2014/07/06(Sun) (第1967話) 歩車分離信号 |
寺さん |
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“最近、よく利用する交差点の歩行者用信号機が青になると、車の信号機が全て赤になって車が停止する仕組みに切り替わった。ある時、歩行者用が青になったので渡ろうとすると、車が直前を横切った。すぐに気がつき、避けたからよかったものの、一歩間違えればはねられるところだった。私も当初は間違えたが、車の運転者も信号が切り替わったことを知らずに、交差する道路の側の信号が赤になったので、習慣で車を発進させたのだろう。 交差点には切り替わった旨の看板が立てられているが、運転する人には見づらい。もちろん、目の前の信号をきちんと見て運転することを徹底させることも大切だが、同時に交差点の信号が歩車分離式であることが分かるようにすることも必要だと考える。 交差点内を黄色などの目立つ舗装にすることなどが考えられる。最近、このような信号機が増えており、うれしいことだが、一刻も早く手だてが講じられることを願う。”(6月26日付け中日新聞)
愛知県豊川市の松下さん(男・66)の投稿文です。ボクもこの危険性については以前から感じていたので取り上げた。最近信号機のシステムがいろいろになっている。その交差点の状況に合わせての工夫と思うが、分かりにくい。この歩車分離信号は昔のスクランブル式である。ところが斜め横断の表示がしてないので、分かりにくい。また歩行者用の信号ボタンを押さないと青にならないところがある。自然に切り替わると思って待っているといつまで待っても変わらない。道路を歩くときは気を使って歩けと言うことだろうが、様々になって分かりにくくなっているのが現実だと思う。過渡期とは思うが、分かりやすくもう一工夫して欲しい。 「交差する道路の側の信号が赤になったので、習慣で車を発進させた」とあるが、ボクも実際に出合ったことがある。でもこれは明らかに運転手が悪い。自分の見るべき信号機を見ていないのである。信号無視である。でもこうした運転手は多い。信号機だけに頼らず、回りの状況をよく見て判断することが一番重要である。人は何をそんなに急ぐのか、何秒を争うほど密度の濃い生活をしているのか、考えると不可解なことばかりである。先日、ボクは横断歩道で横断者があったので車を止めた。ところが対向車は誰も止まらない。結局対向車の20台以上もの車が切れるまで横断者は待っていた。アメリカへ行ったとき、横断歩道付近でウロウロしているだけで車が止まってしまう。これはいけないと反省したが、違いが大きすぎる。
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