No |
句 |
掲載月 |
1801 |
手紙には本音ちょっぴり洩れている |
200107 |
1802 |
年齢とともに手抜きがうまくなり |
200107 |
1803 |
手をあげて横断してるおばあちゃん |
200107 |
1804 |
ほどほどにキュウリが採れるわが菜園 |
200107 |
1805 |
赤児抱く人間不信など消えて |
200107 |
1806 |
早朝の畑で介護の話など |
200107 |
1807 |
おはようと声かけてゆく小学生 |
200107 |
1808 |
チャンづけで話が続く同級生 |
200107 |
1809 |
10時55分モーニングコーヒー間に合った |
200108 |
1810 |
去ってゆく二人はとてもいい感じ |
200108 |
1811 |
途中まであなたについていったけど |
200108 |
1812 |
途中下車 なんとも重い背の荷物 |
200108 |
1813 |
途中まで話し相手のいた旅路 |
200108 |
1814 |
にわか雨 あの人駅に着いたかな |
200108 |
1815 |
体脂肪気になりながらケーキ買う |
200108 |
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No |
句 |
掲載月 |
1816 |
穴空いた靴下履いていた夫 |
200108 |
1817 |
若い子がくるから今日は焼肉に |
200109 |
1818 |
大事なときに夏風邪ひいて唸っている |
200109 |
1819 |
咳が出る 人を不快にさせるほど |
200109 |
1820 |
いい年になって涙は見せられず |
200109 |
1821 |
ドライアイ わたし繊細なんですが |
200109 |
1822 |
泥ついた野菜を運ぶ実家へと |
200109 |
1823 |
にわか雨 コンビニまではあと少し |
200109 |
1824 |
風鈴が立秋ですよと鳴り続け |
200109 |
1825 |
幼子に癒されてゆくわが心 |
200110 |
1826 |
ばあちゃんに仕事を与え買い物に |
200110 |
1827 |
どれ着てもすんなり似合う人がいる |
200110 |
1828 |
似合うのはわたしよりも娘のほう |
200110 |
1829 |
青空が似合う娘がやってきた |
200110 |
1830 |
苦しさもわたしに与えられたこと |
200110 |
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