2014/08/09(Sat) (第1983話) 食べ残し減らす |
寺さん |
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“長野県が「宴会食べきりキャンペーン」を実施していることを広報誌で知りました。食べ残しを減らす県民運動の一つで、宴会の席でお酌をする前にしっかり食べて、食べ残しを減らそうという呼びかけです。 私が働く結婚式場でも、団体のお客さんが暑気払いなどで来館する時季で、一考する機会になりました。折しも、先日利用していただいた団体の幹事さんが、最初の三十分は座席を立たないで料理を召し上がるよう呼びかけられ、飲み物も空になってから次の栓を抜くようにと指示されて宴会が始まりました。参加者もそれを素直に受け入れて、私も共感を持ちました。 家庭や飲食店などから出る食品廃棄物は、全国で年間約千七百万トンに上るそうです。飲食関係に携わる私たちも、利用者の方々から料理の好みなどを聞く機会を設けて、少しでも食品のロスを防げるよう工夫して料理を提供していきたいと思います。”(7月24日付け中日新聞)
長野県飯田市の会社員・鎌倉さん(男・60)の投稿文です。続いて食糧の問題である。「宴会食べきりキャンペーン」なるものを初めて知った。宴会の食べ残しは凄い。酒が出る席では料理の要らない人も多いのではなかろうか。それなのに普通より料理の量が多い。ボクは食べないと飲めないのでほとんど食べてしまうし、残すのは料理を作ってもらった人に申し訳ない、失礼と言う気がして食べてしまう。さてこのキャンペーンであるが、面白いが、何かおかしい気もする。食べ物を粗末にしないと言うことの方策であろうが、何も無理して食べる必要はないのではないか。まして無理して食べて肥満になったりダイエットをするようでは本末転倒である。必要な量、適当な量を注文する方が本筋である。バイキングというのは自分に合った量を食べられるので問題解決の気がするが、ところがこれがまた問題である。食べなきゃ損と食べ過ぎてしまうのである。人間とは全く卑しくできている。店で注文するときのように、注文しただけ代金を払うようにすればかなりの解決になると思うが、少しでも売りたい側にすればまた問題があろう。鎌倉さんが言われるように「飲食関係に携わる私たちも、利用者の方々から料理の好みなどを聞く機会を設けて、少しでも食品のロスを防げるよう工夫して料理を提供していきたい」をして欲しいものです。
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