so199
(せんりゅうつれづれそう)
第199号(30年7月)
山 桃 (やまもも) の 章
(科目)ヤマモモ科 (花言葉)教訓、一途、ただ一人を愛する、 名の由来は「山のモモ」の意味から名づけられた。光沢のある常緑の葉で、庭木、街路樹など によく利用される。雌雄異株で、雄株に実は成らない。雌木には初夏に暗紅紫色のやや松脂 臭のある果実がなる。果実は生食のほか煮物、ジャム、砂糖漬けなどさまざまに利用できる。 自然災害にこの暑さ、人間の思うようにならないのがまさに自然なのか、それと も人間がこの怒りを起こさせているのか。前者が強いと思うが後者もある気が している。本当に人間は何をやっているのか。もう少し謙虚にならねばなるまい。 さて次号で200号です。200号達成記念に何かしたいと思い ますが、希望、提案はないでしょうか。考え、申し出てください。 (★印は英人の推奨句) |
課 題 「 流れる 」 傷つけた人の記憶は流さずに |
「サッカー・ワールドカップ」
さくら
今回は期待出来ぬとたかくくり
目覚ましを午前三時に日々合わせ
我慢して半分観れば目が冴える
本物の世界の戦い胸熱く
★あきらめぬ気持ちの強さ伝わって
「 孫四人 」
真ん中に生まれた孫のたくましさ
高二です極超未熟児今太め
★亡き夫に似てきた息子子を慈しむ
トウシュウズ履いて舞台で軽やかに
ババ馬鹿よ我が孫だけを目で追って
(随想1) 「四国別格20霊場巡り」 瑞希
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「 夏風邪 」 靖坊
扇風機回したままでひと眠り
ハクションと目覚めて風邪を自覚する
暑くても熱くても震える背筋
★一番の薬は眠ることと知る
しばらくは養生生活続けよう
★再会の期日に向けてダイエット
ヨーイ・ドン彼女の目方減ってきた
去年までボタンをかけて着れたのに
腹六分四分はケーキのために空け
体重がかかりクッションやせてきた
・・・英人の20句抄・・・「 悲劇喜劇 」
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「ゴール」 くまちゃん
★ミニゲーム今日もゴール決めたいな
「 文 月 」 橘
気休めを承知で占いに千円
勝負には負けても人生なんとなく
あと引いているのは茶碗で飲んだ酒
門限は既に不要の娘たち
★雨降って予定は延期息をつく
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「 弱 さ 」
梅雨末期自然の驚異言葉なく
だんだんと生きにくい世になっている
同窓の訃報が届く絶句する
★食べるため食べさせるため起き上がる
この夏は自分の弱さ見せられる
「バスツアー」 桃華
大雨を承知で参加バスツアー
警報に慣れてしまって恐怖なし
どしゃ降りの観光そうそう引き上げる
帰宅後に被害の大きさ知り呆然
★被災地の球児の頑張りつい涙
・・・ お 便 り 欄 ・・・ 句と共にいろいろなお便りを頂くので、皆さんに紹介したほうが良いと 思われるものについてはここに紹介していきます。ご承知下さい。
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(鑑賞文・感想文) 気ままに一言・・・ ・再会の期日に向けてダイエット(ペ天使) 桃華 ダイエットはなかなかうまくいかぬもの。私も健康診断が近づくと、食べ物をカロリ ーの少ないものにしたり、運動をしたりと努力してみるが、一時的ですぐリバウンド! あ~あ、これが本来の私の姿と最近はあきらめている。 ・この夏は自分の弱さ見せられる(野のはな) 桃華 この夏は異常気象、身体がついていかない。少し動くだけですぐ疲れ、ゴロ-ンと 横になりたくなる。こんなに弱い身体だったのかと、自分でも驚いている。プラス年齢 もあるのかな? とにかく今はおとなしく冷房のある部屋に沈んでいる。 ・一番の薬は眠ることと知る(靖坊) 英人 眠ることは何にも効く処方箋でしょう。この夏の暑さにも、いろいろ世の悩み事にも、 困ったらまず眠ること。これですべてが収まるという事はないかも知れませんが、ま ずは改善されるでしょう。腹が立った時にはまず一晩眠る、この時の効果は大きい。 ・急流に流されかけた日もあった(ペ天使妹) 英人 ここの住人のどなたにも多かれ少なかれ、急流に逃がされかけたことがあったで しょう。しかし、今もここに投稿できるという事は、その急流をうまく乗り越えてきたか らです。その時の判断が適切であったからです。さあもう少し、慎重に乗り越えて行 こう。 ・雨降って予定は延期息をつく(橘) 英人 マア、普通の年はこうでしょうね。ところが今年は異常 「熱中症予定は延期ため息つく」でしょうね。いよいよ甲子園、無事終わるで しょうか。 ・あきらめぬ気持ちの強さ伝わって(さくら) 英人 何事もあきらめた時点で終わりでしょう。特にスポーツはそうでしょう。どこまでも 粘り着く。その姿勢が感動を呼ぶのでしょう。さあ、今度は甲子園。愛知県の愛工大 名電には私の中学校からレギュラー選手が出ている。孫の同級生、どんな騒ぎに なるのでしょう。 ・大切な野菜は枯れて草伸びる(英人) 靖坊 憎まれっ子世にはばかるの諺は植物の世界にもピッタリ当てはまるようですね。 野菜のように立派な方は先に逝ってしまい、私のような雑草がしぶとく残っているのは 実に申し訳ないのですが、雑草は雑草らしく開き直って生きていこうと思っています。 投稿をお待ちしています。 |
「川柳連れ連れ草」への投稿案内 次の要領で川柳及び感想文を募集します。 1)毎月15日までに自由句を7句程度、課題句を2句程度 メール(下記)で送付してください。自由句には題をつけて ください。課題の題は2)の通りです。 2)2018年「課題」 (1月)みんな (2月)生きる (3月)歌う (4月)私 (5月)手 (6月)太陽 (7月)流れる (8月)赤い (9月)笑う (10月)嬉しい (11月)とんぼ (12月)友 3)「川柳連れ連れ草」を読んでいただいた人から感想文 (150字以内)も募集いたします。 4)発表は「川柳連れ連れ草」として本ホームページ上で行 います。感想文もその句のページに随時掲載します。 掲載方法は一任してください。 5)始めて投稿される方は「川柳観」をご一読下さい。 川柳投稿 |