2012/10/02(Tue) (第1665話) 急ぐ人は階段 |
寺さん |
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“エスカレーターの片側は空けるべきではない。歩くのは危険だと思うからだ。エスカレーターが急停止すれば、歩いている人は倒れてけがをする可能性もある。エスカレーターは駆け上がる人のための補助器具ではない。もともと足腰の弱い大人や子どもたちのためにあるのを、大人の健常者も使わせてもらっているというくらいに私は考えている。 名古屋市営地下鉄の駅のエスカレーターではよく、止まって乗りたい人の列が渋滞している。私はあれが嫌でいつも階段を利用しているが、エスカレーターを歩いて上がる人と大差なく上階に到着できる。急ぐなら階段を使えばいいのだ。 また、上りエスカレーターしか設置していない駅が多いが、足腰の弱い人は下り階段こそつらいという。そこで提案したい。エスカレーターは1人用で上り・下りを設置し、歩行は厳禁にする。急ぐ人は階段を使う。公共交通機関はぜひ検討してもらいたい。”(9月19日付け朝日新聞)
名古屋市の会社員・神谷さん(女・43)の投稿文です。意見、要望はあまり取り上げないことにしているが、あまりにボクの意見と一致しているので紹介した。先日、お互いが気配りしていれば危険なこともなく、問題ないという意見が載っていたが、ボクは違うと思う。あの幅では片側に寄っていても接触にヒヤヒヤするものである。立っている人にとって歩く人は多かれ少なかれ迷惑である。それよりもエスカレーターは片側に偏った荷重をかける設計になっていないと言うことを聞いた。名古屋の地下鉄には「エスカレーター上を歩かないで下さい」と書いてある。名古屋では右側が空いているが、その右側に立っていると今の状況では何となく気が引ける。もっと徹底するために理由も書いてもっと多く掲示し、放送ももっとして徹底すべきだ。右側に立つ人が数人でもあればもう歩けない、少しその気になればこんな変な習慣はすぐになくなると思う。 ボクもかねがね思っていたことは、1人しか立てない幅の狭いエスカレーターにして登り、下り共に造ることである。神谷さんが言われるように階段は下りの方が危険である。高齢者や弱者には登りも下りも必要であるのだ。健常者は歩けばいいのだ。昔はエスカレーター上を歩く人などいなかった。いつからこうなったのであろう。そんな急いでどこへ行く?。
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