“私が住む地域の広域連合消防局が主催する「上級救命講習」を受講し、救急隊員から救命処置や応急手当てを教わりました。私は一昨年、同消防局の「普通救命講習」を受けましたが、今回はさらに詳しい内容が学習できました。
目の前で人が倒れたときそばにいる人ができる応急手当てを救命処置と呼ぶそうです。講習では人形を使い、心肺蘇生の手順と自動体外式除細動器(AED)の使い方を学びました。隊員によると一般的に救急車が到着するには早くても数分かかり、その間心臓マッサージやAEDなどの救命処置を正しく行えば救命の可能性は高まるとのことでした。
一般市民が救命処置を全て一人でするのは難しく、救急車を呼ぶ人、AEDを持ってくる人、心臓マッサージをする人とその場に居合わせた皆で協力する必要があります。今回のような講習を受けることは有意義だと私は思いました。”(1月9日付け中日新聞)
愛知県刈谷市の会社員・加藤さん(男・55)の投稿文です。今は各所でAEDを見かけるようになった。設置が進んでいる。そして、それが活用された記事もよく見かける。命が助けられ、また後遺症が軽くなる。器具があって、それを使える人があって可能なことである。救命処置の講習を受けた人も多くなった。両輪が伴ってきたのである。
ボクも一宮友歩会で、消防署で講習を受ける企画を2回ほどした。2回目は平成27年2月のことで、ちょうど4年前になる。皆、熱心に受けた。どんなものか知った。でもその場に立った時、本当にできるだろうか。自信はない。でも誰も行わなければやらざるを得ないだろう。この時の講習が役立つことを期待したい。でも1人の人にそれ程機会がある訳ではない・・・あっても困るが。これにはできるだけ多くの人が知識を持つことである。消防署や病院側には講習をする気持ちは十分にあるだろう。防災訓練など講習する場を提供することが必要ではなかろうか。