“歩行中の高齢者が被害に遭う交通事故が目立つ。歩行者優先とはいうものの、動作が緩慢で横断歩道を渡るのにも時間を要するからかもしれない。自転車には反射材が取り付けてあるため夜間でもドライバーから存在を認識してもらいやすい。しかし高齢者は黒っぼい服装で出歩くことがよくあり、反射材を身に着けていない限り、夜や天気の悪い日、早朝や夕暮れ時、自分自身がそこにいることをドライバーになかなか知らせられない。
私は交通安全協会の一員として高齢者らに着用してもらう反射材を配る活動をしている。「歩行者は日没、暗い日には少なくとも一ヵ所は反射物を身に暮けなければならない」といった条例があったらいいのにと思う今日この頃です。”(4月8日付け中日新聞)
三重県鈴鹿市の主婦・北川さん(66)の投稿文です。歩行者も反射物を付ける、これも重要なことである。北川さんも書かれているように、高齢者は黒っぽい服装が多い。これでは夜は見えない。妻は夜仲間と歩いている。必ず反射材のタスキを掛け、懐中電灯を持って出かける。ボクは外へ出るときは、ほとんど斜めかけのバックを持って出かける。そのバックには反射材が取り付けある。一応ボクの家庭では心がけているつもりである。
今の日本社会は歩行者優先と言うことになっている。優先となっていてもそれに甘えてはいけない。人も車もお互い気をつけて行きたいものである。と言うが、歩行者優先なっていないのが現状である。交通事故に遭ったら被害者も加害者も人生が一度に狂ってしまう。このことを常に頭に置いて出かけたいものである。