ものです。 ・不幸自慢ばかりの手紙書き直す(橘) 英人 人は主人公になりたいものです。こんなにも不幸です、不幸ですと言っているのが、 こんなにも耐えているのですよと、悲劇の主人公を演じ、自慢話にも聞こえてきます。 それを自覚し、書き直すとは、賢明です。自慢話はあまり受け入れられるものでは ありません。 ・思い切り泣けばスッキリして笑う(靖坊) 英人 何事も吐き出してしまえば楽になるものです。泣きたい時には思いきり泣けばスッ キリします。スッキリしてしまえばもう後は進むばかりです。笑いが浮かぶほどに なればもう大丈夫でしょう。人生この繰り返しでしょう。 ・何事も体験一度行ってみよう(英人) 靖坊 百聞は一見に如かずと言いますが、雑誌やテレビでしっかりと現地の情報を 見聞きしていても、実際に行ってみると何だか思っていたのと違う、なんてことは よくありますよね。知識だけでなく経験も着実に積み重ねていきたいと思います。 投稿をお待ちしています。 |
「川柳連れ連れ草」への投稿案内 次の要領で川柳及び感想文を募集します。 1)毎月15日までに自由句を7句程度、課題句を2句程度 メール(下記)で送付してください。自由句には題をつけて ください。課題の題は2)の通りです。 2)2018年「課題」 (1月)みんな (2月)生きる (3月)歌う (4月)私 (5月)手 (6月)太陽 (7月)流れる (8月)赤い (9月)笑う (10月)嬉しい (11月)とんぼ (12月)友 3)「川柳連れ連れ草」を読んでいただいた人から感想文 (150字以内)も募集いたします。 4)発表は「川柳連れ連れ草」として本ホームページ上で行 います。感想文もその句のページに随時掲載します。 掲載方法は一任してください。 5)始めて投稿される方は「川柳観」をご一読下さい。 川柳投稿 |