“もうすぐ四月。新生活の扉を開く人も多いことでしょう。そんな皆さんに心のどこかにしまっておいてほしいことがあります。何事も人のせい、周りのせいにしないことです。特に新社会人は職場でいりいろと注意され、叱られりこともあるでしょう。他の人と同じようにやったつもりでも、自分だけが注意される場面があるかもしれません。ほとんどの人は「なぜ自分だけ」と疑問に思うでしょう。不公平に感じるかもしれませんが注意された以上、何らかの点て自分に非があると考えてもよいのではないでしょうか。
他にも「上司が理不尽だ」「職場環境が悪い」「希望する仕事に携われない」・・・などと思うことがあるかもしれません。その都度周りのせいにしていたら自分は成長できません。常に自分はどうすべきか、どうすればよかったのかを考えれば、きっと大きな成長につながると思います。頑張れ、新社会人!”(3月18日付け中日新聞)
愛知県犬山市の会社員・鬼頭さん(男・37)の投稿文です。鬼頭さんの主張は、自分をよく見つめろと言う一言でしょう。周りのせいにしていたら成長はない、と言うことでしょう。何事にもいろいろな面があります。周りのせいにできることも必ず見つけられるでしょう。逆に自分に足りない部分も必ずあります。特に若い人は、まず自分を見つめてください、ボクもこの主張に大賛成です。今の若い人は弁が立ちます。理屈もよく知っています。ですからつい自己主張しがちです。自己主張してもいいのですが、同時に十分を振り返ることはもっと必要です。
いい高校、良い大学と長い間しのぎを削るのは、希望の仕事、会社に就くためといったら叱られるでしょうか。もちろんこれがすべてではないのですが、現実には大きなウェイトを占めているでしょう。そして、就職戦線も勝ち抜き、なんとか希望に近い職に就く。しかし、1年、数年で離職する人が多いと聞く。ボクのいた会社でも若い人がよく退職していた。定年まで一職場であったボクには、辞めていく人が気になった。離職率について調べて見ると、学歴、仕事などによって大きな差があり、簡単には説明できない。しかし、大学卒で3年で3割辞めるのは昔からのことで、近年特に多くなったことではないという。何か信じ難い。今はいろいろな就職形態があり、簡単に比較できないのではないかと思う。