2016/11/17(Thu) (第2357話) 食事変えただけで |
寺さん |
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“昨年の人間ドックで、コレステロール値や尿酸値などの項目で「イエローカード」が出た。体重も前年より3キロ増えた。再診で医師から「薬を処方するまでではないが、運動をし、酒はやめるように」と言われた。酒をやめるのは嫌だが、運動ならできると思い、休日や長期休暇中の空き時間を使ってウォーキングをやった。だが週に数回では、全く効果はなかった。 今年4月、元同僚が転動してきて再び一緒に働くことになり、驚いた。がっちりタイプだった彼がスリムになっていたのだ。「どうやって?」と問うと「食生活を変えた」の一言。それしかやっていないという。 すぐに、飲食量をコントロールすることにした。昼はご飯を少なめにし、コンビニで買うおにぎりは三つだったのを二つに。ラーメンは大盛りをやめた。夕飯の際の発泡酒はできるだけ2缶にとどめ、それ以上はノンアルコールビールに。もったいないと思ってすべて食べるようにしていたが、それもやめた。 今年8月の人間ドック。驚いたことに全ての数値は標準値になり、体重も2.5キロ減となった。これほど体のことで変化があったのは初めてだ。同僚の実践伝授に感謝したい。”(10月30日付け朝日新聞)
静岡県牧之原市の高校教員・池ケ谷さん(男・59)の投稿文です。太る原因は食べ過ぎにある、至極当然のことである。ダイエットも何もない、食べなければ増えないのである。ところがこれが豊かな日本人にはできないのである。余分なお金を使って余分な体重を増やしている。その結果、体も悪くしている。何とも愚かなことである。これほど考える間もない愚かなことを多くの日本人が犯しているのである。それ程に食欲に勝てないのである。食べて増やさないように苦しんでいるのである。こういうボクは、長年体重の増えに悩んだことはなかったが、今年ついにその体験をした。尿漏れからつい行動が控え目になる。食欲は変わらない。当然体重は増える。半年で4kg程増え人生最大の体重を記録した。これではいけないと、減量を決意したのが9月下旬である。食事量を減らし、食べ方を変えた。行動も活発にした。そして1ヶ月半、ほぼ元に戻った。増えたばかりであるので、減るのも早かったのだろう。この文を書くに当たっていろいろ調べて見た。ボクはオムロンの体重体組成計を使っている。いろいろなデータが出て面白い。参考ではあろうが励みになる。池ヶ谷さんが言われるように適当な体重の効果は大きい。心がけたいものだ。
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