2013/05/01(Wed) (第1762話) 鵜飼60年ぶり |
寺さん |
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“清須市の新川で20日、戦後に数回行われたとされる鵜飼が復活した。水質改善に取り組む市民グループが川の浄化を願って開いた。岸から大勢の住民らが、約六十年ぶりに戻ってきた一夜限りの光景を見守った。 グループは定年後の男性が2009年に結成した「新川をよみがえらせる会」。きれいな川を取り戻そうと清掃活動を続けてきた。今回は犬山市の「木曽川うかい」の鵜匠の協力を得て実演。「新川うかい祭」の名前で長年の目標をかなえた。 かがり火をたいた二隻の船が姿を見せると、来場者から「鵜がおる」と歓声が上がった。鵜飼いは計三回披露され、家族と一緒に楽しんだ新川小学校四年の井戸龍星君(九つ)は「船がかっこいい。また見るために、川をきれいにしたい」。加納祐一郎代表(六五)は「みんなで達成した鵜飼い。地道な活動が夢の実現につながった」と感慨深そうだった。”(4月21日付け中日新聞)
記事からです。新川で鵜飼いがあったとは知らなかった。60年も前では知らなくて当然ではあるが。それを定年後の男性が集まって再現とはまた粋な催しをしたものである。 この記事はボクに意欲を湧かせるのである。昨年老人会の会長をやり、今町会長をしていることからとんでもないことを思いついてしまったのである。ボクの村には青木川という1級河川が流れている。1級河川と言っても支流であるので川幅20m程である。県、市への要望でその川に遊歩道を設けて欲しいということが上がっていた。散歩する人は多い。この川の堤防も草が茂っていない時期には歩く人も多い。しかし大半の時期は歩けない。遊歩道を設ければ通年の良い散歩コースになる。本気で要望する価値は十分にある。しかし、要望するだけではだめである。まず自分達でできることをする。そして地元の熱意を示しながら要望していく。4月25日の第1759話でも書いたが、ボクの村の老人会も衰退の状況である。この活動を老人会の活動に組み入れれば老人会の発展にもなる。そして、ボクはこの案をもう人に話してしまったのである。この後どのような展開になるのか、自分ながら楽しみである。「新川をよみがえらせる会」ようになることを密かに願っている。
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