“岐阜県瑞浪市のJR瑞浪駅前に「みんなの保健室」を開設して毎第三月曜、子どもから高齢者までの思い思いの相談を受けるようになって間もなく二年。「医療従事者とコミュニケーションが取れない」「介護スタッフに遠慮し本音を言えない」といった各心配事に対し、親身になって耳を傾けています。
新型コロナウイルスの影響で孤立しがちな人が増えてきたことが気になった際、医療と介護を対話でつなぎ、その懸け橋となる「メッセンジャーナース」という認定資格があることを知りました。私も昨年末、この資格を取得しました。私は今、少しでも相談者一人一人に寄り添えるよう、医療機関や介護施設に出向いて直接話をする機会を設けてもらっています。この先、みんなの保健室のスタッフと開催日をそれぞれ増やしていけたらと思っています。”(5月8日付け中日新聞)
岐阜県瑞浪市の看護師・梅村さん(女・65)の投稿文です。いろいろな活動、いろいろな資格があるものだ。「みんなの保健室」という活動は各地にあるのだろうか、少し調べてみた。各地に点々とはあるようだが、全国的ではないようです。またメッセンジャーナースとは、「一般社団法人よりどころ【メッセンジャーナース認定協会】に登録」とあります。私的な資格のようです。社会は活動的な人が増えてはいるが、一方孤立した人はそれ以上の増えようのようです。そうした人に医療関係者として寄り添うのが、梅村さんのような人です。医師になかなか思うように話せない人があります。そういう人には仲立ちが必要です。今後ますますこういう人は必要になるでしょう。ボクにしても社会はとんでもなく早く変わって、着いていけない気がしています。ついて行けなく悩む人がどんどん増えていくでしょう。どんな社会を目指して社会は進んでいるのでしょう。ボクの目には便利になる方に進んでも、人のために良いかというと、全く疑問に思えます。